IH土鍋を使って炊飯 おいしいご飯の炊き方 プレートなしとありどちらがおすすめ?

※広告

IH土鍋で炊飯したい!そんな方にご飯の炊き方をレクチャーします。また、プレートなしとありのIH土鍋のどちらがおすすめなのかやIHの種類により使えるものと使えないものをご紹介します。

IH土鍋の種類について

IHヒーターの普及とともに、IH土鍋なるものが登場しました。

IH土鍋とは一見ふつうの土鍋に見えるのですが、IHで使えるような仕組みが施されており、大きく次の2つのタイプがあります。

IH加工一体タイプ

1つが、鍋底にIH加工が施され、IHヒーターでも使えるような仕様になっているタイプのものです。このIH加工一体型のIH土鍋の場合、IH以外にガスコンロや電子レンジにも対応しているものが多いです。

IH対応発熱プレートタイプ

もう1つは、土鍋の内側にIH対応発熱プレートを敷いて使うタイプのIH土鍋です。

また、IH対応発熱プレートは単体でも販売しており、これを用いて手持ちの土鍋の内側の底に敷いてIH対応とすることも可能ですが、鍋底の形状やIH対応発熱プレートのサイズなどにより、正しく加熱できないこともあります。

ということで、IHで土鍋を使用するなら、IH土鍋としてあらかじめ販売されている、一体型かプレート型のIH土鍋を購入されることをお勧めします。

広告

IH土鍋でおいしいご飯を炊く方法

では、IH土鍋でおいしいご飯を炊く方法を説明します。難しいことは何もありません。いたって簡単です。

  1. お米を軽く2回研ぐ。1度目のとぎ汁はすぐに捨てる
  2. 30分ほど水につけておく
  3. 米1合に対し水1カップの割合で鍋に入れる(3合まで加熱時間は同じ)
  4. IH鍋の蓋をしてIH3(170度)で加熱する
  5. ぷくぷくと音がしてきたらIH2(160度)にし、12分程度加熱
  6. 12分経ったら火を止め、20分蓋を取らずに蒸らして完成

土鍋でご飯を炊くとなぜ美味しいの?

土鍋でご飯を炊くと美味しいといいますが、それはなぜでしょうか。

土鍋でご飯を炊くと、炊飯中に沸騰状態が続くことで炊飯器よりもむらなくお米を炊きあげることができます。

土鍋は保温性が高いため、炊きあがった後に火を消し蒸らしている間も、お米にじっくりと熱が入り、余分な水分を飛ばしてくれます。

そのため、お米の一粒一粒が立っているふっくらした美味しいごはんを炊き上げることができるわけです。

また、一度土鍋は温まると温度が下がりにくいので、ご飯が覚めにくく、美味しい状態を長くキープできるという特徴もあります。

広告

IH土鍋の選び方 プレートありとなし、どちらがおすすめ?

IH対応の土鍋を選ぶ際には、SGマークがついている製品を選ぶことをお勧めします。

特にIH対応のSGマークには、「IH」「CH-IH」などと書かれていますので、選ぶ際にこのマークの有無をチェックしてみてください。

IH土鍋にはIH対応発熱プレートを鍋の内側敷いて使うタイプと一体型とがありますが、どちらがおすすめかというと用途や使用する状況にもよりますが、新規で購入するなら一体型のIH鍋がよいと思います。

できれば、一体型IH鍋でありながら直火にも対応のものだと、停電時にカセットコンロなどでも使えますのでベストかと思います。

また、すでに土鍋を所有されているなら、IH対応発熱プレート飲みも販売していますので、一度これを使用してIH調理してみると手持ちの土鍋が無駄にならず良いかもしれません。

ただ、鍋底があまり平らでなければ、熱伝導率が悪く、加熱に時間がかかるかもしれませんので、その際は専用のIH土鍋を購入することを検討されるとよいかと思います。。

IHの種類とで使える鍋・使えない鍋の見分け方

最後にIHヒーターの種類と、それにより使える鍋・使えない鍋の種類を説明しておきます。

以前ならどの家庭も火を使って煮炊きしていたものですが、最近はIHもだいぶ浸透してきました。

IHには、通常のIHとオールメタルIHとがあり、使用できる調理器具が少し異なります。

また、見かけはIHに似ているものの、IHとは性質の異なるラジエントヒーターなるものもあります。

使用する電子加熱器具がどのタイプなのかをしっかりチェックして、調理器具を選ぶようにしてください。

IHで使用可能な調理器具

鉄やステンレスのもの(※鍋底に磁石がよく付くもの)

鍋底に磁石が付きにくいステンレス鍋等は火力が落ちる

鍋底に磁石のつかない多層鍋、銅・アルミ・土鍋・耐熱ガラスのものは使えない

オールメタルIHで使用可能な調理器具

基本的にはIHと同じだが、鍋底に磁石のつかない多層鍋や銅・アルミの物も使用可能

ラジエントで使用可能な調理器具

ラジエントはIHと異なり、表面が発熱するので上に紙などを置くと燃えるので要注意!

基本的にラジエントは表面が発熱するので、IHで使えない土鍋や耐熱ガラス(超耐熱ガラスに限る)も使用可能。

また、IH、オールメタルIH、ラジエント共に、鍋底が平らでないものは使用できません。
※底面が沿っている、足つき、丸底は使えません。

まとめ

お米が好き!という方は、IH調理器具にも、ぜひIH土鍋を使用してご飯を炊いてみてください。

土鍋効果でふっくらおいしいご飯が食べられます。ぜひお試しを!

参考になったらシェアしてくださいね!