お葬式に永代供養・永代納骨とのセットプランが登場!コンパクト化が進むお別れ

冠婚葬祭に関する業界は、コロナ禍において影響をモロに受けたと思われます。

耳に入るのは、

• 結婚式の延期・キャンセル
• 葬儀のプラン変更
• お祭り行事の自粛
• お墓参りや帰省の自粛

というものばかりです。

コロナ自体も変異株の猛威で1日の感染者数が過去最高を記録するなど、トンネルから抜けるまでは、もうしばらく時間がかかりそうな予感がします。

ワクチンでは対応しきれない雰囲気も出ていますしね。

そんな中で、冠婚葬祭が窮屈になっていく現実があり、特に葬儀においてはコンパクト化やセット化が加速してきているようです。

そこで今回は、実際に投函された葬儀の広告を参照しながら、これからの葬儀について好き勝手に書いてみたいと思います。

永代供養付火葬プラン

投函されたチラシがコチラです。

永代供養とセットで税込み30万円は安いですよね。

ただし会員価格という注意書きがありますから、きっかり30万円ということではないにしろ、プランに含まれるものを考えると、やはり格安です。

セットに含まれるものとは、

• 棺
• 骨壺
• 役所手続き
• ドライアイス
• 安置所代
• 飾り付け
• 寝台車での搬送
• 出棺車
• 永代供養(合祀と納骨)

になります。

つまり葬儀、納骨、永代供養までカバーされているわけです。

従来の葬儀は、前述した「含まれるもの」に全て値段が付いていまして、葬儀がどれだけ儲かっていたのか、明るみになったわけですね、同業者によって。

葬儀は家族葬中心に

おそらく家族だけの葬儀がスタンダードになると思われます。

仮にコロナが収束したとしても、大規模な葬儀は稀になるでしょう。

何よりも従来の葬儀は喪主や親族に負担がかかり過ぎました。

大切な人を失っている中で、葬儀社や参列者と対応するというタフな仕事が喪主なわけです。

喪主を立派に務め上げたなんて、何の誉め言葉でもないのが実感として残っています。

とにかく葬儀社との打ち合わせと手伝いもしない口だけ出す親族の世話まで、全部、喪主と数人でカバーするわけです。

しかも田舎だと世話人という地域の責任者がしゃしゃり出るので疲れます。

葬儀は家族葬で十分です。

暗い音楽は止めよう

葬儀場によっては故人の遺志で明るいBGMを流したりしていますので、そういう時は、全体が和やかです。

明るいとまでは言いませんが、暗くありません。

亡くなった原因が事件に巻き込まれたというような悔やみきれない場合は、逆に明るいBGMは御法度でしょうが、基本的には本人が希望する音楽を流すのも供養なのかなと思っています。

個人的には、家族に対して、

• 葬儀中:ディズニーの名曲をリレー
• 出棺時:エレクトリカルパレード

をリクエストしています。

著作権の都合でディズニー系が使えない場合は、自宅にあるCD(恐らくジャニーズ系)の垂れ流しでも良いと考えています。

これはマジです。

お墓も不要

お墓の購入も全く考えておらず、永代供養でOKだと伝えています。

永代供養でも、屋内で遺骨を個別に納めるタイプが良いですね。

屋外は暑いし寒いし、合祀型は知らない人と一緒なので、ちょっと勘弁して欲しいのです。

グレーな部分はありますが樹木葬か自然葬でもいいかなという感じです。

海洋散骨は、あまり海が好きでないので、これは断っています(汗)

まとめ

葬儀の比較サイトなどがありますが、実際は、利用する時間的余裕はありません。

病院で亡くなった場合は、すみやかに安置しなければならないのです。

安置については病院でも長くは無理ですから、仕方なく、病院と繋がりのある葬儀社に依頼するしかありません。

遠方で一人暮らしの親族を送り出すといった場合は、特にそうせざるを得ません。

一旦、病院の紹介を受けた葬儀社で安置して、後の葬儀は比較サイトでチェックするというのは、かなり豪胆な人でなければ出来ないです。

ゆえに事前に負担が無いように、葬儀の在り方を話しておくのは重要なことではないかなと思います。