賃貸物件の連帯保証人は1人でも大丈夫?連帯保証人との関係が変化したときの対応とは

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つい昨日のことです。

完全に思い込みと言いますか、とあることについてバイアスが掛かっていたことを実感しました。

その「とあること」とは賃貸物件の連帯保証人のことです。

管理会社に登録している人物に、少々、問題が発生したことがことの発端となります。

ちなみにバイアスとは、

傾向、偏向、先入観、データ等の偏り、思考や判断に特定の偏りをもたらす思い込み要因、得られる情報が偏っていることによる認識の歪み、といった意味で用いられる語。

というものです。

今回は、とあることについての顛末について書いてみたいと思います。

賃貸物件の連帯保証人

今現在、賃貸物件に入居している方は、入居申し込みにあたっては親族などに連帯保証人をお願いしていると思います。

大抵、2名の連帯保証人を不動産の管理会社は求めてきますので、人選にも気を遣いますよね。

筆者も2名を連帯保証人として管理会社へ登録していましたので、親や親族と折り合いが悪いと、連帯保証人の擁立がグーンと難しくなるということは体感しています。

しかし今は、連帯保証人が不要という物件もチラホラ出始めました。

ただし入居における審査が、その分だけハードルは上がることもありますし、まだまだ物件数として少ない地域もあるのが現実。

保証人不要の物件については後述します。

ともかく原則としては、賃貸物件に入居する際は連帯保証人が必要です。

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連帯保証人と保証人の違い

ここで連帯保証人と保証人の違いを説明しておきます。

端的にまとめると、

  • 責任:保証人 < 連帯保証人

となります。

仮に入居している人物が家賃を滞納して、今後も支払われる見込みがない状況となった場合は、連帯保証人が肩代わりすることになります。

これが連帯保証人の典型的な責任の所在です。

対して保証人は、以下の3つの権利が前提として備わっています。

  • 催告の抗弁権:請求されたら拒否できる権利
  • 検索の抗弁権:契約者に返済や支払いを主張できる権利
  • 分別の利益:複数人で支払いを分割できる権利

どのちみ、保証人の名の付く立場には、あまりならない方が良いです。

連帯保証人に問題が発生したら

賃貸物件の契約中にも関わらず、連帯保証人に「もしも」のことが起こり、その責任を果せない状況となった場合、契約者としてはどのように対処するとよいのでしょうか。

まさに、この問題にぶちあたったのが昨日なのです。

筆者の経験をベースにすると、まず考えても仕方がありませんまで、スグに管理会社へ連絡と相談をしましょう。

その際の相談のしかたとしては、以下の3つを提示すると良いです。

  • 連帯保証人は1人で可能か
  • 家賃保証会社の利用できるか
  • 管理会社からの提案を知りたい

筆者の場合の結論は、あっさりしたもので、

「連帯保証人様はお一人で可能です♪」

ということに(汗)

相談して半日も経過しないうちに結論が出ました。

自分の中での答えは、連帯保証人+家賃保証会社と契約というものだったので、かなり拍子抜けもいいところです。

逆に言えばホッしました。

家賃保証会社と契約するにも費用負担が生じますからね。

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連帯保証人が1人で済んだ理由

なぜ1人の連帯保証人で済んだのか、具体的な理由は伏せますが、ヒントとしては、

  • 家賃の未払いや延滞が無い
  • 周辺や物件についてのトラブルも無い
  • 収入の状況など信用が良好
  • 契約期間が入居世帯中最も長い

といったところでしょうか。

もちろん管理会社側にとっては、連帯保証人が1人よりは2人の方が極度額の観点からは望ましいわけですが、今回は譲歩してくれました。

ありがたいことです。

あくまでも筆者の例ですので、どの賃貸物件でも通用するものではありません。

まとめ

「賃貸物件の連帯保証人は1人でも大丈夫?連帯保証人との関係が変化したときの対応とは」というテーマで、賃貸物件の連帯保証人の「もしも」の時の対応について書きました

世の中、刻々と変化しているので、一次情報の大切さが身に沁みましたね。

ネットで検索することも悪くはありませんが、二次情報を掴まされて誤った知識を得るリスクもあります。

このような場合は、ネット検索より素直にしかるべき連絡先に問うことが肝心です。

参照

「バイアス」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

保証に関する新しいルール | 法務省

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