年間100万円貯める方法 10年間で1000万円の貯金を目指す!

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毎年、年間100万円貯める方法を調べてみました。人それぞれ収入や家族構成など、状況は異なるでしょうが、基本的に現状あまり収入がない状況下で、子供もいるといった支出もある程度あるなか、どうやって年間100万円貯めるかを考えてみました。

年間100万円貯めるには

今回、年間100万円貯める方法を考えるにあたって、ギャンブルや宝くじ、デイトレのような投機的なもので一発大逆転という方法は除外します。

何かで爆発的に稼いで増やすのではなく、確実に年間100万円貯めるにはどうするかを考えます。

そのためには、まず大前提として、年収が最低100万円以上なければ不可能です。
また、年収が100万円きっかりしかないのに、年間100万円貯めるというのは、現実的ではありません。

毎月生活するには、どんなに切り詰めても、ある程度決まった支出はありますからね。

というわけで、初めに現状がどういう状況か把握するために、現在の毎月の支出をざっくりと書き出してみるところから始めましょう。

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年間100万円貯金する場合の毎月の貯蓄額

年間100万円貯めようと思ったら、毎月83333円貯金する必要があります。

毎月の額面月収から社会保険や税金などを差し引き、残った額から83333円を引いた残額が毎月の使える額です。

先ほど現状把握するために書き出した額と比べてみてください。

毎月の支出をどれくらいに納めなければならないか、現実的な数字が見えてきたと思います。

いかがですか?年間100万円貯めようと思った時の、これが現実です。

2割貯金という観点から考えてみる

貯金の話が出てくると、よく収入の2割を貯金しようという話があります。

では、収入の2割を貯金して、年間100万円を貯めようとしたとき、そもそもどれくらいの収入が必要か考えてみましょう。

年間100万円貯める場合の月の貯金額が83333円なので、これが社会保険・税引き後の収入の2割と考えると、ざっくり416666円となります。

社会保険や税金を差し引いた残りが416666円となると、少なくとも額面の月収は500000円くらいである必要があります。

つまり、年収の2割貯金で年間100万円貯めようと思ったら、年収にして600万円必要となります。

年収600万円って、ちょっと高いですよね。でも、世帯年収で良いので、夫婦で600万なら、結構いけそうな額ではないですか?

旦那さんが年収500万円、奥さんがパートで年収100万とか、夫婦とも社員で、それぞれが年収300万とか。

しかし、世帯年収が額面600万円の場合でも、社会保険・税を引いた額から2割貯金分の83333円を引くと、月に使える額は333333円です。

年収が600万円を満たしていない場合は、年間に100万円貯めようと思ったら、更に毎月の支出額を抑える必要がありますね。

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人生における大きな支出項目

年収も足りなければ、支出もわりと多いなと気づいたなら、当然ですが見直しが必要です。

ちまちまと見直しをしても、なかなか月に83333円をねん出するのは難しいでしょう。

なので大きいところをバッサリ行く必要があります。

人生において大きな支出の項目となるものに次の3つがあります。

  1. 住宅費
  2. 教育費
  3. 保険

この3つを見直すことで、だいぶ支出の見直しができるかと思われます。

最近は子供にかける教育費の割合が増えているそうです。

まわりの家が習い事をしていると、「うちも習わせなくては」と思いがちですが、そのせいで家計がひっ迫しては意味がありません。

国や自治体からもらえる児童手当などは、毎月の収入と思わずに、高校や大学の塾費や学費として、そのまま貯金をしておくことをおすすめします。

また、保険もなんでもかんでもかければいいのではなく、最低限のものに減らしてみましょう。

住宅を購入している場合は、団体信用生命保険に加入しているでしょうから、その他の生命保険は解除するとか、医療保険も保険の適用がきかないがん保険のみにするなど、国民共済なども活用して見直してみましょう。

住宅費も購入前ならぜひとも住宅の購入額を見直すべきです。

金利が低い今は支払えそうでも、変動金利で1%上がったらかなり支払額も増えます。

また、新築はやめて中古住宅にするとか、支払い年月もなるべく短くすることなども考えましょう。

このときも他の人の住宅購入額や住宅販売の営業マンの言葉を鵜?みにするのではなく、実際の収入から余裕をもって支払える額にするべきです。

一般的に住宅費は収入の3割以下にすることが薦められていますが、これは額面の3割ではなく、社会保険・税挽き後の額の3割以下で、かつ、住宅ローンの他に、固定資産税や団体信用生命の保険料、火災保険などを合わせて3割以下として見積もりましょう。

当たり前ですが、住宅にかかる費用の割合が高いほど、他に使える額は減ってきます。

賃貸なら家賃の低い家へ引っ越すことで対応できますが、住宅を購入すると毎月の住宅費を抑えるのは難しくなります。

今の収入がこの先ずっと続く保証はありません。

残業代やボーナスもないものと考えておいた方が良いでしょう。

昨今の不安定な社会においては、不測の事態も想定し、住宅費は最高でも2割5分以下に抑えた方が良いのではないかと思います。

その他の固定費を見直す

3大経費を見直したら、あとは通信費などの固定費を見直すことです。

携帯は格安スマホに乗り換える。余分なサブスクサービスは解除する。新聞も解除。場合によっては自動車を系にする、もしくは手放すなど。

優先順位ごとに並べ直し、優先順位の低いものからやめてみることを考えましょう。

これをきっかけに、自分の人生の中で大事なのものの優先順位を見直し、不要なものは思い切って断捨離するといいかもしれません。

まとめ

どうでしたか。自分の状況を見直してみて、現実が見えてきたかと思います。

今の収入で年間100万円貯金するには、何をどうすればよいか、少し方向性が見いだせたでしょうか。

人は収入が増えると、それに合わせて生活レベルを上げてしまいがちです。

しかし一度上がった生活レベルは、下げるのはなかなか難しいものです。

「足るを知る」という言葉があるように、自部にとっての充分という基準を見つけ、むやみに生活レベルを上げずに暮らしていくことが重要かと思います。

自分にとって何が大事かは人それぞれ違います。

人と比べるのではなく、自分の「足る」をしっかり持つようにしてみてください。

そのうえで、年間100万円貯めるのに収入がまだ足りないようでしたら、副業なども考えてみるといいかもしれません。

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