高音(モスキート音)が聞こえづらくなるのは何故?加齢による聴力低下 言葉が聞き取りにくくなったら

加齢とともに高音(モスキート音)が聞こえづらくなってくるそうです。それはいったい何故なのでしょうか?また、加齢による聴力低下はどれくらいから始まり、日常生活がままならなくなるのは、どれくらいの聴力レベルからなのでしょう。補聴器導入を考えるべきタイミングなどについてもお伝えしていきます。

高音が聞こえなくなるのは何故?

高音がなんだか聞き取りにくくなった。みんなは聞こえているのに、自分には聞こえない。そんなふうに思ったことありませんか?

高音が聞こえなくなる原因は、耳の中の蝸牛内にある有毛細胞が変化することが原因なんだそうです。

蝸牛内の有毛細胞は、入口側で高音域を、そして奥側で低音域の変換を行っているそうです。そんな有毛細胞が加齢とともに入口側から壊れていくため、高音域から聞こえにくくなるのだそうです。

つまり以前は聞こえた高温が聞こえづらくなったのは、華麗にが原因といえるようです。

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モスキート音が聞こえない

蚊の飛ぶ音をモスキート音と言います。耳元で蚊が飛ぶと「プーン」という音が聞こえますよね。あれです。

あのモスキート音はとても周波数の高い音ですから、加齢により有毛細胞の入口側が壊れてくると、聞こえにくくなってくるんですね。つまりモスキート音は若者には聞こえるけれど、年配の人に聞こえづらい音ということになります。

その特徴を活かし、夜にたまり場となりがちなコンビニエンスストアなどでは、わざと不快なモスキート音を流し、若者が貯まるのを防ぐのに使ったりしているそうです。

でも実際のところは、モスキート音が聞こえづらくなるのは20歳を過ぎた位から起こるそうです。つまり20代から、私達は徐々に聴力の老化が始まっているということです。

加齢性難聴は何歳から始まる?

加齢性難聴は誰にでも起こりうるものですが、一般的には50歳頃から顕著に現れてきます。

実際は20歳くらいから聴力は衰え始めるとも言われていますが、30歳代・40歳代では、あまり聴力が衰えたと実感する人は少ないようです。

当然個人差はありますが、65歳を超える頃にはかなり増え、60歳代前半で5-10人に1人、60歳代後半では3人に1人、75歳以上になると7割以上ともいわれています。

つまり、75歳を過ぎたら、耳が遠くても当たり前ということです。

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補聴器はどれくらいから着けるといいの?

では、耳が遠くなってきたなと感じ始めて、どれくらいたったら補聴器を付けると良いのでしょうか。

一般的には平均聴力が40dBを超えたあたりで補聴器の使用を始めると良いようです。平均聴力が40dBを超えると、中等度難聴と判定されるとのことで、日常生活にも段々と不便を感じはじめるそうです。

日常会話がだいたい60dB程度、ピアノの音が80dB程度だそうです。これらが聞こえにくいとなると、補聴器は必須でしょう。

また、車のクラクションは110dB程度、ジェット機の通過音は120dB程度となりますが、これが聞こえない場合は重度難聴となります。

聴力レベルと身体障害手帳等級

難聴が進むと聴覚障害者として、障害者手帳を取得することが可能となります。

聴覚障害の身体障害手帳等級は、70dB以上で6級、80dB以上で4級、90dB以上で3級となります。これらは高度難聴という聴覚障害レベルに値します。

また、100dB以上で身体障害手帳等級は2球となり、重度難聴とみなされます。

耳が聞こえづらいなと感じたら、耳鼻咽喉科にて診察を受け、聴力を測ってもらいましょう。そして、必要に応じて補聴器の利用を開始してください。

聴力が弱まると、危険に気づかず思わぬ事故につながることがありますので、注意が必要です。特に一人暮らしの方は、早めの対処をお願いします。

まとめ

段々と高い音が聞こえづらくなってきているなと感じ始めています。特に子供と一緒に過ごしていると、彼らに聞こえている夏の虫の音やなにかが発する高い共鳴音が自分には聞こえづらかったりします。

聴力も視力も体力も記憶力も毛髪も、加齢とともに失っていくのです。いつまでも何もかもが若い頃と同じというわけにはいきません。少しずつ失っていくことにも慣れていく必要がありそうです。

何かに対して反応が鈍くなるということは、ある意味では鈍感力が増すともいえます。鈍感力が増せば些細な事に気を煩わされることも減り、多少は心穏やかに過ごせるようになるという良い面もあるのではないかと思います。

だから歳を取ると人は丸くなると言われるのでしょうか。できるだけ人生の良い面だけを数えて、心静かに生きていきたいものですね。

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