大型自動二輪免許が取りたい!大型二輪免許の種類 取得費用はいくら?期間は最短でどれくらい?

大型自動二輪免許が取りたいと思って、教習所での大型二輪免許の取得までに掛かる費用と時間について調べてみました。大型二輪免許の種類や普通自動車免許を持っていない場合の取得費用などについてもお伝えします。

大型自動二輪免許が取りたい!

ずっと大型自動二輪免許を取りたいと思い続け、早うん十年(笑)。

先日、中型免許を取りに教習所に通い始めたという、義理の弟の発言に触発され、また再び、大型自動二輪免許の取得熱が高まっている昨今です。

まぁ実際に大型自動二輪免許を取得したところで、大型バイクを買うお金を捻出できそうもないため、そこが今ひとつ行動へと突き動かせずにいるところでもあるのですが、そもそも免許がなければ大型バイクはあっても乗れないわけですからね(苦笑)。

ということで、昨今の大型自動二輪免許事情を調べてみようと思いました。

なんでも最近は空前のオートバイブームとかで、けっこう若い人、しかも女性が大型バイクに乗っているなんていうのをTwitterなどでもよく見かけます。

背が低くてやっと足が届くくらいの小さな女性が、大型免許を取得して晴れて大型バイクデビューした!なんてエピソードを見ると、素晴らしいなと思ってしまうわけです。

うーん、私もいい加減に大型自動二輪免許取得しろよ!と。

このまま大型バイクに乗らずじまいで人生終わったら、きっと後悔すること間違いなしでしょう。

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大型自動二輪免許にも種類がある

昔の人(私を含め)からするとちょっと想像し難いのですが、大型自動二輪の免許には、なんと2種類あります。

それは、

  • 大型二輪免許
  • AT限定大型二輪免許

です。

いわゆるマニュアル車(MT車)はもちろんなんでも乗れる「大型二輪免許」と、オートマ(AT車)限定の「AT限定大型二輪免許」の2種類です。

中型自動二輪が2種類になったときも驚きましたが、大型にまでにオートマ限定があるんですね。

なんとなく大型バイクに乗りたい人って、バイク好きの中でもかなりの好き者だと思うので、そういう人にオートマ限定って需要あるのかなって思ってしまいます。

それに、400ccを超えるビッグスクーターってそんなに需要あるんでしょうかね?

調べてみたところ、AT限定大型二輪免許が新たに設けられたのは平成17年(2005年)だそうです。

大型二輪免許とAT限定大型二輪免許の取得比率を見てみると、大型二輪免許99.8%に対してとAT限定大型二輪免許0.2%となっています。つまり1000人いたら、2人ほどはAT限定大型二輪免許の方を取るといった感じです。

うーん、やっぱりAT限定大型二輪免許いらなくないか?

ちなみに、オートバイの免許全体を見ると、現在は7種類ほどあり、次のようになっています。

  • 原付免許
  • 小型限定普通二輪免許
  • AT小型限定普通二輪免許
  • 普通二輪免許
  • AT限定普通二輪免許
  • 大型二輪免許
  • AT限定大型二輪免許

取得費用はいくら?

続いて、昨今の大型二輪免許取得にかかる費用について、どれくらいかかるのか調べてみました。

ここは一番気になるところですからね。

試験場で一発試験というのが昔からありますが、あまりの合格率の低さから、これは今回排除して、教習所に通って大型二輪免許を取得する際の費用についてに限ります。

調べたところによると、教習所に通って大型自動二輪を取得するのに掛かる費用は、普通二輪免許(いわゆる中免)を持っている場合だと、80,000~120,000円程度だそうです。

まぁ、ざっくり10万円くらいということですね。これは10年以上前に自分が調べたときとさほど変わっていない感じです。

これならまぁ、ちょっと頑張れば通えなくなないかなという感じですね。

ちなみに、教習所に通って大型自動二輪を取得するには、普通二輪免許を持っていなくても大丈夫です。

普通自動車免許だけ持っている場合や、何も免許を持っていない場合でも、教習所でいきなり大型自動二輪免許を取得することはできます。

ただ、大抵の場合は、教習所で普通二輪免許もしくは小型限定普通二輪免許からの取得を勧められると思いますが。

ちなみに普通自動車免許を持っていて、大型自動二輪免許取得にチャレンジする場合の相場は140,000~180,000円程度、全くの免許なしの場合の相場は200,000~240,000円程度のようです。

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取得までの期間と流れ

ちょっとレアケースは置いておいて、一般的に普通自動二輪の免許を持っていて、大型自動二輪免許の取得を目指す場合の時間とその後の流れについて説明します。

この場合は、自動車学校に入学し、技能教習12時間(学科は免除)が最低技能教習時間となります。

技能教習は第1段階が5時限、第2段階が7時限で、最後に卒業検定があります。

第1段階は1日に2時間まで、第2段階は1日に3時間まで乗れるそうです。

そのため取得までの所要日数は最短で6日。大抵は10日間もあれば概ね卒業できるようです。

教習所を卒業したら、試験場に免許の交付に行きます。交付費用は2050円です。

運転免許証と卒業証明書と共に、申請用写真を持参しましょう。

写真のサイズは縦3cm×横2.4cm(1枚)です。

まとめ

大型自動二輪免許には、

  • 大型二輪免許
  • AT限定大型二輪免許

の2種類があります。

取得する人の99.8%が大型二輪免許の方を選択し取得しています。

大型二輪免許取得にかかる費用は、既に普通自動二輪免許を持っている場合は、8万円から12万円程度です。

取得日数は技能教習12時間(学科は免除)と卒業検定とで、最短6日間、概ね10日感程度で卒業できます。

卒業した後は、3ヶ月以内に試験場へ行き、2050円を払って新しい免許証を交付してもらいます。

その際は、これまでの免許証と卒業証書、申請用写真(縦3cm×横2.4cmを1枚)をお忘れなく。

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