墓じまいが加速!一般墓が激減して樹木葬が大人気に!納骨堂も墓購入者を上回る時代に!

日経新聞に掲載されていた墓じまいの記事を読んで、葬儀や納骨の意識も随分と大きく変わったことを実感します。

もともと筆者は「墓」に大金を費やす意義に大きな大きな疑問を持っていましたが、ようやく時代が追いついてきたなという感じです。

メタバース内で霊園が作られてもおかしくないとも思っていましたが、やはり
、その流れは到来している模様。

ただしメタバース内で霊園が作られたとしても、実際の納骨はリアルなわけですが、その辺のしくみは今後、暇があったら調べてみたいと思っています(笑)

今回は墓じまいや納骨について書きます。

墓じまいは面倒臭い

墓じまいは、正直、面倒臭いので親の世代で終わらせる方が、引き継ぐ子にとっては好都合です。

しかし、大体の親は無責任ですから、作るだけ作って、後は知らん顔。

最悪ですよね。

遺産はないクセに重荷だけを譲るわけですから、親の資質は、こういうところでも出てきます。

本当に子を思うなら、自分たちの世代で子の意向を知り、墓じまいする必要があるなら実行しておくべき。

それが墓守としての責任というものです。

墓じまいは面倒臭い上に費用も掛かりますから、マジで親の代で話しを付けておいた方が良いです。

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墓じまいの手続き

墓じまいは、お墓を解体・撤去し、更地にして使用権を返還することです。

ここで気付いたと思いますが、お墓って、ある意味では不動産案件なんですよ。

それすら知らずにお墓を建ててる人も多いのでは?

だから揉めやすいんです。

墓じまいには、一般的には以下のような手続きが必要です。

  1. 改葬許可申請
  2. 墓石の解体
  3. 遺骨の移動
  4. 墓地の更地化
  5. 使用権の返還

改葬許可申請は、お墓を解体・撤去する前に、市区町村の役所に申請するものです。

申請には、改葬許可申請書、戸籍謄本、遺骨の所在を証明する書類などが必要なので、時間がないときは行政書士などに依頼することもできます。

墓石の解体については専門の業者に依頼し、解体費用は墓石のサイズや材質によって異なります。

遺骨の移動は、新規に契約した納骨堂などに納骨するわけですが、費用についても場所や宗派によって違いがありますので、比較検討が必要です。

墓地を解体した後は更地化を専門業者に依頼します。

当然、これもタダではありません。

最後は使用権の返還ですが、市区町村の役所に対して使用権返還申請書、改葬許可証などを用意して申請します。

墓じまいの費用相場

一般的には100万円~200万円程度です。

投資に回した方が絶対によいですよね。

ほんまに最悪ですよ、墓じまいまで子にやられるのは。

そのために死亡保険金で墓じまいの費用を用意するとか、気の利いた親だと良いですが、そんなことまで考慮する親はほぼいないでしょうよ。

そんな話しも終活には必要です。

墓じまいを検討している場合は、事前に見積もりをとって複数の業者と相見積もりは避けられません。

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樹木葬が大人気

樹木葬とは、樹木の下に遺骨を埋葬する新しいタイプの葬送形態ですが、以下のようなメリットがあります。

  • 手間がかからない
  • 費用が安い
  • 自然に還ることができる
  • 自由度が高い

何より継承しなくて済むことが大きなメリットです。

しかも維持管理費用がいらない霊園もあるので、わざわざ貴重な休みを利用して、真夏に参らなくてもよくなります。

ネット上でお参りなんて、当たり前になってきますよ。

それだとご先祖がどうのこうのなんて感情論を振り回すヤツらもいますが、それだったら、例え病気で倒れても現地まで毎年のように行って欲しいですよね、代行など依頼せずに。

まとめ

「墓じまいが加速!一般墓が激減して樹木葬が大人気に!納骨堂も墓購入者を上回る時代に!」というテーマで、墓じまいについて書きました。

墓じまいの一気通貫での代行って、これからビジネスとして、一定の成長を見せる可能性があります。

決して市場は大きくはないとは思いますが、少子高齢化で引き継ぎ手も居ないとあれば、ニーズはあるでしょう。

樹木葬のほうがビジュアル的にも映えますし、何より行きやすいですよ、清潔感もありますしね。

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