Excelで連続した数字を何桁でも簡単一発で作成する方法!ドラッグ操作はもう古すぎる?
Excelを普段から使っていても、使いこなすというレベルではありません。
知らない機能がまだまだたくさんあることは理解できていますが、使用する機会が無いため、無知なまま時間だけが過ぎていく感じです。
そもそもExcelを開発している人がスゴイ!
表計算の枠を完全に飛び出して、もはや何でもあり状態なのではないかなと考えています。
高機能すぎて使いこなせないところは、iPhoneと重なる部分です。
今回は、今まで苦労していた連続データの作成について書きます。
もくじ
ドラッグしか知らなかった
例えばですよ、ExcelのA行に1000までの連続した数字を表示する場合は、どうやりますか?
筆者は、ご丁寧にドラッグしていました。
A1のセルの右下を狙って、左クリックボタンを押したまま、ダーーーーッとA1000まで(汗)
だけども設定によっては、Ctrlボタンを同時に押したままでないと、コピーされるだけになって、二度手間になったりすることはよくありました。
これもオートフィルオプションで、
- セルのコピー
- 連続データ
のいずれかを指定すれば、簡単に切り替えられるのですけど、知らないもんだからブツブツ言いながら、やり直すという無駄骨を折り続けていましたね・・・。
無知とは非生産的なものです。
関数を使う
検索してやり方を知ったのですが、関数を使うとめっちゃ簡単にできました。
その関数名は「SEQUENCE」というものです。
SEQUENCE関数は、Microsoft Excelの新しい関数の1つで、連番の数値を作成するために使用されます。
記述の構文(フォーマット)は以下の通りです。
=SEQUENCE(rows, [columns], [start], [step])
引数については、
- rows:生成する配列の行数指定(必須)
- columns:生成する配列の列数を指定(オプション:デフォルトは1)
- start:配列の最初の値を指定(オプション:デフォルトは1)
- step:値の間のステップ数を指定(オプション:デフォルトは1)
という意味があります。
使い方の例はコチラ。
- =SEQUENCE(5):1から5までの連番を生成
- =SEQUENCE(5, 2):2列5行の表に1から10までの数値が入る
- =SEQUENCE(5, 2, 10):2列5行の表に10から19まで連番数値が入る
- =SEQUENCE(5, 2, 10, 2):2列5行の表に10から28まで2飛ばしの数値が入る
ピンとこない人は、実際にExcelを立ち上げて、それぞれ別のセルに上記4つの関数をコピペして確認すると、より理解が深まります。
フィルを使う
[ホーム]>[フィル]>[連続データ]の作成を選択すると、ボックスが表示されますので、そこで指定すると、あっさりと連番ができあがります。
が、筆者の場合は、いつのまにかできなくなってたんですよね(汗)
原因はわからず・・・。
通常ならできるはずなので、トライしてみてください。
ChatGPTの回答は鬼畜
試しにChatGPTに回答してもらったら、とんでもなく鬼畜な所業を平然とやらせるタイプだということが判明しました。
- 最初のセルに「1」と入力します。
- 次に、そのセルを選択します。
- Shiftキーを押しながら、キーボードの下向きの矢印キーを1000回押します。
- これにより、1000セル分の範囲が選択され、最後のセルにカーソルが移動します。
- 選択した範囲で、Ctrl + Dを押します。
- これにより、選択した範囲に連番が生成されます。
1000回押すというところが何とも(汗)
人工知能は学習中です。
まとめ
「Excelで連続した数字を何桁でも簡単一発で作成する方法!ドッラグ操作はもう古すぎる?」というテーマで、連番作成について書きました。
連番でなくても、一定の値を飛ばした数列なども簡単にできます。
ともかく万能すぎるExcelは、手放せません。