バスケットW杯の予選沖縄アリーナで空席が目立ってしまった理由とは?スポンサー筋の集客不足?
昨日開幕したバスケットボールのワールドカップ。
正式名称は「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」です。
報道の上手さなのか、さぞ日本が開催国かのような見せ方をしていますが、フィリピン、インドネシアとの共催ということ、気付いてますでしょうか。
これ我が子は知らなかったようで、日本の単独開催だと思っていた模様。
しかもメインはフィリピンで、沖縄アリーナではあくまでも一次リーグのみとなります。
目の前の情報だけを見て、全てを悟ったかのような発言をする人が多いのですけど、今の時代は背景といった奥行も調べないと「薄い」「浅い」と言われます。
ただ沖縄アリーナ、チケット完売でありながら空席が目だったので、今回はそこに焦点を当ててみたいと思います。
もくじ
スポーツビジネス
とかくプロスポーツの運営ビジネスはお金が掛かります。
何より致命的なのが、スモールスタートが出来ないという点です。
例えば、飲食店であれば、取り扱う商材にもよりますが、数坪の店舗でもやれます。
実際に、自宅の敷地内で週末だけパン屋を1人で営業している形態も、実は少なくありません。
ところがプロスポーツの場合、比較的広大な敷地が必要でない卓球であっても、1人での運営はムリです。
球団を抱えることはもちろん、何らかのスポーツビジネスを軌道に乗せることは、並大抵の努力では難しい印象があります。
だからこそ、尊敬に値します。
バスケットボールW杯の会場
沖縄アリーナは、琉球ゴールデンキングスの本拠地となっている、立派な会場です。
ただしW杯開催中においては、駐車場が確保できないためか、混乱やトラブルを避けるためにシャトルバスや公共交通機関等での来場を促しています。
アクセスに関しては、那覇空港から沖縄自動車道で沖縄南ICで降りる方法が、約40分という所要時間で済みますから、シャトルバスが最適な感じです。
ちなみにシャトルバスは、有料と無料があります。
無料の場合は、15分から30分間隔で運行されていて、有料の場合は試合観戦チケット所有者専用で、
- おとな3,500円
- こども1,900円
で指定の発着地点と会場の往復乗車券となります。
有料のメリットは、確実に乗車できるというところでしょうか・・・。
客席に空席がチラホラ
放送を見ていても不思議なシーンでしたが、やけに空席が目だってしまいましたね。
いかもポツポツと全体的に空いているなら、交通の関係とか予想されますが、区画レベルでの空席でしたので、大人の事情が絡んでいるものと想像します。
大人の事情とは、
- 団体客がキャンセル
- 集客できなかった
- バラ巻くだけでフォローなし
といったことだと推測しますが、これでは選手のモチベーションにも影響する感じがします。
しかもガラ空きの場所が良くなかった・・・。
ベンチ前でしたから、罰ゲームかと。
チケットをまとめて購入した側が、配布のノルマを達成するために、無関心な層にバラまいたというケースもありそうです。
真相はわかりませんが、来場したかった人は、そのチケットを欲しがったかも知れないと考えると、何とも勿体ないですね。
ベンチの近くって、相当良い場所なんですけど、まさか不当にチケットが高騰して売れなかった?
チケット料金
チケット料金を見てみると、
- アリーナ指定A:8,000円
- アリーナ指定B:6,000円
- アリーナ指定C:4,500円
- アリーナ指定D:4,500円
- スタンド指定A ベンチ向/裏:5,000円
- スタンド自由席:大人3,000円、中高生2,000円、小学生1,000
となっており、ベンチの後ろはアリーナ指定Bです。
これ前売券の料金なのですけど、そこまで高くはありません。
どちらかと言えば良心的です。
なぜ、ガラ空きだったのかナゾではありますが、その他の試合では、ぎっちり埋まって欲しいところです。
まとめ
「バスケットW杯の予選沖縄アリーナで空席が目立ってしまった理由とは?スポンサー筋の集客不足?」というテーマで、空席について書きました。
あくまでも推測に過ぎませんが、ぽっかりと空いているのは、見たくないですね。
昔のパ・リーグじゃないんですから。
参照
FIBAバスケットボール ワールドカップ 2023 男子日本代表 応援サイト|公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)