火災保険の相場は賃貸物件ならいくら?家財の保険金額や地震保険について

火災保険 保険金額

我が家は賃貸物件で4世帯が入居できる築10年を優に超えている軽量鉄骨造のアパートです。
築年数からすると古い賃貸物件のイメージがあると思いますが、新築時から住んでいて、とくに外観の傷みなども感じません。

間取りは3LDKで、東京都内の家賃相場が約20万円(Yahoo!不動産参照)と比較して、2台分の駐車場代を含めても3分の1以下です。

きっちりと月に数回は清掃業者による共用部分の巡回清掃も実施されていますので、管理会社と大家に恵まれています。

そしてつい先日、火災保険の更新をしました。
火災保険の保険料は、そんなに高額ではないと思っています。

これまで火災保険については、賃貸アパートだからということで深くは考えていませんでしたが、ここ数年の自然災害の大きさを考えると、契約内容の変更も検討すべきなのかもしれません。

契約更新をきっかけに、改めて火災保険の補償や内容、相場について情報共有したいと思います。

火災保険の相場は賃貸なら家財のみでOK

火災保険では持ち家なら家財と建物が補償の対象です。
賃貸物件の場合は、建物は大家さんのものであるため、入居者は家財の補償を中心に検討することになります。

火災保険で言う家財とは、建物の中に収容されているものであり、具体的には、

  • 家具
  • 家電製品
  • 食器
  • 日用品
  • 絵画
  • 骨董品
  • 自転車
  • 原付(125cc以下の原動機付き自転車)

などになります。

家財の補償の範囲については、各損害保険会社の火災保険によって違いがあるため、各自で確認するようにしてください。

広告

火災保険の保険料の相場

実際に支払った火災保険の保険料は2年間で17,700円です。

保険会社が公式サイトなどで打ち出している世帯主の年齢や家族構成を基にした補償の目安よりは随分と保険料を抑えています。

火災保険の保険料については、各社で見積もりシミュレーションのシステムが公開されていますので、どの程度が相場として示されるのか試してみることをおすすめします。

火災保険で家財を補償する契約金額

我が家は家財の補償を200万円にしました。
多分、相場よりは少ないと思います。

万一のことがあったら、非常持ち出し品以外は後で買いそろえれば良いという根本的な考え方があるからです。

さらに火災保険の家財の契約金額は、全額が支給されるわけではありません。
あくまでも限度額の設定に過ぎませんので、最低限の保険金額としました。

火災保険では賠償責任の補償も考えておこう

家財だけでなく、大家さんや他人に損害を与えた場合に備えて、賠償責任の補償もカバーできるようになっています。

大家さんに対する賠償責任は借家人賠償保険という項目で2,000万円の保険金額を設定しています。
他人に対する賠償責任については、個人賠償保険の項目で1億円の保険金額を設定しました。

なお、個人賠償保険については火災保険に限らず自動車保険などでも付加できるので、重複することのないようにしましょう。

火災保険に地震保険を付保して見積もり

地震保険については、損害保険料率算出機構の地震保険統計速報によると、地震保険付帯率は66.7%(2019年度)となっています。

地震保険付帯率とは、火災保険とあわせて契約している割合です。
非常に高い数字だと言えます。
地震保険では火災保険でカバーできない、地震、津波、噴火に対しての補償が可能になります。

地震保険を付保するかどうかは、ハザードマップに洪水、土砂災害、津波などでリスクをチェックすると判断もしやすいです。

まとめ

火災保険の相場、家財の保険金額、地震保険などについて書きました。

火災保険は賃貸の場合、家財のみの補償が対象となることを覚えておいてください。
地震保険については、統計上、約67%が火災保険とあわせて契約されています。

地震大国日本を象徴する数字と言えるでしょう。

火災保険の保険料の相場を知るには、各保険会社の公式シミュレーションが便利です。

参考になったらシェアしてくださいね!