映画『記憶にございません!』あらすじと感想 天海祐希のシーンはどこ?【ネタバレあり】

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映画『記憶にございません!』のあらすじと視聴した感想をお伝えします。天海祐希や山寺宏一はどのシーンに出ていたかなど、ネタバレも含みます。

『記憶にございません!』のあらすじ

『記憶にございません!』のあらすじです。

史上最低の総理と呼ばれる黒田総理(中井貴一)が、演説中に国民から石を投げらられ、それが頭に当たったことから記憶喪失に。それをきっかけに政治のことからこれまでの評判の悪い態度や悪政など、すっかり忘れてしまって良識に基づき行動する普通のおじさんとなってしまう。側近はこの記憶喪失を何とか周囲に隠し通しながら、総理の職を続けさせようとする。徐々に周囲に記憶喪失の事実が漏れ始めながらも、ギリギリの公務をこなしながら、正直に対応していくことでこれまで抱えていた様々な問題や課題が、プラスに働いていき…。

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『記憶にございません!』の感想

単純に笑いを求めてコメディー映画を求めていた時に目に留まったのが、この映画『記憶にございません!』でした。

なんとなくストーリーの展開は観る前からイメージが付きそうなこの映画。予想を大きく裏切ることなく、ストーリー的にはある意味ベタな感じではありますが、それでも内容に引き込まれる世界観がありました。

一見、政治に関する映画なんてと、それだけで毛嫌いしてしまう人もいるかもしれませんが、そういった理由だけで判断してはもったいないです。

政治のことなんて何も分からない人でも十分に、楽しめる映画です。何しろ主人公の総理大臣が、政治のことなんて大して分かっていないのですから(笑)。

スキャンダルのシーンなどで男女間の問題なども出てきますが、過激なシーンはなく子供が観るにもとてもいい映画だと思います。

まるでどこかの国の政治と政治家をモデルにしたかのような風刺映画的作品ですが、実際の政治もやっていることは、実はさほど変わらないのではないかと思います。

出演キャストについて

映画『記憶にございません!』の出演キャストについてご紹介します。

2019年9月13日公開。監督・脚本は三谷幸喜さんによる作品。主演は中井貴一さん。

キャスト

黒田啓介(総理大臣):中井貴一
井坂(首相秘書官):ディーン・フジオカ
黒田聡子(啓介の妻):石田ゆり子
番場のぞみ(事務秘書官):小池栄子
寿賀さん(首相官邸料理人):斉藤由貴
鶴丸大悟(内閣官房長官):草刈正雄
古郡祐(フリーライター):佐藤浩市
山西あかね(野党第二党の党首):吉田羊
大関平太郎(警察官):田中圭
南条実(啓介に石を投げた大工):寺島進
黒田篤彦(啓介の息子):濱田龍臣
近藤ボニータ(ニュースキャスター):有働由美子
古賀(啓介のSP):藤本隆宏
野々宮万作(秘書官補):迫田孝也
鰐淵影虎(聡子の兄・衆議院議員):ROLLY
八代(鶴丸官房長官の秘書官):後藤淳平(ジャルジャル)
スーザン・セントジェームス・ナリカワ(米国大統領):木村佳乃
ジェット・和田(ナリカワ米国大統領の通訳):宮澤エマ
柳友一郎(啓介の恩師である元小学校教師):山口崇
小野田治(小野田建設社長・啓介の幼馴染):梶原善
桜塚(厚生労働大臣):市川男女蔵
森崎(財務大臣):小林隆
牛尾(外務大臣):飯尾和樹(ずん)
戸波(啓介の記憶喪失を診断した脳外科医):小澤雄太(劇団EXILE)
スナイパー:川平慈英
定食屋の店長:阿南健治
酔っぱらいの中年サラリーマン:近藤芳正
啓介行きつけの高級レストランの店長:栗原英雄
ドラマ「女西郷」主演女優:天海祐希
さまざまな声の出演:山寺宏一

啓介の妻の兄である鰐淵影虎役のROLLYさん、初めはドリフターズの仲本工事さんかと思いました(笑)。

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天海祐希さんの出演シーン

実はこの映画、非常に多くの役者さんたちが出演しています。

出演キャストのリストを見て、天海祐希さんも出演しているのが分かるのですが、目を凝らして映画を注意深く観ていても、彼らの出演シーンがどこか分かりませんでした。

そこで、調べてみたところ、天海祐希さんの登場シーンは、なんと映画の冒頭で記憶をなくした総理が入った食堂で流れていたテレビの中。

定食屋の店主と会話する際に映るテレビの坊主頭の男装した女性が天海祐希さんです。

これは分かりませんね(笑)。

こういったところに三谷幸喜監督のユーモアも垣間見られますよね。

そして、そんなちょい役でも出演してくれる役者さんたちの姿勢から、三谷監督が愛されているのが伝わってきます。

まとめ

自粛を要するこの期間は、割り切って家で読書と映画を満喫することにしました。

特に映画に関しては、とても便利なのが、やはりサブスクリプションサービスですね。

レンタルに行く手間や時間もかかりませんし、なんと言ってもコスパが最高です。

涼しい部屋の中を暗くして、映画館ごっこです(笑)。

昔、池袋の文芸坐で見た三本立てのように、気になっていた映画、もう一度観たいと思っていた映画を、この期間にどんどん観ていこうと思います。

今できないことを嘆くのではなく、今できることを楽しみましょう!

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