幼稚園教諭のやりがいや魅力とは?社会人になってから幼稚園教諭への転職は?

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公立学校の現役教師の疲弊っぷりだけが、たまにニュースなどで散見されますが、確かに傍から見ても担任を持つと最悪です。

一方で保育園もブラック職業だと叫ばれていますし、その片鱗が伺えるかのような悲しい出来事が、2021年7月に発生してしまいました。

最新の状況をリンクしておきます。

保育園バス5歳児死亡事件 – Wikipedia

では幼稚園教諭はどうでしょうか。

今回は、幼稚園教諭のやりがいや魅力、社会人になってからの転職は可能なのかについて言及します。

幼稚園教諭のやりがいや魅力

何と言っても子どもの成長を間近で見られることが魅力でしょう。

  • なかなか出来なかったことができた
  • 積極的にあいさつができるようになった
  • 集団行動に馴染んできた

など、大人からすると些細なことでも、見方を変えれば新たな発見なわけですから、喜びもひとしおです。

特に保護者からの

  • 幼稚園に通いだして〇〇ができた
  • 先生との約束を家でも実行している

などの言葉が、やりがいを肌で感じることができます。

幼稚園では行事がイベントが多くあります。

子どもと一緒に達成感を味わえることも魅力的ではありますが、通常、先生方は子どもたちが帰ってから行事やイベントの準備にとりかかります。

特に運動会や発表会などは、特別なものとなりやすいので、苦労の末に成し遂げることの喜びは幼稚園教諭ならではです。

最もやりがいを感じるのは、子どもから信頼されることでしょう。

ルーティンワークより刺激的な毎日を過ごせる魅力が幼稚園教諭にはあります。

卒園して成長した姿を見られるのも役得です。

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幼稚園教諭の大変なところ

子ども相手ですから、ある意味では体力勝負です。

ともかく頭と身体を同時にフル回転させなければなりません。

また、昨今は不審者や侵入者による事件も見受けられるため、防犯にはより気を遣うことになります。

男性の居ない職場ということで、弱者を狙った卑劣な犯行をいかに予防するかが肝心です。

もっともキツイのは、価値観の多様性を押し付ける保護者への対応でしょう。

モンスターペアレントへの対応は、個人では非常に厳しいものがあるため、幼稚園で対応がマニュアル化されたものがあるのか、バックアップ組織や体制があるのかが問われます。

執拗なクレームで退職に追い込まれるケースもあるので、入園児は子どもだけでなく、保護者の見極めも必要な時代になったのではないでしょうか。

幼稚園教諭のなり方

幼稚園教諭のなり方は、国家資格である幼稚園教諭免許状の取得が必須です。

幼稚園教諭免許状は、

  • 専修(大学院の学位)
  • 1種(大学の学位)
  • 2種(短大の学位)

の3種類のいずれかを取得することがスタンダードな進路になります。

幼稚園教諭養成課程のある専門学校でも進路先としても構いません。

その後、採用試験に合格することで、晴れて現場に出ることができます。

資格取得は直接関係はありませんが、職業上、ピアノの演奏はほぼ必須と考えて良いでしょう。

採用試験の応募条件としてピアノ演奏が挙げられることが多くなっています。

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社会人になってからの転職は?

資格取得には年齢制限がありませんので、何歳からでもチャレンジが可能です。

特にピアノ演奏が普通にできるのなら、夢を実現する可能性もゼロではありません。

社会人経験や子育て経験を活かせることもあるでしょう。

ともかく資格の取得が最優先ですから、社会人として働きながら幼稚園教諭を目指す場合は、大学、短大、専門学校の通信制で幼稚園教諭養成課程を履修することが合理的です。

具体的には、

  • 玉川大学
  • 日本福祉大学
  • 創価大学
  • 東京未来大学
  • IPU・環太平洋大学
  • 豊岡短期大学
  • 大阪芸術大学短期大学部
  • 近畿大学九州短期大学

などが卒業後に幼稚園教諭免許の取れる通信教育部を開設しています。

資料請求などして検討すると良いでしょう。

まとめ

「幼稚園教諭のやりがいや魅力とは?社会人になってから幼稚園教諭への転職は?」というテーマで、幼稚園教諭を取り巻く状況などについて書きました。

幼稚園の先生になりたい人は、一旦、会社に就職しているとしてもチャンスはあります。

給与面など待遇には違いもあるでしょうし、免許の取得などもあります。

すでに免許を持っていて、ピアノもできるとあれば、情熱を失っていない限り幼稚園教諭への道は開かれていると言えます。

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