高齢者の免許更新 問題集で認知機能検査の勉強をする場合の注意点とおすすめの勉強方法について

75歳以上の免許更新では認知機能検査を受検しなければなりません。検査の結果によっては免許を更新できなくなってしまうので、事前に対策しておきたいと考えている方も多いでしょう。そこで、問題集で認知機能検査の勉強をするときの注意点や、おすすめの勉強方法などをご紹介します。

高齢者 免許更新の流れ

70歳以上の場合
70歳以上の場合、免許証更新時に「高齢者講習」を受講する必要があります。

75歳以上の場合
75歳以上の場合、免許証更新時に「高齢者講習」の前に「認知機能検査」を受講する必要があります。

75歳以上で一定の違反歴がある場合
75歳以上で「一定の違反歴」がある場合、「認知機能検査」「高齢者講習」の前に「運転技能検査」も受検しなければなりません。

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高齢者講習とは

高齢者講習の内容は、座学・運転適性検査と実車による指導で構成されていて、所要時間は2時間です。高齢者講習は試験ではないので合否判定はありません。

高齢者講習を受講する際の持ち物は、以下になります。

  • 講習のお知らせはがき
  • 運転免許証
  • 講習手数料(普通自動車:6,450円)
  • 筆記用具(黒色ボールペン)
  • 眼鏡(運転に必要な方は必ず持参)

認知機能検査とは

認知機能検査は、記憶力や判断力を測定する検査で、内容は「手がかり再生」「時間の見当識」という2つの検査項目があり、所要時間は約30分です。

手がかり再生は、記憶力を検査するもので、16種類の絵を記憶し、他の課題を行った後で何が描かれていたかを回答します。

時間の見当識は、時間の感覚を検査するもので、検査時の年月日・曜日・時間を回答します。

検査の結果は、点数に応じて「認知症のおそれあり」「認知症のおそれなし」のどちらかに判定され、書面で通知されます。

認知機能検査を受検する際の持ち物は、以下になります。

  • 検査と講習のお知らせはがき
  • 検査手数料:1,050円
  • 黒色ボールペン
  • 運転免許証
  • 眼鏡、補聴器等(必要な方のみ)
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認知機能検査で不合格だったら?

認知機能検査には合格・不合格はありませんが、100~0点で判定され、36点未満だと「認知症のおそれあり」と判定されます。

「認知症のおそれあり」と判定された場合、「臨時適性検査」(専門医の診断)を受検するか、診断書の提出が必要になります。

臨時適性検査とは、依頼を受けた医師が認知症であるかどうかについての診断を行うもので、医師により「認知症でない」と診断された場合、高齢者講習を受講すれば免許の更新ができます。

「認知症である」と診断された場合、行政処分により運転免許の取り消しが行われ、免許を更新することはできません。

また、認知機能検査は受ける度に手数料が必要になりますが、何度でも受けることができます。

高齢者 免許更新の問題集

認知機能検査の内容を事前に勉強できる問題集もありますが、問題集を利用する場合は必ず最新のものを選ぶようにしましょう。

認知機能検査の内容は、法改正によってその都度変更されます。

2020年の道路交通法改正に伴い、2022年5月13日より認知機能検査の内容が変わり、これまで検査項目だった「時計描写」がなくなりました。

そのため、問題集を購入する前に、警察庁の公式HPで検査内容を確認するのがおすすめです。

警察庁の公式HPでは、検査で利用する検査用紙・イラスト(4パターン)・採点方法、さらに検査員向けの進行要領までダウンロードすることができます。

警察庁HPはこちら

一定の違反歴と運転技能検査

「一定の違反歴」にあたる違反行為は、以下の11種類です。

  • 信号無視
  • 通行区分違反
  • 通行帯違反等
  • 速度超過
  • 横断等禁止違反
  • 踏切不停止等
  • 遮断踏切立ち入り
  • 交差点右左折方法違反等
  • 交差点安全進行義務違反等
  • 横断歩行者等妨害等
  • 携帯電話使用等

運転技能検査では、教習所などで指定されたコースを実際に走行して運転技能をチェックし、運転技能検査に合格しなければ免許更新はできません。

検査では、以下の課題に取り組みます。

  • 指示速度内での走行
  • 一時停止
  • 右左折
  • 信号通過
  • 段差乗り上げ
  • 補助ブレーキ

不合格の場合でも、期間内であれば繰り返し受験することが可能です。

まとめ

75歳以上の方が免許更新をする場合、早めに準備することが大切です。

認知機能検査の問題集を購入する前に、警察庁のホームページから資料をダウンロードして、進行要領に沿って、検査用紙とイラストを使って勉強するのがおすすめです。

勉強したら、早めに認知機能検査の予約をして、運転免許の失効期限までに高齢者講習まで受けられるように準備しておきましょう。

時間に余裕があれば、認知機能検査も運転技能検査も、再挑戦することが可能です。

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