体育会系の行動原理が合わない人は就職や転職は不利?陰では体育会系は使えないとも
体育会系で養った行動原理や経験を強みとして、就職や転職に活かそうという風潮は、昔から存在していました。
令和になっても、その傾向は残っていますが、体育会系への苦手意識や行動原理、あるいは価値観が合わない人もいます。
個人的には、運命的に出会っただけなのに、強制的に先輩後輩の関係を成立させられるのがイヤで仕方が無かったため、社会人になって一切の繋がりを断ちました。
関係性にメリットがあったとしても「縛り」から逃れられないリスクの方が大きいと判断したためです。
ものすごく快適です!
そこで今回は、体育会系は就職や転職に有利なのか、また、体育会系は使えないという情報もある中で、様々な情報に触れてみました。
もくじ
体育会系の良いところ悪いところ
個人的には体育会系を避けてはいますが、毛嫌いはしていません。
体育会系の良いところとして、
- ストイックな人が多い
- 上下関係を軽んじることが無い
- 粘り強い
- 常に元気
- チャレンジ精神が旺盛
という印象を持っています。
もちろん抑えて欲しいところもあり、具体的には、
- 声が大きい
- 行動力があり過ぎて制御が難しい
- 猪突猛進タイプは抑えられない
- 理論や論理を軽んじる傾向がある
- 何でも根性や気合で片付ける
このような傾向が特に若手に見え隠れしています。
体育会系が就職や転職で有利という理由
なぜ体育会系は、企業から好かれるのでしょうか。
体育会系出身であっても、オリンピアンや全国大会優勝経験ありなど、とびぬけた実績を持つ人から、単に運動部に所属していたという人まで幅があります。
共通しているのは、
- 礼儀を弁えている
- 上下関係での動き方を理解している
- 真面目である
- チームワークを知っている
といったところが、職場でも良い方向に働くと考えているからでしょう。
その他にも、競争においてなすべき事を理解している、企業側のニーズにハマりやすい、ある程度のストレスに耐えられるといった面が、就職や転職に強いと言われる理由です。
体育会系が合わない人もいるのが現実
就職や進学において、部活動への参加や体育会系に所属していると有利だと、子どもの頃から親に植え付けられているのが一般的です。
ゆえに文化部の評価が低く見られがちなのが、日本の悪い面として残っていることも忘れてはならない事実です。
しかし、アニメやマンガは世界的な評価を得ている作品は多いですし、日本食であるスシもグローバルになりました。
つまり体育会系の影響を受けない分野も存在するわけです。
また体育会系のノリや行動が合わない人もいます。
そこに理屈は無いですし、理由を求める必要もありません。
内向的な性格の人もいるわけですから、巻き込むのは違います。
気質の違いで就職や転職が不利になるのは、少し疑問が残るところではあります。
適正を見出すことが、面接などでは重要ではないでしょうか。
体育会系は使えないという意見もある
概ね受け入れられやすい体育会系ですが、中には「使えない」という烙印を押されるケースもあるようです。
どのようなケースで、そうなってしまうのかと言えば、
- 取り組んだ以外の事に無知すぎる
- ルールの中でしか動けない
- 栄光や挫折を引きずっている
という点です。
ただし、このようなことは、あるきっかけで解消されるケースもあるので、絶対とは言えない部分はあります。
人として成長の余地があるかどうかが問われるのだと思います。
まとめ
体育会系の行動原理が合わない人は就職や転職は不利という面は、やはり残っている可能性は高いです。
一方で、体育会系は使えないという意見もあります。
体育会系が苦手という場合は、志望する会社の風土や体質のチェックを忘れないようにしましょう。