ノートパソコンのキーボード部分が膨らみ始めた!想定される原因はバッテリーの膨張?
ノートパソコンのキーボード、何気に眺めていたら、膨らんでいることに気づきました。
画像ではわかりづらいのですが、家族全員が認識できるぐらいになっています。
この現象は単なる外観の問題ではなく、深刻な内部障害のサインだと想定しています。
そこで今回は、キーボードの膨張で想定される原因と、取るべき対処法について、独自に言及してみます。
もくじ
キーボード膨張の主な原因
ノートパソコンのキーボードが膨らむ現象は、様々な要因によって引き起こされる可能性があります。
以下に、主に想定される原因を考えてみます。
バッテリーの膨張
最も一般的かつ危険な原因がバッテリーの膨張です。
ノートパソコンに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、経年劣化や過度の使用により膨張することがあります。
- 経年劣化
バッテリーは使用とともに徐々に劣化し、内部の化学物質が変化して膨張することがあります。 - 過度の充電
常時充電状態を維持したり、高温環境で使用したりすることで、バッテリーの劣化が加速し、膨張のリスクが高まります。 - 製造上の欠陥
まれに、製造時の問題によりバッテリーが膨張することもあります。
バッテリーの膨張だとしたら、キーボードを押し上げるだけでなく、火災や爆発のリスクをも伴うため、すぐに使用を止めます(もうやめた)。
内部部品の過熱
ノートパソコンの内部部品が過熱すると、膨張や変形を引き起こし、結果としてキーボードが膨らむことがあります。
- 冷却システムの不具合
ファンの故障や放熱口の詰まりにより、熱が適切に排出されない状態。 - 高負荷の継続
長時間の高負荷作業により、CPUやGPUなどが過熱状態になる。 - 埃の蓄積
内部に堆積した埃が熱を閉じ込め、冷却効率を低下させる。
最近、ファンの音がいつも以上に大きかったので、ファンの異常も考えられるのです。
液体の侵入
キーボードに液体がこぼれると、内部に浸透して様々な問題を引き起こす可能性があります。
- 膨張
液体が内部の部品や素材に吸収され、膨張を引き起こす。 - 腐食
特に糖分を含む飲料は、部品を腐食させ、膨張や変形の原因となる。 - ショート
液体が電子部品に接触し、ショートや発熱を引き起こす。
これは、多分、今回の原因としては違う印象です。
物理的な衝撃
ノートパソコンへの強い衝撃は、内部構造に影響を与え、キーボードの膨張につながることがあります。
- 落下
パソコンの落下により、内部部品が変形や損傷を受ける。 - 圧力
重い物を載せるなど、強い圧力がかかることで内部構造が歪む。 - 急激な温度変化
急激な温度変化によって、内部部品が膨張収縮を繰り返し、構造に影響を与える。
これも今回の原因とは考えにくいです。
製造上の欠陥
稀ではありますが、製造プロセスにおける問題がキーボードの膨張を引き起こすことがあります。
- 材料の不良
使用される材料の品質問題により、経時的に膨張が発生する。 - 組立ての不備
内部部品の不適切な組立てにより、使用中に変形や膨張が生じる。 - 設計上の問題
パソコンの設計自体に問題があり、特定の条件下で膨張が起こる。
んー、4年経過していますが、仕事ぶりは優秀でしたので、欠陥ではないですね。
最も危険なバッテリーの膨張
ノートパソコンのキーボード膨張の原因の中で、最も深刻で危険なのがバッテリーの膨張です。
この問題は単なる機器の不具合にとどまらず、使用者の安全にも関わる重大な問題となり得ます。
リチウムイオンバッテリーは、使用とともに徐々に劣化していきます。
- 化学反応の変化
バッテリー内部の化学物質が時間とともに変化し、ガスを発生させることがあります。 - 充放電サイクル
充電と放電を繰り返すことで、バッテリーの容量が減少し、内部構造が不安定になります。 - 容量の低下
経年劣化により、バッテリーの保持できる電力量が減少し、膨張のリスクが高まります。
通常、リチウムイオンバッテリーの寿命は2~3年程度ですが、使用環境や頻度によって大きく変わります。
これは、原因としてありそうです。
過熱によるバッテリーの膨張
バッテリーの過熱は、膨張の主要な原因の一つです。
- 高温環境での使用
直射日光の当たる場所や高温の環境でのノートパソコンの使用は、バッテリーの劣化を加速させます。 - 過度の充電
常時充電状態を維持することで、バッテリーが過熱し、膨張のリスクが高まります。 - 冷却システムの不具合
パソコン内部の冷却システムが正常に機能していないと、バッテリーが適切に冷却されず、過熱状態に陥りやすくなります。
ノートパソコンの使用において、ケーブル差したままで作業しません?
そんな持ち運ぶってことないでしょう。
どうしても過度の充電の状況になる気がするんですけどね・・・。
火災や爆発のリスク
バッテリーの膨張は、単なる機能障害以上の危険性をはらんでいます。
- 発火の可能性
膨張したバッテリーは内部の構造が不安定になり、最悪の場合、発火する可能性があります。 - 爆発のリスク
極端な場合、膨張したバッテリーが爆発し、深刻な人身事故を引き起こす危険性があります。 - 有害ガスの発生
バッテリーが破裂した際に発生するガスには有害物質が含まれており、吸引すると健康被害のリスクがあります。
これを知ったので、スグに使用を中止しました。
工場前出荷の状態にリセットして、廃棄処分の予定です。
もう丸4年が経過しているので、お役御免という感じ。
しかも14インチの画面サイズでは、最近、目が辛くなりまして・・・。
早期発見の重要性
バッテリーの膨張による危険を回避するためには、早期発見が極めて重要です。
- キーボードの変形
キーボードが膨らんでいる、または触ると柔らかく感じる場合は要注意です。 - タッチパッドの反応
タッチパッドの反応が悪くなったり、クリックが困難になったりする場合があります。 - ノートパソコンが閉じにくい
蓋を閉じた際に隙間ができる、または完全に閉じなくなる場合があります。
これらの症状が見られた場合、直ちにノートパソコンの使用を中止し、電源を切ってバッテリーを取り外す(可能な場合)ことが推奨されます。
だがしかし、所有しているノートパソコンの裏ブタのネジに合うドライバーがないので、そのままにしています。
ゆえに自然に放電を待っています。
早期発見のためのチェックポイント
定期的に以下の点をチェックすることで、同じような問題を早期に発見できるのではないかと考えます。
- キーボードの形状や感触に変化がないか
- タッチパッドの反応や感触に異常がないか
- パソコンを閉じた際に隙間ができていないか
- 本体底面に膨らみや歪みがないか
- バッテリーの持続時間が急激に低下していないか
これらの対処法と予防策を日頃から意識し、実践することで、ノートパソコンを長期にわたって安全かつ効率的に使用することができます。
問題が発生した場合は、自己判断で修理を試みるのは、得策ではないと考えます。
買い替えが一番良いのでは。
まとめ
ノートパソコンは現代生活に欠かせない重要なツールです。
その安全な使用と長寿命化のためには、定期的なチェックと適切な管理を心がけることだと考えます。
もし、今回のようにキーボードが膨らみ始めたら、ただちに使用を停止することが最善策だと感じます。
もちろん、必要なデータなどは新しいパソコンに移動させるという作業は発生しますが。
これはクラウドベースでの保存であれば、心配には及びません。
むしろインストールしているアプリなど、同じ環境に戻すことのほうが大変です。