理想は都市と地方の2拠点居住 その距離間が重要ポイント!

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今注目の都市と地方との2拠点居住。持続可能にするための2拠点間の距離間とは。自然のもたらす心と頭に有益な効果や、これからの人生を幸せにするライフスタイルについてお伝えします。

きっかけは新型コロナ

新型コロナの影響で、この2年でライフスタイルが大きく変わりました。

1つはリモートワークの実施。これまで企業が後回しにしていたリモートワークを導入せざるを得ない状況にもなり、一気に広がりました。

これをきっかけに、これまで勤務していたオフィスを縮小したり、地方へ移したり、中には完全リモートワークを実現し、社員が全国各地の好きなところで仕事をする完全テレワークを行った企業もあります。

こうして働くうえでの通勤から解放された人が増えたことにより、より自然に近い場所に移りたいと思う人も増えています。

完全に地方への移住は難しくても、今の都市での住まいと自然のある場所との2拠点居住を考え、実際に実現した人もここ2年間で急激に増えたようです。

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人は自然で癒される

都市生活者の中には、自然に憧れる人が多くいます。私もその中の一人です。

なので、これまでも休みの日に釣りやキャンプをするなどして、自然の中に身を置く機会を求めていました。

満員電車での通勤や、人口が密集している都会での生活はストレスも多く、そんなときに自然の中でのんびりと過ごしたいと思うのです。

実際、自然には人の心を癒す力があります。

何をするわけでもなく、海をぼーっと眺めていたり、川のせせらぎや山の中で鳥の声を聴いたりしているだけでも、帰宅後に不思議と心が整っているのを感じます。

脳科学の見地から見ても、人は自然の中で3日間過ごすと、創造力や問題解決能力が50%上昇するといった脳機能を向上させる効果があるそうです。

これは脳に蓄積されたストレスを緩和させることによる効果なのだそうです。

2拠点の距離感が大事

2拠点居住にも様々なスタイルがあると思います。

基本的に毎日リモートワークで通勤の必要がない方やIT系のフリーランスの方などは、一応いまの部屋を都市部に残しつつも、メインの拠点自体を地方へと移してしまうことができる人もいるでしょう。

ただこう言ったことができる方はやはりまだまだ稀なケースで、実際は週に何日か通勤の必要性があるという人がほとんどではないかと思います。

そういった大多数の方が2拠点居住を目指す場合、今の住居と地方の住居との移動距離について考えることは、とても大事なポイントになってきます。

あまりに遠いと生き気がおっくうになり、2拠点居住を続けるのが難しくなってしまうからです。

このくらいの距離内だと、仮に週末のみを地方で過ごすというスタイルでも、続けられる方が多いようです。

では、2拠点の距離間はどれくらいが許容範囲なのかと言いますと、これは距離にして150キロ圏内が良いようです。これは車だと1時間半、新幹線で1時間ほどの距離になります。

150キロを例えるなら、東京駅からだと栃木県那須の塩原くらいまでです。静岡市や長野県の茅野市あたりも、同じく150キロ圏内になります。

なんとなく距離感がつかめますか?

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まとめ

コロナ禍で今の生活に関する多くのことについて、これまで以上に沢山考える機会となったと思います。

これまでなんとなく今の生活が続くのだろうなと思っていたことが、否応なく変化を強いられたり、逆に、こんな状況下だからこそ、あきらめかけてきた地方移住や転職、独立を目指してみようと行動された方もいるでしょう。

また、将来に対する収入の不安を発端に、リタイア後の暮らしや年金について考えさせられた方も少なくないでしょう。

今よりも金銭的に贅沢な暮らしを望むことよりも、もっと心の余裕を感じながら穏やかに暮らしたいと思う人の方が多いのではないかと思います。

それが断捨離やシンプルライフのような「持たない暮らし」や、働くことばかりではなくダウンシフトして生きる考え、または将来の財源を確保するためにFIREなどの投資に関心が向いているのだと思います。

バブル期を経験した世代にとっては、毎年の海外旅行や高級レストランでの食事、ブランド品や高級車の購入など、もう一度あの頃の生活がしたいと臨む気持ちも分かりますが、おそらくあれこそが幻想で、日本にバブルのような時代はもう二度と来ないと思います。

これからは、自分にとって何が大切なのかを見極め、他者と比較することなく心のゆとりと共に自分軸を大切に生きることを目指すのが幸せにつながる道だと思います。

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