エレベーターボタンの取り消しと女性やコロナ禍におけるマナー
エレベーターのボタンを押した後に取り消したいときどうすればいい?また女性とエレベーターに乗り合わせる時やコロナ禍でのマナーについてお伝えします。
もくじ
エレベーターのボタンを取り消したいとき
エレベーターに乗りボタンを押したはいいけれど、行先階を間違って取り消したい時ってありますよね。
そんなとき、ひょっとしたら押したボタンを取り消すことができるかもしれません。
これはエレベーターのメーカーや機種にもよる機能なのですが、多くのエレベーターは2回連続して押すことで押したボタンをキャンセルすることができます。
間違ったら、慌てずにポチポチと2回押せばいいわけです。
しかし、この機能はすべてのエレベーターについているわけではありません。
比較的最近のエレベーターにはついている機能ではありますので、もし押し間違えたら試してみてください。
また、誰かが押し間違えてしまったら、さっと2回押して解除してあげるとスマートでかっこいいですよ。
エレベーターにおけるマナー
では少し話は変わりますが、エレベータに関連したマナーについて少しお伝えします。
エレベーターは密閉された狭い空間に複数の人と一緒に乗る機会があります。
相手との関係性により、失礼のないようにだとか、不快感を与えないようにだとか、多少なりともマナーを知っておくと良いでしょう。
主に乗り降りに関するマナーが大半です。気まずい雰囲気にならぬよう、この際に少し覚えておいてください。
上司やお客様と一緒にエレベーターに乗るときのマナー
ビジネスのシーンにおいて、上司やお客様と一緒にエレベーターに同情する機会も少なくないかと思います。
そんな時に覚えておきたいエレベーターマナーです。
この時に覚えておいてほしいのが、「乗り降りする人を、目的の階まで送り届ける」ということを考えると、おのずと自分が取るべき行動が見えてくるかと思います。
それを年とに置くと、必ず「先に乗り、最後に降りる」という行動になるかと思います。
まず、自分が初めに乗り、エレベーターのドアを開いて待ちます。もちろん立ち位置はエレベーターを操作できる場所、つまり操作盤の前ですね。
そして、上司やお客さんが乗ったことを確認し、行先階を押して扉を閉めます。
行先階に到着しましたら、先に上司やお客さんが降りたことを確認し、最後に自分が降ります。
これで完璧です。
女性と一緒にエレベーターに乗るときのマナー
女性と一緒にエレベーターに乗る場合ですが、シチュエーションによりいろいろとマナーもあるかと思います。
この場合も基本は、相手のことを考えて行動することです。考えすぎて意味不明な行動になるのは本末転倒ですので(笑)、当たり前に考えれば大丈夫です。
先ほど紹介した上司やお客様とも同じように、安全にエレベータの乗り降りをサポートすることを考えたなら、どういった順番で行動すればよいかわかると思います。
デートの時など、女性と一緒にエレベーターに乗るときも、自分が先に乗ってドアを開けて相手が乗るのを待ち、安全を確認して扉を閉めます。行先階に到着したら、再びドアを開けて相手が安全に降りたことを核にした後、自分も降りましょう。
レディファーストだからと言って、先に女性をエレベーターに乗せると、女性にドアを開けさせて待たせることになってしまいます。この場合に関しては、レディファーストのことは忘れてください。
また、女性が一人でエレベーターに乗っているときに、後から自分が乗り込むという場合もあるでしょう。
この場合も、変に遠慮して、エレベーターをパスする必要はありません。
相手に怖がらせないよう、目礼して乗り込み、操作盤の前が空いていればそこに立ち、女性が自分より先に降りる場合はきちんとドアを開けて降りるのをサポートしてあげることです。
また、女性が操作盤の前に立っていたら、少し離れてすぐにドアの方を向いて立てばよいと思います。
紳士的な態度をとることで、相手に変に不安を募らせないよう、あくまでも落ち着いて行動すればよいと思います。
コロナ禍でのエレベーターマナー
今はコロナで普段よりも様々な面で気を配る機会が増えています。
エレベーターもそのひとつで、狭い空間に人が一定の時間密封されてしまうのがエレベーターです。
やはりここは密になるのを避け、乗員数まで達していなくとも、半分程度の乗員率で使用するよう心掛けたいところです。
特に後から乗る場合は、密にならないかどうかをよく理解し、「どうぞ、行ってください」と先に行きやすいように声をかけてあげるとベストです。
また、エレベーターの中では極力会話は避けましょう。自分がコロナに感染していないとしても、相手には分かりません。不安になるような行動は慎むべきです。
ボタンなど、みんなが触るもの箇所が多いのもエレベーターです。
使用前使用後など、極力アルコールなどで手指を除菌し、感染しない・感染させない対策に留意してください。
まとめ
以上、エレベーターのボタンのボタンの取り消し方から、エレベーターマナーについてお伝えしました。
少しの知識が、気持ちよく快適に暮らすコツでもあります。
ぜひこれをきっかけにスマートに行動できるかっこいい大人の所作を身に付けてください。