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モチベーションが上がらない 原因と対処法 やる気が出ないのは何が悪い?そもそもモチベアップ不要?

やるべきことがあるのに、モチベーションが上がらない…。そんな悩みを抱えている人に、モチベーションが上がらない原因と対処法をお伝えします。「やる気が出ないのは、何が悪いのだろう…」と考えている方には、目からウロコの「モチベアップ不要説」をご紹介します。

モチベーションとは

モチベーションとは、目標ややりたいこと・達成したいことに対して行動するための内側から沸き起こる意欲のことです。

モチベーションは一言で「やる気」と置き換えることもできるかもしれません。「よーし、やってやる!」という湧き出る感情のことですからね。

モチベーションを何か目標を達成するための動機付けや、継続的な努力を続けるために、必要不可欠なものととらえている人もいるかも知れません。

ただ、モチベーションのある人がポジティブな人であるかというと、それはまた別の問題です。

モチベーションが上がらない原因

時に「モチベーションが上がらない」と、悩むことがあるかと思います。

何かすべきことがあるにもかかわらず、すぐに取り掛かる気にはなれない、しばらくしても全くやる気が起こらない、「なぜだろう…」と気持ちばかりが焦ることなどもあるでしょう。

ある時はモチベーションが上がり、またある時はモチベーションが下がる。実はこれはとても当たり前のことで、人間なら誰しもあることです。

感情の起伏があるように、モチベーションも現れたり消えたりを繰り返すもので、常にモチベーションを高くあり続けるというのは難しいです。

そしてモチベーションはスキルで上げるものでもなく、生まれつき備わっているものでもないのです。

何か新しいことを始めようとものすごいモチベーションが高まっていると感じる時があるかもしれませんが、それはただ新しいことに刺激を受けて興奮しているだけです。

モチベーションが湧くのを待つ必要はない?

とは言え、やるべき何かがあり、ましてや締め切りなどがある場合、モチベーションが上がらないからと手を付けないでいると、何も進みません。

周りの黙々と取り組んでいる人の姿を見て、どうすればモチベーションが出てくるのだろうと思って観察しても、これもまるで意味がありません。

モチベーションを上げる最適な方法は、モチベーションのあるなしにかかわらず、「とにかく始める」ことなのです。

心の中で「やる気が湧かないなぁ」と思いながらも、体を動かしていくうちに、気分が乗って集中していた、そんな経験が誰しもあると思います。

つまり、やるべき何かを早く終わらせるには、モチベーションとかやる気とかは必要なく、最も大切なのは、とにかく「始めること」なのです。

モチベーションが湧かないときの対処法

先程も説明したとおり、やるべき何かがあるにも関わらずモチベーションが湧かないときの対処法は、「とにかく始める」ことです。

その「とにかく始めるためのモチベーションが湧かないんだよ」なんて、屁理屈を言う人もいるかもしれませんね(笑)。

ではなぜ「とにかく始めるためのモチベーション」が湧かないのでしょうか。

それは「一旦始めたら、長時間取り組まないといけない」と勝手に思いこんでいるからです。それをイメージしてしまうから取り掛からずにいられないのです。

そういった場合は、「5分だけやる」つもりではじめましょう。5分経って、まだ続ける気持ちがあれば、そのまま続けてください。時にはそのままモチベーションが湧き始め、集中して作業がはかどることもあります。

最も大切なのは、「いかにして、取り掛かるか」にかかっています。

日記なら1行だけ書く。筋トレなら1回だけ腕立て伏せをやる。ウォーキングなら靴を履いて外に出てみる。

決めたノルマをこなすことをイメージすると、始める前に「覚悟」が必要となってきますから、とにかく「始めの1歩」をやることだけに集中しましょう。仮に本当にたったの1歩で終わったとしても、何もやらないようりは全然マシです。

何をやっても続かない、それをモチベーションのせいにしていたのであれば、モチベーションのことは置いておいて、「はじめの1歩」をすることに集中しましょう。きっと嘘のようにうまくいくはずですよ。

まとめ

ついでに言うと、今日やったことを紙に書き出すと良いでしょう。

たとえ僅かな時間・量であろうと、やったことを箇条書きにすると、今日はこんなにたくさんのことを自分はやったのだと自己肯定感がアップします。

すると、「また明日も頑張ろう!」という気持ちが湧いてきます。

言うならば、こうやって自らの脳を騙し、行動という結果につなげることができる人が、長い時間とともに大きな成果をあげていくのです。

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