最近もの忘れが多くなった?だったら、ボケないためにも脳を鍛えるべし!その方法とは?
最近もの忘れが多くなったような…。そんな不安にかられていませんか?だったらボケないために脳を鍛えていきましょう。脳は何歳からでも鍛えることのできる数少ない機能のひとつです。脳を鍛えて認知力を高める方法をご紹介します。ぜひ習慣化してみてください。。
もくじ
40代を過ぎた頃から、もの忘れが増えた
最近、自分自身でも、以前と比べて、もの忘れが増えてきたように思います。
「えーっと、あの人の名前なんだっけ?」
「あのお店、なんて言ったかなぁ」
「昨日のお昼に何食べたかって?うーん…」
歳をとったんだから、多少はもの忘れもするようになるでしょ。
って人には言うものの、自分ごととなると、ちょっと不安に。
このままで大丈夫?
認知症とは
よく「認知症」と言う言葉を耳にしますが、認知症は病気の名前ではありません。
認知症とは、日常生活が自分自身でままならなくなった状態のことを指す言葉です。
なので、認知症だと医者に言われた場合でも、その原因が何によってそう言われたのかは、人によって異なります。
大抵は脳の機能が低下することによって、認知症となるわけですが、その原因も人により様々。
それに対して、「ボケる」という言葉がありますが、「認知症=ボケる」ではありません。
ボケてくると認知症にはなりますが、認知症はボケる以外にも、鬱などの精神的な疾患による場合もあります。
人がボケていく前段階としては、記憶が曖昧になっていくという過程が必ずあります。
なので、最近いろんなことを忘れてしまう、思い出せないというのであれば、脳の機能が低下してきていることになります。
これを放っておくと、どんどんとボケてしまう可能性もありますので、ここで脳の機能を取り戻していきましょうでしょう。
脳は鍛えれば活性化する
「加齢と共にボケていくのは仕方がないのか」というと、そうではありません。
人間の脳は、全体の10%しか使っていないと言われており、記憶が失われても、脳を鍛えることで、脳の他の場所が活性化して、脳の働きは蘇ります。
しかし、脳を鍛えないと、脳の使われていない場所も活性化されることはなく、いま使用している10%の部分さえも徐々に衰退し、認知症となってしまいます。
では、どうすれば脳は鍛えることができるのでしょうか。
脳を鍛えるためには運動は効果的
脳を鍛えるには、運動がとても効果的です。
運動を行うことで体全体の血流が良くなり、脳内の血流も良くなります。そのため、脳が活性化され、記憶力が高まります。
運動と言っても激しい運動をする必要はありません。
むしろ、あまり歳を重ねてからの激しい運動は、心臓に負担をかけるのでおすすめできません。
ゆっくり目のジョギングやウォーキング、水泳などが良いでしょう。
また、週に1回長時間運動するよりも、1回30分程度の運動を週に3回行うほうが断然効果的です。
おすすめは、1回20-30分のウォーキングを、週に3回以上行うことです。
「脳トレ」で脳を鍛える習慣を
脳を鍛える方法は運動ばかりではありません。
「頭の体操」すなわち「脳トレ(脳のトレーニング)」も効果的です。
頭を使うと、脳内の血流が良くなるため、その結果、脳が活性化され記憶力も高まります。
脳トレの方法には様々あります。基本は、読む、書く、計算することですが、クロスワードパズルや塗り絵、囲碁、将棋、麻雀、その他、ゲーム全般なども、脳トレには有効です。
こちらも週に1度長時間行うよりも、日々少しの時間でも行うほうが、脳にとっては効果が高いとされています。
ただし、ストレスになるまで続けては逆効果です。適度に行うようにしましょう。
その他の脳を活性化する方法
運動や脳トレの他にも脳を鍛える方法はあります。
例えば、
- ポジティブシンキング
- プラス思考
- 自分や人を褒める
- 感謝の気持を伝える
といったことです。
これはいずれも「考える」と言う行為とつながっています。
物事は前向きに考えたほうが、脳内でドーパミンやオキシトシンが分泌され幸福感が増すからです。
また、自分を褒めて自己肯定感を高めたり、他人を褒める・感謝することで、穏やかな気分になることでも、同じ効果が得られます。
これらは人間関係も良くなるうえに幸せ効果もありますので、ぜひ習慣化したいところですね。
まとめ
死ぬ最後まで認知症にならない。これって理想的だと思います。
認知症になって脳の機能が低下すると、徐々に体を動かす部分を司る脳の機能も働かなくなり、認知症の最後は寝たきりになるそうです。
実は私の祖父がそうでした。とても体が丈夫で体力のある人だったのに、ボケ始めて認知症になってしまってから、体がどんどん動かなくなり、最後は意識のない寝たきり状態となりました。
人間の各機能は加齢と共に徐々に弱っていきます。しかし、脳と筋肉だけは、いくつになっても鍛えられると言われています。
ボケないためにも、なるべく早い段階から脳を鍛える習慣を身につけましょう。