育休中のリスキリング(学び直し)って全く子育て参加してない中高年男性の発想過ぎて笑える
やはり今の国会議員の年齢や性別の構成では、子育てに関連する政策は、これから一度たりとも成功することは無いと確信した人も多いのでは?
子育て中にリスキリングって、すごい発想だと思います。
各メディアでは首相がやり玉に上がっていますが、質問した自民党の参議院議員もおかしいのですよ。
産休や育休の期間に、
「一定のスキルを身に付けたり、学位を取ったりする方々を支援できれば、逆にキャリアアップが可能になることも考えられます」
という考え方が考えられません。
現実がわかってなくても、それらしく振る舞うだけでよい楽なお仕事です。
育休・産休の壁
昔と違って、かなり産休や育休に理解を示している企業や管理職は増えましたが、まだまだ少ないのが現実です。
理解はしているが、実際に育休や産休に入るまでの壁が高いケースもあります。
引き継ぎや割り振りが上手くいかないとか、チームで働いている場合は、調整が難航すると産休のスタートが遅れたり。
その一方で、ギリギリまで働きたいという女性もいます。
いやいや、もう母子ともにゆったりと出産を迎えたほうが・・・なんて考えたくもなりますが、こればかりは本人の意思を尊重するしかありません。
妊婦さんだからと言って、ジッとしているよりは、動いた方が良いという見方も医学的な面からするとあるのかも。
子育ては過酷
過酷というのは言い過ぎではありません。
そもそも出産自体が命がけということすら認識していない男性も、まだ多いですよ。
生まれた瞬間から、どうにか自由な時間が持ちやすくなるのは、小学校を卒業してからぐらいでしょうか。
一人当たり約10年以上は、格闘の毎日を送るわけです、親というのは。
とくに新生児から乳児期は、大事な時期なわけですから、スキマ時間をぬってでも学び直しが出来れば、なんて発想すること自体が間違ってるわけです。
ただ政府としては後押ししたいということですから、やってもらって構わないのですけど、たぶん、成果としては出ないでしょうね。
後押しする時期が間違ってるから。
子育ては時間とお金
子育ての支援としてありがたいのは、
- 時間
- 金銭的な補助
この2つです。
金銭的な補助については、年収制限を設けてもいいでしょうけど、時間は絶対と言っていいほど重要です。
まず、子育てには膨大な時間が必要ですし、24時間では足りないぐらいです。
例えば、週に一回でも二回でも家事代行のチケットを配布したほうが、どれだけ助かることか。
もちろん家が散らかっていて他人に見せたくないという人もいますが、それでもお願いしたいというニーズはあります。
また抱っこやおんぶで身体を酷使しますから、訪問整体とかのメニューがあっても良いかも。
一番欲しいのは睡眠や休息
おそらく子育て世帯の親は寝不足になることが多いです。
新生児は定期的にミルクの時間が必要ですから、まず、ほとんどの家庭では親は寝不足に。
一番良いのは夜泣きをしないことなのですけど、そればかりはコントロールできないので、やはり違った方法で寝不足をフォローしなければなりません。
非常に難しいですけどね。
子育てに冷たい日本
ベビーカーを邪魔だから蹴るという中高年も存在するぐらいですから、そりゃ、子育てしたくないという気持ちにもなりますよ。
いつから子育てに冷たい日本になったのか?
多分、原因のひとつとしては、孫や子どもが寄り付かなくなった中高年が、嫉妬や妬みをぶつけているだけなんですよ。
全ては自分の立ち居振る舞いが原因なのに。
さらには自分が正しいと考えていた育児論が、現代では全く通用しないことを認めたくないのです。
するわけがないですよ。
このような思考停止した中高年こそ、子育て環境を悪化させている原因と言えるかも。
政治家も含めてね。
まとめ
「育休中のリスキリング(学び直し)って全く子育て参加してない中高年男性の発想過ぎて笑える」というテーマで、子育てに関して書きました。
なんだか子育てに関しての中高年男性の見識の狭さって、まさに病的ですよね。
まあ、かつては乾布摩擦が健康に良いと、学校を中心に導入したというレベルだったわけですから、子育てについてもその程度で止まってる国なんです、きっと。
参照
岸田首相「育休中の学び直し」答弁に批判 「育児してない人の発想」 | 毎日新聞
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