50歳過ぎてからのiDeCoについては、悩んでいる、迷っている場合は、こちらの記事が参考になります。

しかーし!
ウジウジしても仕方がありませんから、やらなきゃいけないと考えているなら、やってみれば良いのです。
ただし投資というのは、生活費を切り詰めてまで実行するものではないので、あくまでも家計に余裕がある分を投資に回すというスタンスが望ましいです。
そこで今回は、実際に資料請求してわかったことをシェアしたいと思います。
口座開設について
iDeCoのスタートには、口座開設が必須です。
手元にある銀行の普通預金とは違います。
専用口座を開設する必要があるので、別途、申し込みをしなければなりません。
では、どの金融機関が良いのか?
これについて比較するとしたら、
- ファンド運用実績
- 手数料
- サポート
になります。
投資の素人を自認するのなら、手数料とサポート体制をくまなくチェックすると良いでしょう。
ファンド運用実績の比較検討は、ぶっちゃけ難しいです(汗)
iDeCoでファンド運用
ファンドとは、投資家から資金を集めて、プロが運用している金融商品です。
iDeCoでは、自分でファンドを選んで運用するものであるということを、明確に認知していない人は意外にも多いです。
掛金を決めて毎月支払えばOKみたない、どこか貯金と同じ感覚であれば、認識を改める必要があります。
ファンドは数十種類がラインナップされていて、その中で割合を決めて組み合わて運用します。
例えば30種類のファンドから10コ選択して、100%になるように振り分けるわけです。
運用して利益が出れば、将来、受け取る金額が大きく変わってくるので、ファンド選択と割り振りは重要になります。
ちなみに変額保険にもファンドを選択して運用する商品もあります。
SBI証券で資料請求してみた
実はイートレード証券時代に口座開設して以来、投資用の口座として保有しています。
メインバンクも住信SBI銀行で、何かと都合が良いのですよ。
SBI証券のiDeCoのメリットは、運用管理手数料が無料という点になります。
前述したiDeCoで運用可能なファンドのラインナップは全部で38種類。
ラインナップした理由が書かれているのですが、ぶっちゃけ「ふーん・・・」という印象しかありません(汗)
ケチつけるわけにもいかんでしょ。
ただ、お気づきの方もいるとは思いますが、将来の年金としての受け取りについては、自分の運用次第とは言いながら、実質はファンドの運用成績に左右されるということです。
ファンドはプロが運用していますが、必ずプラスとは言い切れない面も。
しかも予想なんて付けづらいですから、言い方は悪いかもしれませんが、神頼み的なところは否めません。
基本、元本は保証されませんしね。
会社にiDeCoはバレる
これは資料請求して知ったことなのですが、iDeCoをスタートするにあたっては、勤め先から「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」について、記入してもらわなければなりません。
私的で任意加入のiDeCoなのですが、なぜか会社の協力が必要という、ナゾのしくみが存在するのですよ。
その理由を調べてみると、
- 厚生年金保険の被保険者である
- 企業年金等の実施状況
- 加入資格の有無
に関して、法令に基づいて、事業所が証明する必要があるからです。
すでに会社が、国民年金基金連合会に事業所登録されていれば、iDeCoを申し出た社員に対して手続きはスムーズなはずです。
ところが、iDeCo希望者の第一号が現れた場合は、国民年金基金連合会に事業所登録が必要になるので、そのために「申込書」と兼用になっています。
そんなこんなで、サッとスタートできないことから、腰が折れることも多いのがマイナス面での特徴です。
要するに、ひとつの壁になっちゃってるんですよね、証明書に記入してもらうってことが・・・。
筆者もちょっとだけ萎えています(汗)
2024年には証明書不要
見通しではありますが、2024年12月からは証明書が不要になるという情報が出ているため、現状、会社に知られたくない場合は、法改正に期待するしかありません。
ちなみに自分で書いてはダメですよ。
自分で書くべきところは、
- 申出者の情報
- 掛金額区分
に限られます。
全てを自分で書いて、後々会社に知れたら、えらいことになりますよ、きっと。
まとめ
「iDeCoの資料請求をして分ったこと!手続きは簡単?実は少しだけ手間がかかることが判明!」というテーマで、iDeCoの資料請求で知れたことなどをシェアしました。
結局、iDeCoって税制を優遇された投資信託みたんなものです。
ただ手続きがスムーズに進まないのは、何とかして欲しいですね・・・。
相変わらず紙での申し込みをやっている限りは、IT後進国と言われても仕方がないのかなという印象です。
参照