フリーランスライターとして稼ぐための報酬獲得算数!稼ぎたい金額と現状の差を埋める方法

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フリーランスや個人事業主に対しては、ようやく働き方が認められつつあります。

法整備に関しても「フリーランス・事業者間取引適正化等法案」が閣議決定され、国会での成立を待つばかりです。

働く時間に限りがある子育て中の主夫や主婦には、フリーランスは理想的な働き方と言えますが、現実は厳しいものがあります。

中には「仕事を通じて人を笑顔にする」という信念やモットーのもとに活動しているフリーランサーもいるでしょうが、少しズレている人も。

そこで今回は、信念やモットーだけが先走ってコスパに見合っていないフリーランスの特徴について語ります。

ライターを選ぶ落とし穴

スキマ時間に実行できる仕事は非常に限られています。

仕事を一旦辞めて家庭に入った主夫や主夫の多くが、未経験でも参入しやすいライターを選ぶでしょうが、かなり苦労するはずです。

もしくは理想との違いに打ちひしがれている可能性もあります。

ライターについて、未経験が足かせになることはありません。

ただし、

  • 実績を積むこと
  • ライティングとは何かを知ること
  • 具体的なメソッドを体得すること
  • 校正とは何かを知ること
  • 得意ジャンルを知ること

これらを怠ると、全く稼げないライターとして、名前だけのフリーランサーで終わります。

さらにライターは労働収入、時間の切り売りであるという働き方であることを、決して忘れてはなりません。

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実績の作り方

さて、ライターデビューして最もハードルが高いのは、実績づくりです。

ただ「ライターです」というだけでは、クライアントは見向きもしません。

  • 報連相を大事にします
  • 納期は守ります。
  • わかりやすい文章を心がけます。

これ全部、フリーランサーやライターという以前に、社会人としては初歩的なレベルの心得でしかありませんので、逆にアピールとして書くのは恥ずかしいものだと認識しなくてはなりません。

実績を作るには営業が大事です。

ビジネスマッチングサイトでは、プロフィールと応募文が営業の役目を果すため、前述した「恥ずかしいアピール」をした時点で、どのクライアントも案件を任せることはありません。

実績がなければ、代わりになるもの、例えば、参照してもらうためのブログを開設し、ジャンルごとに数記事用意しておくといったことはできるはずです。

文章でアピールするより、成果物を見せたほうが手っ取り早いですし、そもそも応募文で大体の執筆力がわかります。

クライアントがなにをして欲しいのかを知って、それをプロフィールや応募文に反映させておきたいところです。

仕事を通じて人を笑顔にする

ライターだったら、具体的には誰を笑顔にするのでしょうか?

答えられますか?

編集者ですか?
校正者ですか?
記事を買い取ったクライアントですか?

読者を笑顔にするというのでしたら、無記名ではなく、記名記事+顔写真付きで知名度あるメディアで連載し、なおかつ反響があって初めて言う資格が得られるわけです。

テストライティングに応募しまくっては、3,000文字で100円といった報酬を得続ているレベルならば、そのような信念やモットーは戯言に過ぎません。

フリーランスは稼いでナンボ、税金を納めて一人前です。

それぐらいのハングリーさ、向上心、スキルアップ、さらにはビジネス感覚がなければ、継続できません。

ちなみにテストライティングは、実績には値しませんよ。

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未経験ライターのコスパ計算方法

ライティングは労働報酬、時間を切り売りして稼ぐタイプ仕事です。

1文字または1記事あたりの単価で合意すれば契約成立ですが、月にいくら稼ぎたいのか、逆算して必要な文字単価を算出して活動している人は、ほとんどいません。

これでは稼ぐ見通しが立たないのも当然です。

例えば月5万円稼ぎたいとします。

一日に割ける時間は2時間としましょう。

一ヵ月の実働日数を20日とすると、労働時間は40時間です。

1万円を稼ぐには8時間、5,000円稼ぐには4時間つまり1時間では1,250円相当となります。

現状が、この時給以上のコスパならは納得してよいですが、低い場合は、時間を増やすか単価を上げるしかありません。

時間が増やせないのならば、コスパを上げること。

そうすると40時間以下で5万円を稼げるようになりますから、自由な時間も増えます。

まとめ

「フリーランスライターとして稼ぐための報酬獲得算数!稼ぎたい金額と現状の差を埋める方法」というテーマで、コスパについて書きました。

信念とかモットーとか、それを持って仕事をするのは立派なことですが、稼いでなければ単なる妄想に過ぎません。

参入障壁が高くない未経験ライターが目標金額を稼ぐための算数ぐらいは、知っておいた方が良いです。

参照

フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ |厚生労働省

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