部屋の照明器具を蛍光灯からLEDへ一気に模様替えする時に必要な準備と最適な明るさとは

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家電でたまに悩まされるのが照明器具のトラブルです。

シンプルに蛍光灯や電球が寿命を終えて、フッと暗くなると、少しだけブルーな気持ちになったりします。

暗くなったからとかではなく、家庭に在庫を置いている確率が少ないですし、交換作業があるからですwww

しかも計ったようなタイミングで切れるんですよね・・・。

全裸になって風呂場のドアを開けた瞬間とか、トイレの直前とか、夕方とか、まるで「お前、持ってないなあ」と言われているかのごとくです。

そんなおちゃめな照明器具、いっそのことLEDタイプに全変えしちゃおうかと考えていまして、そのための準備は部屋に必要な明るさなどを調べてみました。

LEDが安くなってる

いまだ蛍光灯率の高い我が家では、LEDへ乗り遅れた理由があります。

前述したように在庫すれば良いのだと、気合をいれて蛍光灯の30形と32形のセットを5つぐらい通販でまとめ買いしたのです。

都合よく、30形と32形って同時に寿命を終えることがないため、なぜか32形ばかりが早くに寿命がきている現状があり、30形だけが残っています。

ゆえに、どうにもこうにも切り替えできずにいました。

しかし、このままズルズルと月日が流れるのは勘弁なので、見切りをつけて一気にLED、しかも全室、昭和さながらの吊り下げタイプからシーリングライトへの模様替えを画策するのでした。

しかもLEDが思った以上に安くなっているため、ようやく決心した次第です。

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部屋に最適な明るさ

住宅に限って言えば、照明を必要とする場所は多くあります。

  • リビング(以下、LDKと表記)
  • 個室(子ども部屋や寝室など)
  • トイレ
  • バス
  • 玄関
  • 階段・廊下

用途に応じて必要な照明の大きさ、明るさ、仕様(雨に強いなど)がありますが、中心となるのは家族が集まる場所であるリビングと個室です。

リビングと個室に限って言えば、部屋の広さによって最適な明るさが異なります。

また発色、つまり温かい感じにするか、クールな感じにするかによっても選択基準が変るので、適当に選ぶことはできません。

では照明器具選びのポイントとなる明るさと発色について、少し詳しく書いてみます。

明るさの基準

昔は「W(ワット)」が明るさに単位とされていましたが、これは白熱電球が主流だったためで、今のようにLEDが普及している中では「lm(ルーメン)」が使われています。

簡単な目安を計算式であらわすと、

部屋の広さ(帖)×400lm

となりますので、頭に入れておくと良いです。

日本の住宅事情においては、間取りが大体似通ってきますから、LDKと個室における広さの相場と言えば、

  • LDK:11帖~20帖
  • 個室:6帖~8帖

になります。

仮にLDKを18帖、個室を6帖と仮定すると、

  • LDK:18帖×400lm=7200lm
  • 個室:6帖×400lm=2400lm

と考えて選択すると、十分な明るさが保てると考えられます。

ただし日本照明工業会では、もう少し数値が大きくなってるので参照してください。

たまに通販で安いシーリングライトが売られていたら、6帖タイプと書かれていても明るさが足りてないケースがあるので要注意です。

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発色(光源色)の種類と選び方

光源色は「電球色」「昼光色」「昼白色」に大別されます。

色味としては、

  • 電球色:暖色系で少し明かりは大人し目
  • 昼光色:自然光に近くオールマイティ
  • 昼白色:最も明るく白っぽい青み

のように感じやすいのが特徴です。

個人的には作業に適した昼白色を好んでいます。

リラックスしたい雰囲気を出したければ電球色、自然な明るさを体感したい場合は昼光色がおすすめです。

照明器具の廃棄は粗大ごみ

照明器具を取り換えた場合、処分方法として粗大ごみでの回収が一般的かと思います。

一部、リサイクルとして回収している業者もあるかもしれませんが、シーリングライトではない、昔ながらの吊り下げ照明だと、貰い手や使い手が居ない可能性が高いので、粗大ごみが最善かと。

自治体にもよりますが、粗大ごみとしての廃棄費用は300円程度です。

くれぐれも一般ごみではないので、ご注意ください。

また家電量販店で処分を依頼すると、少し高くつく可能性もありますが、購入と同時に廃棄できるメリットはあります。

まとめ

「部屋の照明器具を蛍光灯からLEDへ一気に模様替えする時に必要な準備と最適な明るさとは」というテーマで、照明器具選びにおける基礎知識をお伝えしました。

明るさの目安を知っていれば、あとは光源色で判断するだけです。

シーリングライト以外にもスポットライトやシャンデリアなどの選択肢もありますが、明るさが確保できなければ意味がないので、十分な光量をキープできるようにしましょう。

参照

LED照明器具の適用畳数について|JLMA 一般社団法人日本照明工業会

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