小学校低学年までは道路の飛び出しをドライバーは警戒しよう!保護者も徹底的に教育を!
久しぶりに小学生の飛び出しというのを見ました。
いわゆる左右を確認せずに、ターゲットに向かって一目散に道路を横断、あるいは敷地から飛び出す危険行為です。
たまたま自室から窓を眺めていて、小学生が帰宅する時間ではありましたので、何気なく帰ってるんだなと。
迎えに来たママさんを見るや否や、自動車が迫っているにも関わらず、走りだしたのです。
もちろんママさんの止まれの声で踏みとどまったため、ドライバーも急停車ということはありませんでしたが、一歩間違えば、多分、衝突していたと見ています。
そんなシーン、見たくないですよ(汗)
ちなみに令和4年の小学生に関する交通事故発生の4割は登下校中です。
そこで今回は、改めて子どもの飛び出しについて書きます。
もくじ
事の詳細
冒頭でも簡単に説明しましたが、シチュエーションとしては、以下のような状況です。
場所は住宅地の道路ですが道幅は広く、交通量も多くはありません。
帰宅途中であろう小学校1年生の女児が、迎えに来た母親を見つけました。
その前に自動車が1台、女児の前を通過したのですが、その自動車については女児もしっかりと認識していたのです。
しかし自動車は、もう一台迫っていたのでした。
比較的な大型な車両が通過したので、後方の自動車が女児から確認できなかったのでしょう。
ともかく1台を悠然と見送った直後に、女児は母親の元に道路を横断しようと駆け足で前進。
2.3歩進んだところで、母親が止まれと指示したので、後からきた自動車は慎重に女児を確認しながら通過したわけです。
女児は二台目の自動車には全く目視しておらず、音にも反応してない様子でした。
母親だけが見えていて、左右確認もせずにスタートを切ったのです。
2台続くとは想定していなかったのでしょう。
危険予知の重要性
恐らく後から来た自動車のドライバーは、女児の姿を目視しており、さらに状況から女児が飛び出すかもしれないと判断していたと思います。
そうでなければ減速していないはず。
だからこそ女児が2.3歩踏み出しても、余裕をもって、事故を回避したわけです。
優秀なドライバーは危険予知が優れていて、リスク管理がしっかり出来ていると感じます。
子ども動き方も予測できていたでしょうから、何事もなかったわけです。
女児の母親は、そこでなぜ叱り飛ばさなかったのかは、今の世間で言うところの「話せばわかる」というやり方でしょうか。
いやいや、ここで叱り飛ばさないほうがおかしいですよ、はっきり言って。
命が掛かっているわけですから。
それを穏やかに笑顔で諭したところで、子どもに危機感を伝えることはできません。
叱る=暴言としか判断できない単純な考え方の人ほど、随意反射でうるさいことから、こんな歪んだ世の中になりつつあるわけです。
真剣に叱ることでリスクを回避したほうがよいでしょ?
事故ったあとで後悔しても始まらんのですよ。
これを理解できない人ほど、叱るという意味も目的も理解できないと考えます。
子どもは飛び出す
改めて確定事案なのですが、小学校2.3年生までは、道路に飛び出す、走り出すということはドライバーだけでなく、一般的な事象として捉えなければなりません。
事故予防には大切なことです。
これは子どもが悪いというのではなく、まだ、危険察知能力、予測能力、リスクという概念への理解などが成長途中というだけ。
だけども自然には身につかないので、叱ってでもわからせる必要はあると考えます。
叱りすぎはダメですけどね。
とは言え、このさじ加減ができない保護者がいるから、虐待とかに繋がるのかなあとも。
大して叱られずに育った大人ほど、謝罪のしかたも下手で意味も分かってないケースが多いですからね。
典型的なのは「謝ったからいいですよね?」という言葉を吐くやつで、正直、人間性を疑ったほうが自分の身のためです。
謝罪とは、謝ったから「許してもらえる」とか「許してもらえた」とか、自己判断するもんじゃない。
それすら知らない人には、近づくことなかれ。
まとめ
「小学校低学年までは道路の飛び出しをドライバーは警戒しよう!保護者も徹底的に教育を!」というテーマで、危険回避などについて書きました。
いやいや、ホントに今回は何もありませんでしたけど、向かい側に母親ではなく友だちだったら、間違いなく猫のように道路を横切っていたと思います。
で、自動車は急ブレーキ、下手すると接触という最悪なことに。