公立学校の卒業式ラッシュ始まる!コロナ禍で不要な式次第を削り時短傾向で好評の声多数
式典嫌いの筆者は、ともかく冠婚葬祭が苦手です。
ダラダラグダグダとした雰囲気が窒息しそうですし、何より人前に出ての「話したがり」が多くて辟易するからです。
例えば、もうすぐ県立高校の卒業式ラッシュがスタートしますが、コロナ禍以前と現在とでは式次第も大きな変化が見られます。
筆者からすると今の式次第が正常と考えているので、胸をなでおろしています。
今回は卒業式をはじめとした冠婚葬祭のココがムダだ!ということについて話していきたいと思います。
もくじ
卒業式の一般的な式次第
昭和から続く古いしきたりは、もうぶち壊してもいいでしょう。
特に卒業式の式次第ほどムダな時間の浪費はありません。
一般的な卒業式の式次第は、
- 開式の辞
- 国歌斉唱
- 学事報告
- 卒業証書授与
- 学校長式辞
- PTA会長祝辞
- 来賓祝辞
- 在校生送辞
- 卒業生答辞
- 校歌斉唱
- 仰げば尊し斉唱
- 閉式の辞
となります。
長い・・・。
学校によっては途中に記念品贈呈を挟んだり、祝電も披露したりします。
令和のスマートな式次第
コロナ禍にあって密を避けるという目的から、これまでの式次第のいくつかを端折って実施されることが当たり前になってきました。
時間にして1時間か1時間半を目途にすることが多いようです。
中には運動場で青空卒業式をやる学校もあるそうですが、天候次第では、それもありですね。
さて、スマートな卒業式の式次第はこのようになります。
- 開式の辞
- 国歌演奏
- 学事報告
- 卒業証書授与
- 学校長式辞
- 校歌演奏
- 閉式の辞
実にシンプル!
国家や校歌の斉唱は、今のご時世、あまりよろしくないので、テープを聞くというスタイルに変更です。
不要な式次第とは
省いてよさそうなのは以下です。
- PTA会長祝辞
- 来賓祝辞
- 在校生送辞
- 卒業生答辞
- 仰げば尊し斉唱
はっきり言って不要でしょう。
大人たちの挨拶ほど「身にならない」ものはありませんからスルースルー。
在校生は密を避けるために同じ空間には居られませんから、送辞や答辞のやりとりも無理です。
ましてや「仰げば尊し」って・・・。
来賓と言っても教育委員会からですし、挨拶されても、ちっとも嬉しくも何ともないのが子どもの相場です。
ただ事務的な挨拶をするぐらいだったら、止めた方がいいですよね。
挨拶する方も「仕事」だから気持ちも入らない。
まとめ
「公立学校の卒業式ラッシュ始まる!コロナ禍で不要な式次第を削り時短傾向で好評の声多数」というテーマで、ムダな式次第を削った新しい式次第を提案してみました。
一般的な式次第から5項目をカットした新式次第は、時短効果も表れて好評の声多数のはずです。
大体、壇上に立って挨拶する大人の言葉に響く子どもは、ほとんどいないですからね。
それだったらバッサリと止めた方がいいです。
飲食店ばかり時短を求めるんじゃなくて卒業式も時短で。