塾もタブレット学習導入!AIで学習の弱点を克服する時代に突入して親はどう対応したら?
教育の当たり前が、徐々に変化してきているのを実感します。
特に小中高のお子さんがいるご家庭では、顕著に感じることだと思います。
我が子の通う塾でも、とうとうタブレットでの学習がスタートし、大改革が始まるのです。
先日の日曜日に行われた保護者会で発覚しました。
今時の塾は、しっかり保護者会も行われます(汗)
ということで、タブレット学習の是非について、独自の見解を書こうと思います。
もくじ
塾がタブレット学習を導入する理由
責任者の方の説明では、
- 演習問題や宿題などのプリント量が多くて大変
- 子ども一人ひとりのフィードバックに時間がかかり過ぎる
- テストにおける分析や成績資料送付なども工数がすごい
といった、塾としての業務上の問題と、何より、もっと子ども一人ひとりに向き合う時間が欲しいからということでした。
もちろん周辺の競合する塾との差別化や優位性の確保もあるわけです。
しかし根本的には、講師個人のノウハウや経験に任せた分析やフォローでは、もう限界があったのだと推測しました。
現に、塾の実績は今年度は過去最高でして、何も文句はないです。
本当によくやってくれる講師の方々ではありますが、塾内テストの結果送信など1ヶ月近くかかっていたので、やはり大改革のチャンスと見たのでしょう。
導入ツール
どのうよなシステムが導入させるのかといえば、
- ミルクラス
- モノグサ
- アタマプラス
が、採用されることとなりました。
URLは後半に紹介しますが、責任者による導入前後の比較資料を見ると、業務と学習の両方で効率化が可能となる模様。
運営や普段の授業についても、完全にツール任せというではなく、その分、空いた時間は更なるステップアップのために使われるので、来年度の塾の目標は非常に高いものとなりました。
目標は高いのですが、保護者や子どもにプレッシャーを与えるということは微塵も無く、どちらかと言えば学びの負担は従来の方が重かった印象すらありました。
子どもにも話をしたのですが、めっちゃヤル気満々で、プリントの管理地獄から解放されるだけでも、うれしいようです(汗)
スキマ時間の活用
タブレットまたはスマホでの自宅学習が可能となると、ちょっとした時間で勉強ができるメリットはあります。
昔ながらの教科書を左側において、ノートに丁寧な字で要点をまとめて・・・という作法も含めた勉強のしかたでは、今の時代では負けます。
もちろん、それが肌に合う子どもさんもいるでしょうが、そもそも学習すべきことのスピードが昔と違うのです。
英語なんてヒアリングがあるわけですから、教科書ノートがなんて言ってるようでは、まるで事情が解ってないと言わざるを得ません。
さらに塾では学校のカリキュラムを先取りして勉強して、復習や演習をどんどんやるわけですから、のんびりしてると差がひろがる一方です。
中学生ともなると部活もありますし、そんな状況でプリントどっさり、自宅学習でも塾の課題をスグに提出してフィードバックできないような環境では、遅れを取るのは当たり前。
個人的には、ものすごく期待しています。
もちろん本人も新しいことの取り組みが待ち遠しいようです。
費用は上がる・・・
えー、御多分に漏れず塾へ納める費用の負担は増えます(汗)
ま、それは当たり前です。
週2回が3回となりますし、ツール導入部分はベースの授業に追加されるオプションなので、当然、その分の費用が発生します。
要は、
- 通常授業:紙のオリジナルテキスト
- 追加授業:自習室解放による自習
という従来のスタイルから、↓
- 通常授業:ミルクラス
- 追加授業:アタマプラス、モノグサ
というふうにガラッとかわるので、コストアップは致し方ないところですね。
ただ、塾内テストなどで成績が良ければ、どうやら塾費用の免除とかのウワサもあるっぽいので、導入して欲しいところ。
自宅学習用にタブレット新調
塾では全員、備え付けのタブレットを使って勉強しますが、自宅には都合の良いタブレットがありません。
よってiPad購入決定。
ドサクサに紛れて、奥さんと子どもからは、「今は13かぁ・・・」という遠回しなおねだりが発生しており、当方は大変、困惑しております(汗)
経費で落とせないし!!
ウン十万仕事やないかい!!
さて、どうしましょ(汗)
卸値で販売してくれる方は、いらっしゃらないでしょうか・・・。
まとめ
「塾もタブレット学習導入!AIで学習の弱点を克服する時代に突入して親はどう対応したら?」というテーマで、個人的な見解を述べました。
学校と塾とでは、もう、どんどん差がついてます。
学習環境はもちろんのこと、教育業務の効率化も雲泥の差です。
学校に配布されたタブレットのスペックがショボすぎて、はっきり言って使い物になってません。
もはやドデカイ文鎮です。
親としては、塾での学習方法やしくみはどうであれ、学んだことがアウトプットできれば良いなという感じです。
最悪なのは、
「私たちは、勉強のことはわからないから、頑張らないと、もうその先は知らないよ」
といった突き放した態度です。
これはもう教育放棄。
筆者は子どもの頃に言われましたが、その瞬間から、親への尊敬はゼロです。
ああ、こいつらは・・・ってなります。
ゆえに、子どもと常に向き合ってます。