ヘアドネーションは善意の寄付だけど中身を知って驚いた!人工毛と人毛の話

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肩まで伸びた髪をカットしました。

ついでにヘッドスパも!

1年3ヶ月ぶりのカット&ヘッドスパのお陰で、気分も一新です。

実はもう1年ぐらいカットを我慢して、ヘアドネーションを実行しようと考えていたのですが、長髪の日々の手入れがストレスになってしまい切ることに(汗)

そんな事情を話したスタイリストさんから、ヘアドネーションの実情を聞くことができました。

ちょっと目からウロコだったのでシェアしたいと思います。

ヘアドネーションとは

まずヘアドネーションの説明から。

ヘア+ドネーションで毛髪を寄付することです。

その目的は、病気などで頭髪が抜け落ちてしまった方向けのウィッグ、つまりメディカルウィッグを製作することにあります。

ウィッグの材料として、自らの毛髪を寄付するというしくみです。

提供する場合は少なくとも31CM以上は必要となるため、寄付を意識するとなると、数年はかかるわけです。

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ヘアドネーションの方法

一般的には美容室・美容院に事前に相談すれば、ヘアカットと郵送を代行してくれます。

ただし美容室・美容院が提携している、ヘアドネーションの事業者により、若干のルールが違うこともあるでしょうから、詳しくは行き付けの美容室・美容院へ問い合わせが確実です。

一例として、こちらのリンクを貼っておきます。

髪の毛を送る|Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック,JHD&C)

ヘアドネーションは医療用

ヘアドネーションで寄付された髪は、主に医療用ウィッグの材料として使用されます。

おしゃれ目的のウィッグは人工毛が主流です。

以前は人毛を使用していたようですが、人工毛の品質改善によって、

  • まとまり
  • 手入れ
  • ヘアカラー

など、自由自在にアレンジが可能となっています。

人毛が使用されるのは前述の医療用の他に、ヘアマネキンと言われる美容師さんがカットなどの練習に使われる道具になります。

練習の質を高めるには、コストはやや高いですが人毛の方が格段に好都合。

仮に人工毛だとハサミの刃が早い時期でダメになるリスクがあります。

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ウィッグの価格相場

気になるウィッグの相場を調べました。

大手のA社をチェックしてみると、年会費制と定額プランがあり、スタンダードプランのSサイズでは、

  • 初回:20,882円
  • 2回目以降:19,900円(税込)

であり、これは12回の分割手数料込での支払い例であり、総額は239,782円です。

高いなあ・・・。

通販だと3,000円ぐらいからラインナップされているので、用途や品質での選択肢の幅は広いと言えそうです。

まとめ

「ヘアドネーションは善意の寄付だけど中身を知って驚いた!人工毛と人毛の話」というテーマで、ヘアドネーションの話題を取り上げました。

実際にスタイリストさんが、A社の代理店さんから聞いた情報を書きましたので、実情がよくわかりました。

ただ、ヘアドネーションは意味がない、という声もあるようですが、意味はないことはありません。

医療用やヘアマネキンに利用されているわけですから需要はあります。

しかもヘアドネーションに必要な料金はゼロです。

勘違いして欲しくないのは、ヘアドネーションの後のカットなどは別料金になるので、クレームを入れるのはお角違いになりますので注意しましょう。

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