日傘の効果について 色によって効果が違う?正しい日傘の選び方 UV効果は有限って本当?

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日傘は色によって効果が違うのか?正しい日傘の選び方やUV効果の持続期間など、これから日傘を購入しようと思う方には、特に役立つ内容だと思いますよ。

日傘って効果があるの?

日傘って効果あるの?なんて、まだ思ってます?日傘男子が出現する昨今ですよ。効果はバッチリあります!

ではどんな効果が日傘にはあるかというと、まず最大の効果としては紫外線をカットしてくれることでしょう。

年間の紫外線量は以前と比べ、年々増加傾向にあります。紫外線はシミや小じわの原因だけでなく、60歳を超えた頃から皮膚がんを発生する原因にもなるそうです。

そういった紫外線対策のひとつとして、日傘はとても有効です。

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日傘の色によって効果は変わる?

日傘には様々な色のものが販売されていますが、どれを選んでも日傘の効果は変わらないのでしょうか。

これに関しては、紫外線対策に関して言うと、傘自体の生地にUV効果が施されているかどうかが重要で、色により紫外線に対する効果が変わるということはないようです。

ただ、暗い色は熱を吸収し、明るい色は反射します。

そのため、表面が暗い色の日傘は、明るいものに比べると、熱を帯びやすく断熱効果は低いとされます。

また、内側が明るいと、路面からの照り返しを受け、これまた日傘の下は熱を持ちやすくなります。

つまり、外側が暗く内側が明るい日傘は、最も熱がこもりやすい日傘ということになります。

なので、紫外線以外に暑い日差しを避ける目的で日傘をさすのであれば、外側が明るく内側が暗い色の日傘を選ぶとベストです。

正しい日傘の選び方

日傘の選ぶポイントは、用途に応じて選ぶ必要があるでしょう。

まず、選ぶ際に気にすべきポイントは、以下の3つの項目です。

  • 遮蔽率(UVカット率)
  • UPF値
  • 遮光率

遮蔽率は、紫外線をカットする割合を表したもので、最低でも90%以上(A級)のものを選ぶようにしましょう。

遮蔽率99%というものもたくさんあります。数値が高ければ高いほど、紫外線はカットできると覚えておいてください。

UPFとは、「UltraViolet Protection Factor」の頭文字を取ったもので、「紫外線保護指数」を表します。

数値はUPF15~50+の間で9つに分かれて表示されます。UPF50+が最大値で、意味としては1/50%(2%)の紫外線が通過することを意味します。つまり、98%の紫外線をカットするということです。

遮光率は、可視光線を遮る数値を表します。JIS規格において、遮光率99.99%が1級、99.9%が2級、99%が3級と、なかなかシビアなレベルで分類されています。

遮光率が高い日傘ほど光を遮るわけですから、涼しさも得やすいと言えるでしょう。

また、日傘を選ぶ際に折りたたみと長傘とのどちらを選べばよいのか、悩まれる方もいることでしょう。

日傘は普段から持ち歩き、いざという時に使用できるように携帯しておいたほうが良いと思いますので、コンパクトな折り畳み傘の方が重宝すると思います。

普段から常に日傘をさすというのであれば、もちろん長傘タイプでも問題はありません。

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日傘のUV効果には寿命あり

紫外線対策用の日傘には、生地にUVカット加工が施されています。

このUV機能には効果に寿命があり、効果があるのは一般的に2-3年と言われています。

つまり、UV機能は日傘の開閉時の摩擦で効果が落ちていく他、経年による効果の軽減もあります。

なので、よく使う人は2年で、たまにしか使わない人でも3年で、UV日傘は買い替えることをおすすめします。

まとめ

晴雨兼用の傘というのもありますよね。

あれってどうなのかなと思って調べてみましたが、基本は日傘の機能をしっかりと満たしており、雨が降ってきた時には雨傘としても使えるというものが大半のようです。

なので、晴雨兼用傘を選ぶ際も、遮蔽率、UPF値、遮光率をしっかりチェックすれば、日傘としての効果について何も問題ありません。

2、3年で日傘は買い替えるのであれば、雨傘と併せて何本も傘を買うよりも、晴雨兼用の折り畳み傘を定期的に買い替えるのも賢い選択かもしれませんね。

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