陸上寿司は魚介類が苦手な人の救世主!お子様メニューとは違う多様性ある寿司とは

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アレルギー体質だけど寿司屋で楽しく食事をしたいという人は、意外に多いのではないでしょうか。

もはやお寿司屋さんは、一部ファミレスと言っても過言ではありません。

令和の時代だからこそ、カウンターだけの王道なお寿司屋さんもあれば、ファミリーに特化したお寿司屋さんがあっても不思議じゃないです。

高級寿司屋だけが寿司屋じゃない!

ニーズあるところに寿司を出すのが、お寿司屋さんではないでしょうか。

ここ最近は魚介類以外のメニューも豊富になってますが、今回は、そんな陸上寿司と呼ばれているお寿司にスポットを当てたいと思います。

陸上寿司とは

ネタが魚介類以外のお寿司のことを指しています。

かといって、巻き寿司や稲荷寿司など昔ながらのライナップになかった、比較的新しいお寿司のことです。

具体的には、

  • コーンマヨ:コーンとマヨネーズの軍艦
  • ハンバーグ:ハンバーグの乗せる
  • 牛肉握り:牛肉がネタ

といった、通からすれば寿司じゃないと怒り狂うかもしれないお寿司のことです。

ニーズがあるんだから、通がいちゃもん付けなくても良くね?って感じですけどね、個人的には。

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陸上寿司の名付け親

作家の岸田奈美氏が陸上寿司の名づけ親です。

公式サイト:キナリ|作家・岸田奈美のWEBメディア 事実も小説も”奇なり”

しかも「陸上寿司愛好会」も立ち上げています。

陸上寿司愛好会を立ち上げることにした|岸田 奈美

陸上寿司総選挙が年内にも開催という情報もあるので、ぜひ、投票したいという思いが強くなっています。

ハンバーグに一票、これぞ「清き一票」です。

お鮨屋さんと言えば修行

鮨職人においては「飯炊き3年、握り8年」という格言が有名です。

そのまま鵜呑みにすれば一人前になるまで10年以上は必要とするわけですが、シンプルに、その期間中の生活はどうすんの?という疑問は拭えません。

さらに強烈だったのは著名な某起業家さんが、

「今時、イケてる寿司屋はそんな悠長な修行しねーよ。センスの方が大事」

とつぶやいたことで、ちょっとした論争が巻き起こりました。

「そんな事覚えんのに何年もかかる奴が馬鹿って事だよボケ」

という意見で、ますますヒートアップしていったことを覚えている人も多いはずです。

今は鮨アカデミーのようなスクールがバックアップ体制も整っているので、時代に合っていると思います。

のれん分けよりオリジナルです。

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職人の腕は技術だけを言うのではない

日本でイメージされる職人の修行と言えば、

  • 親方や先輩の仕事を盗む
  • 殴られて怒られて育つ
  • 理論や論理は口に出さない
  • 根性・辛抱・忍耐が基本

という姿勢が代表的でしたが、今では通用しません。

まず弟子が慕ってこないでしょう。

いつも親方や先輩の顔色を伺わなくてはならない環境に身を置いたところで、努力が実ることはあり得ません。

伸びしろを潰していると言っても過言ではないでしょう。

つまり職人の世界は、コーチングやマネジメントの能力やノウハウが蓄積されず、修行が体系化されていないことが大きな欠点だったわけです。

だから後継者が出来ないという結果になるわけで、責任は誰にあるのか、おわかりだと思います。

まとめ

陸上寿司は魚介類が苦手な人の救世主です。

お子様メニューとは違う多様性ある寿司とも言えますし、メニューの幅が広がっていることで市場も拡大したと思います。

今後も新しい陸上寿司の登場を楽しみにしています。

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