Execl(エクセル)でCSVファイルを開くと文字化け!取り込み方を知れば一発で解消
データのエクスポートでは、CSVファイルをダウンロードするケースが多くあります。
CSVファイルとは「Comma-Separated Value」を省略したもので、文字通りカンマ(,)で区切られた「テキストファイル」です。
参照:Comma-Separated Values – Wikipedia
ところが、このCSVファィルをダブルクリックしようものなら、とんでもない文字化けのオパレードで仰天した人も多いのではないでしょうか。
今回は、このCSVファィルの文字化けの解消についてシェアしたいと思います。
もくじ
CSVファィルの必要性
そもそもCSVファイルって何のために存在してるのかってことですよね。
仮に文字化けしていなくても、データがカンマ区切りで羅列しているだけですから、もはや不要なのではないかと思ってしまうでしょう。
しかし、カンマで区切られたデータファイルだからこそ、
- 互換性に優れる
- データ容量の軽量化
- エクセルを持たない人でも共有可能
というメリットがあります。
具体例としては、Google広告のキーワードプランナーで得たデータは、CSVファイル形式でのダウンロードです。
あとはWordPressのコンテンツでしょうか、わかりやすいものとしては。
デメリットは、資料としては味気ないことですかね(汗)
誰しもエクセルを持っているとは限らないので、そのような時はCSVファイルでの提供が都合が良いというわけです。
CSVファイルの文字化けの実際
うっかりCSVファイルを開いてしまうと、このような状態になります。
見覚えありませんか?
一瞬、どうなってるのかわからずに固まりますよね。
Excelをインストール済みならば、簡単に解消することができます。
CSVファイルの文字化けを解消する手順
Excel2010をベースにして説明しています。
時代遅れで申し訳ございません(汗)
メニューの文言は、最新版でも同じだと思いますので、参考になさってください。
- [データ] > [テキストファイル]を選択
- CSVファイルを選択して[インポート]をクリック
- テキストファイルウィザードが立ち上がり[次へ]をクリック
- 区切り文字を指定して[次へ]をクリック
プレビューを見ながら区切り文字を選択してください。
- [次へ]をクリック
列のデータ形式はそのままでも良いケースが多いです。
- データを読み込む場所を指定して[OK]をクリック
- 文字化け解消
以上がCSVファイル文字化け解消の手順となります。
CSVファイル文字化け解消のポイント
CSVファイル文字化けの原因は文字コードの相違が原因です。
ダウンロードで保存したCSVファイルは「UTF-8」の文字コードで作成されていますが、Excelでは「Shift_jis」で読み込まなければ、正常に表示されないのです。
つまり「UTF-8」から「Shift_jis」への変換がポイントになります。
前述の作業は、文字コードの変化とデータの整理をしたに過ぎません。
その他の文字コード変換の方法としては「メモ帳」で実行可能です。
メモ帳でCSVファィルの文字化けを解消する方法
- CSVファイルを右クリック
- [プログラムから開く] > [メモ帳]を選択
- 文字化けがない事を確認して[ファイル] > [名前をつけて保存]を選択
- ダイアログボックスで「文字コード」を[ANSI]に変更
- 保存
- CSVファイルを開く
これで、文字化けが解消されていることもあります。
まとめ
CSVファイルのアイコンがExcelに似ていることから、うっかりダブルクリックしてしまうケースもあると思います。
文字化けを見てデータを破壊してしまったのかと、血の気が引いた人もいるのではないでしょうか。
しかし、今回紹介した方法を知れば、もう慌てることはありません。