家計のリストラは大きめの固定費から【貯金・資産を作ろう!】

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貯金や資産作りを始めるにあたり、まず誰でもできることは家計のリストラです。家計のリストラを行うには、大きめの固定費を見直すことが効果的。どのように進めればよいか、具体的にお伝えします。

固定費を見直して貯金や資産を作ろう!

お金を貯めるにはいくつかの方法があります。

ざっくりと、大きく次の3つがあるでしょう。

  • 支出を減らす
  • 稼ぎを増やす
  • 投資する

この中で、すぐにできて効果が高いのが、支出を減らすということです。

支出を減らさないと、稼ぎを増やしてもなかなかお金は増えません。

まずは、支出を見直して、無駄な支出を減らすことから始めましょう。

そのためには、毎月出ていく固定費を見直すことです。

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大きめの固定費から見直すが効果的

固定費にはいくつかあると思いますが、大き目の固定費から見直すと効果も大きいのでお勧めです。

大き目の固定費には次のようなものがあります。

  • 光熱費
  • 通信費
  • 住宅費
  • 車両費
  • 保険料

これらは毎月相当額を支払っているので、少し見直すだけでも、全体でみると結構な額を抑えることができ、どれが1年ともなると、ちょっとした貯金(資産)になるのです。

見直すべき具体的な固定費

では、1つずつ検討すべき固定費について見ていきましょう。

光熱費

光熱費を減らすには、マメに電気を消すとか、そういった小さなことも大事ですが、ここでは電力会社を見直すことをお勧めします。

以前は、電力会社はそのエリアに供給している会社1択で選びようがありませんでしたが、電力自由化により2016年より電力会社が増えました。

なので、電気使用量も各社によりまちまちで、今まで使っていた電力会社よりも格安な電力が必ずあります。

電力会社の乗り換えって、なんだか大変そうに思えるかもしれませんが、実はネットのみで完結でき、非常に簡単です。

契約中の電力会社に解約の手続きは不要で、新たな電力会社に申し込むだけで自動的に切り替わります。

まずは毎月の電気使用量を把握し、各電力会社で使用料のシミュレーションをしてみてください。その中から割安の会社を選ぶといいでしょう。

通信

これは皆さん薄々気づいていると思いますが、格安SIMに乗り換えることで、大きく通信費を抑えることができます。

通信大手の3大キャリアも最近通信費を下げていますが、それでも格安SIMに比べるとまだまだ高いです。

格安SIMといっても大手キャリアの回線を使用するわけですから、電波が届かなくなるといったことはありません。

デメリットはキャリアメールが使えないのと、LINEのID検索ができないくらいでしょう。

メールはGmailが主流になってきていますし、LINEのID検索ができないくらいで月に数千円(年間数万)も固定費が削減できるのなら、この効果は見逃せません。

住宅費

住宅は賃貸派か購入派かの論議がずっとなされていましたが、最近では賃貸派の方が優勢のようです。

賃貸だと収入の変動やライフステージによおる同居人数の変動にも臨機応変に対応できます。

また、家賃は建物の経年変化と共に下がりますので、長く住んでいる方は周辺エリアの相場をチェックして、随時家賃交渉をして適正家賃に下げてもらってください。

大家さんも空き室リスクを避けるために、家賃交渉には応じてくれると思います。

購入する場合は、リセールバリューを考えて購入することをお勧めします。

リセールバリューとは、売った時の値段のことです。

住宅ローンを完済後にその家を売った場合、購入額(支払った額)との差を比較し、その差が小さければ、リセールバリューが高いと言えます。

その反対に差が大きくマイナス(減少)となるような物件は、あまりお勧めできません。

ローンが完済する35年後には、建物は減価償却され価値はゼロに等しくなるので、残るのは主に土地の値段です。

土地の値段が下がらない(もしくは上がる)エリアに家を購入することで、リセールバリューの下がらない物件かどうかの判断はある程度できるでしょう。

また、新築は建物の減価償却が大きいので、中古物件に比べるとリセールバリューは低くなります。

上手に中古物件を見つけ、リフォームして自分らしく済むのが、大きな借金(リスク)を抱えずに済むので、最近の若い人には人気のようです。

既に住宅ローンを組んでいる人のなかで、返済が厳しくなっている人は、すぐにローンを組んでいる銀行に相談してください。

ボーナス払いの変更や減額、停止、また、返済期間を延ばすことにより月々の偏差器楽を減らすリスケジュールなどの相談に乗ってくれると思います。

くれぐれも消費者金融から借り入れて偏差に充てるなどしないように。また、考えるのが面倒だからといって放置しないようにしてください。

早めに手を打てばより有効な解決策は見つかるはずですので、行動は早めにお願いします。

車両費

地域によっては車は必需品という方もいるでしょうが、できることなら手放すことで大きく固定費を減らせます。

車は車両代以外に駐車場や車検、保険、税金、ガソリン代などの固定費がかかるうえに、故障による修理代など、予期せぬ費用もかかります。

週に一度しか乗らないという場合など、カーシェアリングやレンタカーの利用を検討してみましょう。

場合によってはタクシーを利用したとしても、車の維持費よりも安く済む場合もありますよ。

どうしても購入しなければならない場合は、軽自動車にする、中古車にすることです。

保険料

保険料は人生における3大費用のひとつと言われています。

保険の勧誘でいわれたままに保険を組んでいる人は、この機会に見直しされることを勧めします。

よくありがちなのが、単身者が生命保険をかけている場合です。

扶養家族(特に子供がいる場合)がいないなら、生命保険は必要ありません。

医療保険も健康保険に加入している限り、高額療養費制度があるので、月に支払うマックスは10万程度に収まります。これに関しては100万円くらいの貯金があればカバーできるでしょう。

強いて言うなら、国民共済など掛け金の安い医療保険に加入し、死亡の場合に200万程度が支払われることで、お葬式代くらいをカバーできるようにしておくと良いかと思います。

保険は、次の3つは加入しておくことをお勧めします。

  • 火災保険
  • 自動車の任意保険(対人・対物共に無制限)
  • 生命保険(自立前の子供がいる場合)

これ以外は、少し貯金があればカバーできますので、無駄な保険料を支払う分でこの貯金を作りましょう。

地震保険も一部損壊だと出ないことが多いそうなので、マンション住まいの人は必要ないそうです。

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まとめ

我が家は格安SIMを使うことで、3人分のスマホ代を月1万円以下に抑えることに成功しました。

これだけでもかなりの節約です。

浮いたお金を貯金するのもいいのですが、学費などに回すことで少し家計が助かったりしています。

また、ふるさと納税を活用し、お米やお肉など食費にかかるお金の削減に活かしています。

住宅は中古のリセールバリューの高い物件を格安購入できたので、家賃相場以下で住めています。

そうやって、ひとつずつ見直すことで、チリツモ式に家計のリストラを試みることで、収入が変わらなくても少し生活のゆとりが生まれます。また、仮に収入がダウンしても、慌てずに行動できるのも良い点です。

ぜひ、巣ごもりのコロナ禍に、家計のリストラについて見直してみてください。

できることから始めて、将来の貯金や資産構築を進めていきましょう。

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