ゲームは1日何時間までなら許容範囲?子どもへのゲームとの関わり方を考える
子どもへのゲームの関わり方に頭を悩ませる親御さんは多いはず。
筆者も子を持つ親として、子どもがゲームをする時間に悩む・・・ということは、実は一度もありませんでした。
だからと言って、長時間のプレイは、
- 目
- 肩
- 首
などにやはり負担がかかりますし、何より学業に影響が出ます。
また、オンラインともなると人格が、悪い方向に変わる子もいるので、精神状態が不安定になりかねません。
ゲーム依存症という側面もありますから、どうにかセーブさせたいところですが、今回は、ゲーム管理について言及します。
もくじ
ゲームは楽しい
筆者はRPGが大好きで、社会人になりたての頃の週末は、徹夜でプレイなんて当たり前でした。
お陰で、余計なお金を使わないで済むというメリットもありますが、デメリットについては、特に感じていないのです。
なぜならば、子どもの頃に、ほとんど触れられなかったからです。
親が一切、ゲーム機の類に理解がなく、その反動が社会人になって爆発した感じです。
しかし、この経験によって、我が子のゲームへの関わり方について、大きく役立ちました。
飽きる子もいる
子どもによってはゲームに飽きて、別の趣味ができる場合があります。
我が子がまさにそうでした。
部活動やジャニーズ系に没頭することで、ゲームとは、ほとんど関わらなくなりました。
ところがかつては小学生の時は、ニンテンドー3DSにハマっていたのです。
毎日のように「妖怪ウォッチ」シリーズをプレイ。
ただし時間は30分という短さでしたが、親公認で一緒に楽しんでいることが良かったらしく、一切の文句は言いませんでした。
その裏には、ゲーム機はサンタクロースからのレンタル品で、約束を守らないと消滅してしまうという内容の手紙を、本人は受け取っていたわけです。
ゆえに自主的に約束を守ったことも要因としてあります。
飽きるまでやらせるという選択
これはリスクが高い方法ですね。
特に男の子のゲームに対する持久力は、ハンパではありません。
自らの経験からも言えますが、全く、疲れないわけです。
徹夜すると、さすがに眠くはなりますが、1.2時間程度でも十分(と錯覚しているだけ)な感じはしていました。
小学生でもゲーム時間の長期化で睡眠不足や、ゲーム依存症に片足を突っ込んでいる状況も珍しくないと聞きます。
あきるまでやらせるのは、やはり最善策ではないですね。
親の一方的な押し付けはご法度
少なくもルール無用で頭ごなしに注意、叱ることは避けた方が良いです。
親の頭の中にあるルールを説明せずに、ただ一方的に、感情に任せて厳しく言うのは、無策としか言いようがありません。
この無策には、子どもに対する親への不信感や憎悪が増幅するという、とんでもないリスクも内容しています。
子どもの頃に受けた理不尽な言動というものは、大人になっても覚えているものです。
そんなこと、身に覚えはありませんか?
親子関係が拗れても構わないのでしたら、一方的な押し付けはご法度です。
お互いに納得するルールを決めましょう。
その上で、守られなければどうなるのかを理解させることも肝心です。
ルールを決めたらうるさく言わない
一旦、ルールを決めたら、口うるさく言わない方が無難です。
子どもがルールを守って遊ぶ意思があるにも関わらず、真っ先に「ルールを守りなさいよ!」などと先制口撃するのは、やめた方が良いです。
子どもの自尊心を踏みにじる行為です。
わかってることを頭ごなしに言われることほど、頭にくることはありません。
大人だってそうでしょ?
子どもだからと、何でも上から目線は嫌われますよ。
どうしても言いたいのなら「ルールの範囲内でしっかり遊べ」です。
基本、口うるさい人間は、どう考えても嫌われます。
それを学んでいない大人って、どこかにいるでしょ?
ペナルティの是非
もしルールを破ったら、ペナルティを課すのか?
デリケートで難しい問題ですね。
しかしルールを破ったら、何らかのペナルティが課されるのは、社会生活上、避けては通れないことです。
これは小学生でもおなじ。
ペナルティに関しては十分に話し合って決めてください。
我が家のルール
かつて我が家で取り決めしたルールは以下のとおりです。
- Play時間
平日:30分
土日祝日:1時間+α
長期休暇中:1時間 - ルールを破った場合
1ヶ月の没収
厳しいでしょうか?
ところがですね、筆者の方が楽しくなってしまって、結局、子どもと1時間は遊んでしまうという流れになりました。
妖怪ウォッチというゲームは、その内容から、やや難しい曲面もあり、親子で相談しながらすすめるという楽しさがありました。
したがって良いコミュニケーションのツールにもなったのです。
もちろんプレイ時間はルーズにはしませんでしたが、ゲームについて親子で共有すること自体が、子どもにとっては楽しかったようでした。
まとめ
「ゲームは1日何時間までなら許容範囲?子どもへのゲームとの関わり方を考える」という、比較的難しいテーマに取り組みました。
あくまでも個人的な経験をベースに書きましたが、各家庭によってゲームに対する考え方も異なるため、おすすめという表現はしていません。
すでにゲーム依存気味ならば、専門家の意見を聞くべきかと思います。