イマイチ幸せを感じられない だったら何をすればいい? 幸福の資本論と風の時代から学ぶ

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イマイチ幸せを感じられない…。それはきっと何かのピースが足りないからです。だったら何をすればいいの?そう思った方のために、橘玲氏の『幸福の資本論』にある8つの人生パターンを自分の現状に当てはめ、どこに向かえば幸せになれるかのチェックをしましょう。また、去年から始まった「風の時代」を生きる中での幸せのあり方もお伝えします。

人が持つ3種類のインフラ

人が持つインフラの種類には、大きく3つ種類あります。

  1. 金融資産
  2. 人的資本
  3. 社会資本

金融資産とは、貯金や不動産などの財産のことで、「自由」を生み出すものです。

人的資本は、働いてお金を稼ぐ能力のことで、「自己実現」を生み出します。

社会資本は、人とのつながりのことで、「共同体=絆」すなわち「人間関係」を生み出すものです。

これらの資本をどれだけ持っているか、また持っている資本の掛け合わせからなる8つのパターンから、あなたの幸せが決まってくると橘玲氏の『幸福の資本論』には書かれています。

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所有する資産からなる8つの人生パターン

金融資産、人的資本、社会資本の3つの資産をそれぞれ、「ある」と「ない」とに分けた時、2×2×2=8通りのパターンができあがります。

どういったものかというと、

3つともあるパターン
超充:金融資産・人的資本・社会資本

2つあるパターン
金持ち:金融資産・人的資本
旦那:金融資産・社会資本
リア充:人的資本・社会資本

1つだけあるパターン
退職者:金融資産
ソロ充:人的資本
プア充:社会資本

1つもないパターン
貧困:ゼロ

基本的には真ん中の6パターン

金融資産・人的資本・社会資本の全てを手に入れないと幸せになれないかと言うと、そうではありません。

橘玲氏は著書の中で、むしろ全てを持っている人はほばいないに等しく、また、1つも持っていない場合でも、1つを手に入れるのはそう難しいことではないと述べています。

つまり、多くの人は

2つあるパターン
金持ち:金融資産・人的資本
旦那:金融資産・社会資本
リア充:人的資本・社会資本

1つだけあるパターン
退職者:金融資産
ソロ充:人的資本
プア充:社会資本

の6パターンのどれかに該当するということです。

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幸せを感じるのはどのパターン?

最初に戻って、「イマイチ幸せを感じられない」ということはどういうことかと言うと、「少し不幸に感じる」「イマイチ幸せじゃない」ということだと思われます。

人はなかなか「自分は幸せだ!」とはなかなか思いません。その変わり、ちょっとした不幸には感じやすかったりします。

では、この「ちょっとした不幸」を感じない人でいるには、どのパターンを目指せば良いかと言うと、2つあるパターン、すなわち、金持ち・旦那・リア充のどれかを目指すべきです。

ここであなたが既に持っている資産は何かを思い返してみてください。

あなたが持っているのが金融資産であるなら、人的資本か社会資本を、人的資本を持っているなら、金融資産か社会資本を、そして社会資本を持っているなら、金融資産か人的資本を手に入れるよう頑張ってください。

もう少しわかりやすく説明すると、

既に金融資産や不動産などの財産を持っているなら、資格や専門知識を身に着け稼ぐ力を身につけるか、仲の良い友達を得ましょう。

既に稼ぐ力である人的資本を持っているなら、投資などで金融資産を増やすか、仲の良い友達を得ましょう。

既に仲の良い友達がたくさんいるなら、投資などで金融資産を増やすか、資格や専門知識を身に着け稼ぐ力をつけましょう。

ただし、金融資産を手に入れるためには、まずは稼ぐ必要があるので(投資するための種銭が必要)、3番目の人は資格や専門知識を身に着け稼ぐ力をつけることを目指すことになるでしょう。

現状、どれも持ち合わせていないというのであれば、どれか1つ手に入れやすそうな資産をまずは手に入れることから始めてみてください。

いかがですか、これであなたの目指すべき道は見つかったのではないでしょうか。

風の時代に幸せに生きるには

さてここからは、「風の時代」を生きるうえで、より幸せを感じられるために手に入れるべき資産についてお伝えします。

「風の時代」とは「「風の時代」とは?価値観のパラダイムシフトが起きている 物質依存の「土の時代」の終焉」でお伝えしたように、2020年の冬至から西洋占星術の世界では「風の時代」に突入しました。

そして今後、約200年に渡り「風の時代」が続きます。つまり、今生きている私達は、生涯この「風の時代」を生きることになります。

「風の時代」では、お金や物のように目に見えるものではなく、「個人の自由」や「人とのつながり」など「目に見えないもの」に価値を置く時代となるのだそうです。

そうなると、人とのつながりである社会資本は外せない資産となりますので、旦那(金融資産と社会資本)かリア充(人的資本と社会資本)を目指すのがより幸せに生きるための条件となります。

しかし、上述したとおり、生まれつきお金持ちでない限り、金融資産を手に入れるには人的資本を得る必要があるので、結局はリア充(人的資本と社会資本)を目指す1択と言えそうです。

つまり、マックジョブではなく専門性の高い高時給の仕事に就けるよう学び続け、かといって仕事ばかりせずに、気の合う仲間や家族との時間も同じくらい大切に生きる。

この2つをバランスよく手に入れるために頑張るということです。

手に入れると言っても、幸せは人との比較ではありません。自分が満足できればそれでいいのです。

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