それって隠れ冷え性なのでは?隠れ冷え性の症状やセルフチェック、温活による改善方法など
なんだかいつもダルい・疲れやすい、体がいつも冷たくて、手のひらが湿っぽい…。それってひょっとすると「隠れ冷え性」かもしれませんよ。そんな心当たりのある方は、ぜひ「隠れ冷え性セルフチェック」を行ってみてください。また、隠れ冷え性の改善には「温活」がおすすめです。今日からすぐにでも始められる温活の方法もご紹介します。
もくじ
それって隠れ冷え性では?
もしも「体が冷えやすい」「手足がいつも冷たい」といった症状があるなら、それは隠れ冷え性かもしれません。
隠れ冷え性だと、太りやすかったり、疲れやすかったり、よく眠れないといった症状があったりもします。
冷え性になると血液やリンパの巡りが悪くなるので、必要な栄養や酸素が体に行き渡らなくなります。
そのため、すぐに疲れてしまううえに回復力も低く、なんだかいつもダルい・元気が出ないといった状態が続きます。
また、リンパの廻りが悪いことで老廃物が除去されないため、血の巡りも悪く肩や首のこりも起こりやすいです。更には、そのこりから頭痛などの症状も起こったりします。
隠れ冷え性セルフチェック
ひょっとして自分も隠れ冷え性?そう思ったなら、次の「隠れ冷え性セルフチェック」を行ってみましょう。
次の質問にYesかNoの2択で答え、Yesの数をカウントしてください。
- 冬は電気毛布や電気アンカを使っている
- 温かいものを好んで食べる
- 風邪をひきやすい
- 肩こり・腰痛がある
- お風呂からあがったあと、すぐに体が冷える
- 生野菜や果物が好き
- コーヒーやお茶が好き
- 手足の末端が特に冷える
- トイレが近い
- 胃腸が弱い・すぐにお腹を壊す
- 不眠症の傾向がある
- 足の裏や手のひらが湿っている
- 体がだるい・疲れやすい
- 指のささくれがある
- 冬場はしもやけができる
- 爪が割れやすい
- 皮膚がかさついている
- 自律神経が失調ぎみ
- 夏に冷たいものをよく飲む
- 夏場は冷房を長時間使用する
- 温泉などに入るとすぐにのぼせる
- 手足がむくむ
- お腹がチャポチャポと音がする
- 貧血ぎみ
- 低血圧
- 低体温ぎみ(36度以下)
- よく胃が痛くなる
Yesの数はいくつありましたか?
5個以上の場合、あなたは隠れ冷え性です。冷え性対策を行いましょう。
10個以上の場合は、冷え性改善のために治療をすべきです。病院へ相談に行ってください。
隠れ冷え性の改善には
冷え性にはいくつかのタイプがありますが、隠れ冷え性の場合は「内蔵型」と呼ばれる冷え性タイプになります。
内臓が冷える原因は、主にストレスや疲労により、血液やリンパの循環機能が低下しているためです。また、運動不足もそこに拍車を掛けます。
そこで、内蔵型冷え性を改善するには、次のような点に気をつけましょう。
- お風呂はシャワーで済ませず、適温のお湯をためて長く浸かる
- 夏でも肌を露出しすぎない
- 夏場のエアコン温度は控えめにする
- なるべく暖かい飲み物や食事を摂る
- 果物を食べ過ぎない
- 生姜や唐辛子を使った料理を食べる
- ストレッチやウォーキングなどの適度な運動習慣を持つ
できることから始めて、習慣にしていきましょう。
温活のすすめ
上記の改善方法に加え、隠れ冷え性には「温活」をおすすめします。
温活とは、体を温めることで基礎体温を上げ、体調不良を改善することをいいます。
温活による体の温め方は、主に食事の効果を利用します。
食べ物には体を冷やすものと温めるものとがあります。
これらのうち、体を温める効果のある食べ物や飲み物を積極的に摂ることで、内側から体を温めていきます。
温活に適した食材がこちらです。
体を温める食材
- 味噌
- 生姜
- かぼちゃ
- ねぎ
- あずき
- ごぼう
- 鶏肉
- レバー
- 青魚
- 鮭
- うなぎ
など
小麦粉を原料に作られたうどんやラーメン、パスタ、パンなどは、体を冷やします。その他、夏野菜も体を冷やしますので、覚えておいてください。
また、体を温める飲み物がこちら。
体を温める飲み物
- 白湯
- よもぎ茶
- 紅茶
- 烏龍茶
- プーアル茶
- シナモンティー
など
妊婦さんが白湯を飲んだほうがいいと言われるのは、体を冷やさないようにするためです。
基本的にカフェインの入った飲み物は、体を冷やしますので、なるべく飲まないようにしましょう。
まとめ
隠れ冷え性になっていて体が冷えてしまうと、あらゆる体調不良を引き起こします。特に女性は、体を冷やさないように注意が必要です。
なんだかわからないけどいつもダルい・疲れやすいと言う方は、温活を始めてみてください。
なかでも白湯を飲むことは、お金も掛からず今日から始められるのでおすすめです。珈琲や紅茶を飲むのを控えて、白湯を飲むようにしましょう。
あとは食事に生姜(チューブタイプを常備)を加えて食べる、ウォーキングをする、といったことも手軽にできるでしょう。
これだけでもずいぶんと改善されると思いますので、ぜひ試してみてくださいね。