妊婦が心配する花粉症の薬ザイザルは胎児に影響なし?授乳中も気になる安全性とは
2月は花粉症の季節ですね。
最近は花粉の飛散も予報できる時代で、花粉症や花粉に敏感な人にとっては事前に手が打てるようになっていると思います。
とはいえ花粉シーズンになると、耳鼻咽喉科に通わざるを得ない人も多いはず。
特に妊婦さんや授乳中のママさんから治療薬に対しての心配の声を多く聞かれるそうです。
そこで今回は、妊婦さんは花粉症の治療薬を飲んでも胎児や乳児に影響はないのか、いろいろと調べてみましたのでシェアしたいと思います。
もくじ
花粉症は治療薬がある
さて、花粉症は予防接種が一番の対策方法というイメージでしたが、今では治療薬があるんですよね。
花粉症の治療薬として挙げられるのは、
- D-クロルフェニラミンマレイン酸塩(ポララミン)
- ジフェンヒドラミン塩酸塩(レスタミン、ベナ)
- シプロヘプタジン塩酸塩水和物(ペリアクチン)
- クレマスチンフマル酸塩(タベジール)
- ロラタジン(クラリチン)
- セチリジン塩酸塩(ジルテック)
- フェキソフェナジン塩酸塩(アレグラ)
- レボセチリジン塩酸塩(ザイザル)
でした。
妊婦さんに低リスクな花粉症治療薬
上記に挙げた花粉症の治療薬は、妊婦さんに低リスクな治療薬です。
FDA(アメリカ食品医薬品局)やADEC(オーストラリア医薬品評価委員会)でも安全性が高いと評価されているのは、
- D-クロルフェニラミンマレイン酸塩(ポララミン)
- ジフェンヒドラミン塩酸塩(レスタミン、ベナ)
- シプロヘプタジン塩酸塩水和物(ペリアクチン)
- クレマスチンフマル酸塩(タベジール)
です。
ただし副作用として眠気を誘発するとのことなので、車を運転して健診に行く場合は、飲む時間などを調整した方が良いかもしれません。
眠気が出にくいとされる花粉症治療薬
仕事、自動車での通勤や移動が避けられない場合、眠気が出にくいとされる花粉症治療薬としては、
- ロラタジン(クラリチン)
- セチリジン塩酸塩(ジルテック)
です。
市販薬ならフェキソフェナジン塩酸塩(アレグラ)を選択すると良いでしょう。
授乳中の花粉症治療薬
授乳中も服薬には気を使いますよね。
花粉症の治療薬に関して授乳への安全性が高いのは、
- ロラタジン(クラリチン)
- レボセチリジン塩酸塩(ザイザル)
- セチリジン塩酸塩(ジルテック)
- フェキソフェナジン塩酸塩(アレグラ)
になり、有害報告はないとのこと。
アレグラは良い薬なんですね。
風邪で鼻水の症状が出ているときなど、処方された記憶がありますから、市販品でも評判は良いのでしょう。
まとめ
幸いにも筆者の家族は全員、花粉症の傾向は現在まで見られないのですが、娘曰くクラスメイトの何人かは目のかゆみを訴えている子がいるとのこと。
当人は授業に集中出来ないとこぼしているとか(汗)
今回の記事は、下記の記事を参考に編集しています。