日本三名瀑の滝で夏本番を涼もう!読み方や特長を知って県民割で格安旅行も!
梅雨が明けると夏本番。
今年の夏も猛暑予想で暑い日が続きそうです。
7月より県民割の全国展開も実施予定で、長らく我慢していた旅行がしやすくなりそうな印象もあります。
このようなむ時期のお出かけ場所には、マイナスイオンたっぷりで涼を感じることができる滝も観光先の選択肢のひとつ。
そこで今回は、日本三大瀑布と呼ばれる滝について書いてみたいと思います。
もくじ
日本三名瀑の滝とは
日本国内には大小あわせて12000もの滝がありますが、その中でトップ3は、
- 華厳の滝(けごんのたき:栃木県)
- 那智の滝(なちのたき:和歌山県)
- 袋田の滝(ふくろだのたき:茨城県)
と言われています。
袋田の滝の代わりに秋保大滝(あきうおおたき:宮城県)、白糸の滝(しらいとのたき:静岡県)、称名滝(しょうみょうだき:富山県)と入れ替えられることもありますが、主に上記3つが日本三名瀑に数えられます。
渋めなインスタ映えのスポットとしてもおすすめです。
華厳の滝
栃木県日光市にある、滝といえばここという有名な滝です。
大尻川から流れた水が中禅寺湖に貯まり流れ落ちる滝で、高さ97m、幅7m。
平均3トン、多い時には55トンもの水が流れ落ちます。
奈良時代に日光山開山した勝道上人が発見されたとされる名瀑で、一説には、発見された頃、華厳の滝は現在の場所より800m程下流にあったようです。
激しく落下する水が崖を削り、現在の位置になりました。
現在も少しづつ崖は削られていて、流れ出る場所が変化しています。
紅葉の名所と呼ばれる日光にありますから、秋には紅葉に囲まれる景色が楽しめます。
1月から2月にかけては、十二滝という華厳の滝に並んで暖簾状に流れ落ちる無数の小さな滝が凍るため、全体がブルーアイスに染められます。
滝を正面から眺められる展望台は2種類。
同じ高さで眺めることが出来る無料展望台と、下から滝が流れ落ちる迫力ある姿を見れるを有料展望台がありますが、迫力を味わうにはもちろん有料展望台がオススメです。
参考:栃木県/華厳の滝
那智の滝
和歌山県那智勝浦町にある、落差133mで一段の滝としては落差日本一を誇る那智の滝です。
紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産の一部として知られていて、飛瀧神社の御神体で、滝に対する自然信仰が残されています。
この那智の滝は、那智四十八滝と呼ばれる多数の滝の一の瀧で、この上流部には幾多の滝が存在しています。
普段なかなか見ることが出来ない滝を正式に見ることが出来るのが、2月から5月に開催される神秘ウォークというイベントです。
通常、那智原始林は立ち入り禁止なのでその姿を自由に見ることはできませんので、貴重な機会ではあります。
下流には滝修行で有名な文覚の滝もあり、水は生命の母と言う教えを実感出来る地です。
袋田の滝
茨城県久慈郡太子町にある、高さ120m、幅73mと横に広い滝です。
滝の流れが大岩壁を四段に落下することから「四度の滝」とも呼ばれます。
遠くからみると穏やかな流れに見えますが、袋田の滝トンネルを通り観瀑台へ向かうと地面に叩きつける荒々しさを間近に見ることができます。
西行法師が「四季に一度づつ来てみなければ本当の良さは分からない」と絶賛した姿は、四季それぞれに素晴らしいのですが、中でもおすすめは冬の姿で、滝全体が真っ白に結氷する姿は見ものです。
全面結氷をした時には、ピッケルを片手に袋田の滝に挑むアイスクライマーの姿を見ることが出来るため、冬の景観のひとつと言えます。
参考:【国名勝】袋田の滝・生瀬滝 | 大子町公式ホームページ
オマケ 秋保大滝
隠れたオススメ滝で、宮城県仙台市にあります。
日本一のマイナスイオンが放出されるという秋保大滝は、仙台市だと聞いて驚く大自然の中にあり、世界でも珍しい滝壺ダイビングができる場所です。
轟音・爆風・水飛沫を直に味わうことができ、ほかでは味わうことができない体験が出来ると話題になっています。
滝壺ダイビングをする時に特にライセンスは必要ありませんが、滝壺は常に流れが強く、ダイビング経験がないともみくちゃになって終わってしまうということもあるようです。
必ずプロが付き添ってくれるツアーにて楽しみましょう。
参考:秋保大滝 | 【公式】仙台観光情報サイト – せんだい旅日和
まとめ
「日本三名瀑の滝で夏本番を涼もう!読み方や特長を知って県民割で格安旅行も!」というテーマで、真夏の冷涼スポットである滝について書きました。
大きな滝から小さな滝まで、日本には多数の滝があります。
紹介したのは直下型の滝が多いですが、岩壁全体に細く流れ落ちる滝など種類も豊富です。
疲れと暑さをマイナスイオンで取っ払って、リフレッシュする場所としても良さそうです。