浮き輪肉が取れない!なぜ腰回りに肉がつくのか?浮き輪肉に効く運動・ストレッチ・食事について
若い頃はまるでなかったウエスト周りに、気付くと付いている浮き輪肉。体重はさほど変わっていないのに、歳を重ねると浮き輪肉が付くのは何なんでしょう。しかもなぜか腰回りの浮き輪肉って、なかなか取れないんですよね。そんな浮き輪肉に効く運動やストレッチ、食事についてご紹介します。
もくじ
浮き輪肉とは
浮き輪肉とは、腰回りや腹部についた皮下脂肪のことです。ちょうどお腹周りに浮き輪のようにぐるりと贅肉が付くことからこう呼ばれています。
浮き輪肉は過剰な食事が原因と言うよりも、中高年になり慢性的な運動不足により生じることが多いように思います。これは中高年になると代謝が低下していくこととも関係があるように思われます。
なぜ腰回りに肉がつくのか?
腰回りに肉がつきやすいのは、女性よりも男性の方が多いとされています。これはホルモンとの関係で、男性は腹部、女性はお尻・太もも周りに脂肪がつきやすいからです。
しかし、実際は男女ともに浮き輪肉が付く人は多いです。そして他は痩せているのに、お腹周りのみ浮き輪状に肉がつく中高年は多いです。
なぜこのように腰回りに肉がつくのかというと、他の体の部位と比べ、お腹周りは動かす機会が少ないため、カロリーが消費されにくいからです。
実際デスクワーク中心の人は意識的に運動でもしない限り、中高年になると自然と浮き輪肉が付いていきます。
浮き輪肉は落ちにくい
ほっそりしたくびれや、引き締まったお腹(シックスパック)などを目指す人にとっては、浮き輪肉は厄介な存在です。それでいて浮き輪肉は落ちにくというのだから、本当に困ったものです。
腰回りについた浮き輪肉は、皮膚のすぐ下の皮下組織に付いた皮下脂肪です。
皮下脂肪がなかなか落ちない理由は、皮下脂肪よりも先に内臓脂肪から落ち、最後に皮下脂肪が落ちるからです。
と言うのも、皮下脂肪は体温の維持や内臓の保護といった役目があるため、簡単には燃焼されない仕組みになっているからです。
いちど付いた浮き輪肉はなかなか取りにくいですが、地味な運動・ストレッチ・食事によって、少しずつスッキリさせていきましょう。
浮き輪肉に効く運動 どこを鍛える?
全体的に太っていて、皮下脂肪も内臓脂肪もたっぷりという方は、まずは内臓脂肪を落としていくことから始めましょう。
内臓脂肪を落とすには、ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動が必須です。有酸素運動は糖質や脂肪を消費するため、内臓脂肪が減っていきます。
有酸素運動を行うと、初めは血液の中の脂肪から消費され次に内臓脂肪が消費されていきます。内臓脂肪が消費され始めるには有酸素運動を開始して20分が経過してからとされています。よくウォーキングは20分以上行いましょうと言われるのは、そのためです。
内臓脂肪が落ちたら、もしくは痩せ型で浮き輪肉だけがついているという人は、皮下脂肪を落とすトレーニングに入りましょう。
皮下脂肪を落とすには、筋トレと有酸素運動の両方を行う必要があります。
浮き輪肉を落とすストレッチ・トレーニング・食事について
浮き輪肉を落とすには、有酸素運動と筋トレを組み合わせたトレーニングを行います。
トレーニング方法は、ウォーキングやランニングを30分と、プランクや腹筋、スクワットなどを組み合わせた筋トレを週3回程度行うことです。これを継続すると、徐々に脂肪が燃焼され浮き輪肉は落ちていきます。
浮き輪肉を効率よく落とすには、先に筋トレをし、その後に有酸素運動をすることです。同じトレーニング量でもこの順番を入れ替えると効果が変わりますので、覚えておいてください。筋トレ⇒有酸素運動の順です。
また、今日は筋トレ、明日は有酸素運動といったように交互に行うよりも、筋トレと有酸素運動を同じ日に行い、半分は休むほうが効果があります。
筋トレとしては、プランクや腹筋運動、スクワットなどが効果的とされています。
そのほか腰回りの筋肉を柔軟にするストレッチは、浮き輪肉を落とす効果が期待できます。
食事もできるだけカロリー摂取量を抑え、タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルを意識的に摂るようにしましょう。また、一度にたくさん食べるよりも、1日に食べる量は同じでも小分けにして食事回数を増やすほうが、血糖値の上昇を抑えられ脂肪燃焼をより促すことができます。
まとめ
年を取ったら、スクワットと腹筋(腰を傷めない方法で)、あとはウォーキング、これら中心に運動を組み立てると良いです。
腹筋はプランクというやり方が、シンプルで効果的です。プランクをして、スクワットをして、そして30分のウォーキングに出かける。
これを週に3回行うことを習慣とすれば、足腰や心肺機能も元気なだけでなく、浮き輪肉もつきにくいと思いますよ。
腰回りがスッキリすると、シルエットが良くなります。シルエットが美しいと、それだけで若く見えますよ。
なのでシンプルに、プランク、スクワット、ウォーキングのセットを週3回、ぜひとも続けてみてください。