ドクターマーチン 8ホールブーツ サイズ感や価格、本物・ニセモノ、手入れ法、ソール交換について
ドクターマーチンといったら、ブリティッシュ系ロックファッションを中心に人気のシューズ。特に代表的な8ホールブーツは、世界中の人たちから愛され続けてきた定番アイテム。そんなドクターマーチンの8ホールブーツについて、購入時のサイズ感や手入れ法やソール交換、価格の差や、本物かニセモノかなどについてお伝えします。
もくじ
ドクターマーチン 8ホールの価格について
ドクターマーチンを代表とする8ホールブーツ。気になる価格ですが、正規輸入代理店での定価は税込26400円です。
結構なお値段しますよね。
私が若い頃も、よくドクターマーチンは愛用していましたが、短い3ホールの先っちょに鉄が入っているモデルが、14800円でした。
もちろん、その頃は消費税はありませんでしたけど(笑)。
今だと3ホールは税込23100円です。税別だと21000円になるわけですが、当時と比べ6000円くらい値上がりしていますね。
8ホールブーツも昔は19800円くらいだったような気がします。でも、まだ正規輸入代理店がなかったような…。
それでも高校生の頃は高くて買えず、ドクターマーチンは憧れの靴でした。
高校を卒業して初めてドクターマーチンを手に入れたときはめちゃくちゃ嬉しくて、その後はマーチン一辺倒の時代が10年以上続きました。もう何足履きつぶしたかなんて、覚えていません(笑)。
そのマーチン、本物?ニセモノ?
ネットでドクターマーチンの8ホールブーツを探していると、15000円くらいで安く売っているのを見かけます。
これってニセモノなの?って気になっている人も多いかと思います。
しかし、これはニセモノではありません。れっきとした本物です。
日本の正規輸入代理店の流通を通っていないだけです。いわゆる並行輸入モノってやつですね。
個人輸入などで現地から直接買い付け、それを販売しているので、中間マージンがかからないぶん安く販売されています。
正規輸入品と比べると、若干品質に荒れがあったりしますが、もともとワークブーツですからねぇ。
ドクターマーチンのブーツはパンクファッションとの関係が深く、ピカピカよりも少しくらいキズが付いている方が箔がついてかっこいいです。
それに、1万円も安く買えるなら、私はそっちの方がお得でいいと思ってしまいます。
これについては考え方はそれぞれだと思いますので、ご自身で納得のいく場所と値段で購入されればよいかと思います。
ただし、中にはニセモノもあるかもしれませんので、格安の8ホールブーツを見つけたら、「並行輸入なのでうちは安い」ときちんと説明のあるショップで購入するようにしましょう。
ドクターマーチンのサイズ感
ドクターマーチンはイギリスの靴なので、UKサイズで表記されています。だいたいUS8はUK7に該当します。
また、ドクターマーチンは作りが少し大きいので、表記のサイズよりも1サイズ(0.5~1センチ)小さめを選ぶと良いでしょう。
履き始めはキツく感じるドクターマーチンですが、履いているうちに革が伸びてきます。
はじめから少し大きめを買うと、とんでもなく伸びてしまって、長靴みたいにガポガポしてしまうので気を付けてください。
だいたい週一で履いて、半年もすれば革は伸びて安定してきます。
できれば実際に履いて、ちょいきつめのジャストサイズを選ぶとベストかと思います。
手入れ方法とマーチンソールの交換について
ドクターマーチンの8ホールブーツはレザー製ですので、革製品ならではのメンテナンスは必要です。
といっても手入れ方法はそれほど大変ではなく、履いたらウエスで軽く拭き、レザー用のくつクリームを塗って革が乾燥しないようにしておけばOKです。
クリームを塗った後に乾いた布でこすると、ピカピカと艶も出てきます。
雨の日や長時間履いて内側が濡れてしまった時は、日陰干しなどをして、なるべく早く乾かすようにしましょう。
古くなっても、手入れが行き届いたモノは、独特の美しさを醸し出します。それをエイジングと呼びますが、本物はエイジングしていく様がまた所有の喜びでもあります。
ぜひこの感覚も味わってほしいところです。
ちなみに、マーチンソールは基本的には交換できません。なので、ソールが減って穴が開いてしまうと、マーチンの寿命が来たとも言えるでしょう。
まとめ
娘がドクターマーチンの8ホールブーツが欲しいと言ってきました。
私も散々マーチンは履き倒してきた口なので、せっかくなら類似品ではなく、本物のマーチンを買おうという話になりました。
ただ、パンクスなわけではなく、おしゃれで履くマーチンです。マーチンの天命を全うするまで履き続けられるのだろうか…。そんなことが頭を過ります。
どうせ買うなら本物を。そして長く愛用してほしいのですが、ファストファッションで身を包んだ最近の若い人に、その考えがあるかどうか…。