新婚生活に必要な家具の予算はどのくらい?賃貸とマイホームでの違いはある?
結婚が女性の幸せだ!
と言っていた昭和時代って、やはりどこか異常でしたよね(汗)
女性に限らず、結婚だけが幸せの形ではないということが、令和になってようやく広まりつつあります。
- いつ結婚するの?
- 結婚はまだ?
- 結婚適齢期だね!
- ●●歳までには結婚しないと!
なんて会話は、もう通用しない時代です。
結婚式や披露宴に莫大な費用をかけずに新生活に資金を充てることが、賢い方法だと気付いたカップルは、家具などの予算はいくらぐらいなのでしょうか。
もくじ
結婚式の価値の変動
結婚式と言えば、昭和時代に登場していた「仲人」は、もはや絶滅危惧種です。
いや危惧しなくても良い存在かもしれませんね。
正直、面倒くさいシステムでしたし、仲人を手がけた夫婦のドヤ顔、昔は何かとステータスだったのでしょうけど一切の価値は無くなりました。
式次第もシンプルになり、地味婚なども流行りましたが、フラッシュモブって何だったのでしょう・・・。
結論から言えば結婚式や披露宴の価値は、昔ほど重くないということです。
新婚生活の家具購入の相場
古くからの言葉で「嫁入り道具」というのがあります。
嫁ぎ先に持っていく家財一式のことですが、今は新生活に向けて新調する余裕は無い世帯も多いかもしれません。
2016年の時点でインテリア・家具の購入にかかった費用は40.0万円で、2015年の調査から3.2万円減少というデータがあります。
出典:新生活準備調査2016(リクルートブライダル総研調べ)
ここ数年のコロナ禍においては、やはり支出は減らしたいところでしょう。
かと言って、実家から何もかも持ち出すと引っ越し費用にも影響するので、新生活セットなどの一括セールが人気なのは頷けます。
マイホームに移住する際の家具購入
大抵の新婚家庭は賃貸物件に住むことが多い印象です。
夫婦の年齢や地域性にもよりますが、新婚早々にマイホーム購入は、経済的にも厳しいことでしょう。
マイホームについては、やはり30代での取得が圧倒的に多くなっています。
新築の注文住宅、分譲戸建住宅、分譲マンションにおいて、初めての取得の平均年齢は、それぞれ、38.9歳、37.4歳、39.3歳です。
賃貸物件に居住している間にマイホーム資金を貯めて、子どもがある程度の成長、例えば小学校入学前後のタイミングでマイホームに移り住むというプランがオーソドックスと言えます。
その際も新生活のスタートにはなりますが、家具の購入はマイホームの間取り次第というところでしょう。
収納力があるマイホームならば、家具の購入をさほど必要としないはずです。
家具の購入とスペース確保
家具の購入と居住スペースの確保は、相反するものとなります。
例えば、マイホームにおいては寝室にベッドを置きますが、スペースを確保したい場合は、据え置きタイプではなく壁面収納式が最適です。
仮に6畳の広さの居室を子ども部屋にするとしましょう。
昭和からの子ども部屋像に取りつかれていませんか?
よく考えると昔ながらの子ども部屋は、現代ではマッチしていないことがわかります。
理想的な令和の子ども部屋
子ども部屋と聞いてパッと思い浮かぶ家具は、
- ベッド
- 学習机
- 本棚
ですが、果たして本当に必要でしょうか。
教科書がパソコンやタブレットに置き換わりつつある現代では、所定の場所に学習環境を作ることは合理的とは言えません。
企業でもフリーアドレスが採用されている中で、昭和から続く子ども部屋のスタイルを踏襲する意味は無いのです。
小学生が部屋でひとりで勉強しますか?
本棚なんて電子書籍があれば不要です。
学習机は本人が必要と感じた時点で購入すれば良いわけで、買ってあげたから勉強しなさいという言い方は、もはや「脅迫」「強要」の何ものでもありません。
そんな姑息な取引で学力が向上すると思っている時点で、子どもへの教育に関しては、考え方がズレているのではないでしょうか。
まとめ
「新婚生活に必要な家具の予算はどのくらい?賃貸とマイホームでの違いはある?」というテーマで、家具に関する情報をシェアしました。
最後は子どもの教育について繋がってしまいましたが、一定の場所に縛り付けて勉強を「させる」という思考が、もはやヤバいです。
中学生になって学習机を新調しても遅くはないですよ。
マイホームに、ちょっとした家事スペースやオープンなデスクスペースを設ける間取りが、ハウスメーカーなどでは多く見られます。
子どもの目が届くところで宿題をさせてもいいのでは?