在宅ワーク(リモートワーク)のメリットとデメリット!仕事効率が下がる原因とは?
コロナ禍も1年以上が経過して、在宅ワークやリモートワークが定着してきた頃ですね。
相変わらず、対面じゃなければなんて言ってる古株社員もいるとは思いますが、働く意思があれば、どんな環境でもやるのが仕事人というもの。
ケチ付けていたらキリがありません。
自分に都合よく仕事をしたいのならば、
- 代わりに誰かにやってもらう
- 自宅じゃない場所で仕事をする
- 感染覚悟で出社する
この3択しかないでしょう。
社命だからと言って「自宅では仕事できない」と言うのなら、環境を変えるしかありません。
改めて在宅ワークやリモートワークのメリットとデメリットを考えてみました。
もくじ
在宅ワークのメリット
リモートワークも含めて、以降は在宅ワークで表記を統一します。
在宅ワークのメリットは、言うまでもなく、
- 出勤不要:通勤コストのゼロ化
- リラックスできる
- 子育ての両立か可能
- 介護との両立が可能
- 給与体系は変わらない
など、個人単位でもメリットはさまざまだと思います。
もちろん人によっては、先ほど挙げたメリットがデメリットにもなるでしょうが、それはまた後ほど。
最大のメリット
やはり通勤コストがゼロという点です。
通勤コストは単純に移動時間が無くなるということではありません。
- 交通費の負担ゼロ
- 身支度に関する時間も削減
- 朝にゆとりができる
- 通勤途中の事故リスクのゼロ化
も含めてのことです。
当たり前に通勤しているとリスクや数値化しにくいコストも気付きにくいものです。
これがゼロまたはゼロに近くなるわけですから、心身の負担たるや相当に軽減されるばすです。
通勤途中に仕事モードに切り替えるために、移動は必要などという人は、高コスト体質であると言えます。
在宅ワークのデメリット
どちらかと言えば、デメリットの方が多いでしょうね。
- 子どもが在宅していると仕事ができない
- 食事の準備が増える
- リモート会議が上手くできない
- 逆に介護に時間を取られる
- ストレスが溜まる
- 誘惑が多いので手が止まる
- ダラダラと仕事をし続けてしまう
というところでしょうか。
日本人は気質的に文句や言い訳はめちゃくちゃ出ますから、際限なくデメリットは挙がってくるでしょう。
誘惑、ストレス、ダラダラはセルフマネジメントの問題です。
リモート会議が上手くできないのなら、チャットやメッセージに変更してもらえばいいだけでは?
深刻なデメリット
深刻な問題は、子どもが在宅している時と、介護との両立だと思います。
これは一筋縄では解決は難しいため、理解ある職場とそうでない職場での差が激しい部分だと感じます。
ヘルパーや一時預かりを利用すればよいと、簡単には言えません。
地域性や各家庭の状況で違いがありますから、個別に対応していくしかないでしょう。
例えば、時短勤務に切り替えたり、職場でヘルパーや一時預かり分の手当を増額してもらうなど、無理を承知で要求してみるのも一考。
このような交渉も労働者として必要なスキルです。
仕事効率が下がる原因
職場と家庭は違うと言いながら、渋々在宅ワークに取り組んでいる人はいませんか?
在宅ワークを命じられれば環境を作ることも仕事のうち。
必要な投資は備品として処理して良いかなど、仕事環境の構築のために提案すべき。
会社側も拒否はしないでしょう。
不満ばかり述べたところで現状は変わりません。
在宅ワークで仕事効率が落ちると言われますが、
- 必要な投資
- 要求すべきこと
などを何もしなければ、仕事効率が落ちるのは当たり前です。
職場と自宅は環境が違うわけですから、ノートパソコンを持ち帰ったところで同じように働けるわけがありません。
逆に言えば、会社が整えた環境だったからこそ、これまで仕事をやっていけたのだということを自覚すべきです。
自分の力を過信しすぎでは?
まとめ
在宅ワークのメリットとデメリットについて考えてみましたが、職場がいかに恵まれているかについて考えている人は、あまり多くないという印象です。
会社員であることに感謝しなければならいのではと思います。
在宅勤務については、パナソニックが特集を組んでいますので、ご参考に。