自動車のフロントガラスに張った薄氷を安全に溶かす方法!逆にやってはいけないこととは?
未だに九州は雪が降らないと思っている関東圏の方もいらっしゃるようで、しっかりと言っておきます。
一応、積もる日は年に一度ぐらいですが、あるんです(汗)
もちろん地域によっては差はありますし、豪雪地方とは比較になりませんが、寒いのは寒いんです。
先日も、自動車のフロントガラスに薄い氷が張りましたからね。
さて、こうした場合、どうやって溶かすのが最善なのでしょうか。
雪に慣れていないからこそ、しっかりと調べてみました。
もくじ
九州の積雪事情
確かに九州人はドッカリと積もった雪に慣れているとは言えません。
筆者の住む地域では、一面の銀世界ということは数年に一度ぐらいですから、いざ、そういう状況になりそうな時は若干の焦りを覚えます(汗)
現在、筆者は完全在宅ワーカーですから積雪しようが今は影響は無いのですけど、前職は一応会社員で自動車通勤でしたから、そりゃもう積雪しないように祈るばかりでした。
ここ最近でも積雪で困ったのは、もう数年前の話で、娘のピアノ発表会の日でもありましたから、タクシーで会場まで行きました。
プロの準備と運転による安心を買ったわけです。
大抵の場合は、朝早くからバスが動いているので、チェーンなしでもスイスイと動けることが多いのですが、当時は、さすがに無理な状況でした。
こちらの地域では、タイヤチェーンやスノータイヤを持っていない家庭も多いです。
基本、雪降ったら休む、あるいは午後から出勤というのが相場でもあるんですよね・・・。
もちろん雪でも遅刻は許さないという会社もあるようですが(汗)
フロントガラスの凍結解凍方法
これは前述した状況の時に、タクシーの運転手さんに直接、聞いた方法です。
そもそもタクシー会社は事前に天気予想をもとに、スノータイヤに履き替えるか、チェーンを装備しておくそうで、フロントガラスの凍結に備えてワイパーは上げておくとのこと。
フロントガラスの凍結を解くとき、時間があるときは暖房をかけてフロントガラスに温かい空気を車内から吹き付けて(デフロスター機能発動)、ジワジワと溶かしていきます。
これは実際にマイカーでやったら、早ければ5分ぐらいから効果が出始めました。
次に、時間に余裕がないときは、前述の暖房にプラスして、スクレーパーで雪や氷を削っていくというものです。
ただこれはフロントガラスをキズ付けそうな感覚がしまして、あまり好きではありません。
あくまでもこれらは、あまり積雪しない地域だからこその方法だと思います。
一番効果的な解凍方法
朝の出勤前に、どうにかフロントガラスの解凍の時短方法は無いものかと考えていたときに、ふと、水筒を見てひらめきました。
熱すぎた水筒のお茶に、氷を入れて適温にすることをやっていたときに、湯を掛けたらどうかと考えたのです。
しかしアツアツの熱湯を掛けるのは、どうしたものかと考えて、ぬまる湯で様子を見ることに。
ぬるま湯はキッチンの蛇口から採取。
理想的なぬるま湯に調節して、カラの500mlペットボトル2本に満タン入れて、いざ、フロントガラスに掛けてみると、おもしろいように解凍することができたのです。
こんなシンプルな方法、思いつかなかった自分が恥ずかしい(汗)
それ以降、フロントガラスの解凍はぬるま湯です。
解凍後はワイパーで仕上げ
車内の暖房を強めにしつつ、ぬるま湯で溶かした後は、ワイパーで拭って仕上げです。
余ったぬるま湯は、サイドミラーや他のガラスに使っておしまい。
軽自動車ですから500mlペットボトル2本で足りますが、普通乗用車だったら、もう少し量を必要とするかもしれません。
水だと解凍が鈍くて、さらに寒い(氷点下)と白い膜、つまり再び凍り始めるので、ぬるま湯がベストでしたね。
あくまでも筆者のケースで効果があった方法ですから、自分なりの解凍方法を見つけてもらう方が良いのではないでしょうか。
撥水コーティングを施工しているフロントガラスだと、いくらかはスクレイパーでの削ぎ落しが楽だという話しは聞いたことはありますが、そこまで自動車を几帳面にメンテしないので、ぬるま湯に依存しています。
ちなみに、熱湯は絶対ダメです。
急激な温度変化にフロントガラスが耐えられないこともあるようで、最悪の場合は、割れてしまう恐れも。
まとめ
「自動車のフロントガラスに張った薄氷を安全に溶かす方法!逆にやってはいけないこととは?」というテーマで、凍結したフロントガラスの対処法を書きました。
ものすごくシンプルに、ぬまる湯をかけることで、手短で簡単に解凍することが出来ています。
周囲はミニバンタイプの普通乗用車が多いので、解凍は大変みたい・・・。
参照
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