昭和の仕事コミュニケーション術は通用しないのか?足で稼ぎゴルフ接待はムダか!

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令和になってビジネスにおける人との関わり方も随分と変化がありました。

デジタル時代においては、SNSやオウンドメディア、自社運営の通販など、コンテンツを上手く活用することで、業績を伸ばしている企業も増えています。

それによって大企業だけでなく、小さな会社も大きなチャンスが掴める時代です。

一方で、コンプライアンスを厳しく求められるがゆえに、昭和や平成でまかり通っていた手法が通用しなくなっている面も垣間見えます。

そこで今回は、昭和タイプの仕事術は現代ではマイナスなのかどうかについて、個人的な見解を述べてみたいと思います。

飲みニケーションは不人気

上司に毎晩のように誘われて、午前様は当たり前という、今だと地獄のようなサービス残業モドキは、今ではアルハラとして訴えられることでしょう。

アルハラ=アルコールハラスメントのことですが、大変、嫌われていることがデータでも伺えます。

昭和の汚点と言われるほど嫌われています。

実際に日本生命の調査では、飲みニケーションが不要の割合は全体の62%を占めています。

新型コロナ: 飲みニケーション、「不要」6割 コロナで意識変化: 日本経済新聞

つまり、上司が部下をお酒の共として誘うのは、もはやマネジメントでも何でもないことが証明されつつあると言ってよいです。

はっきり言って嫌ですよね・・・。

本来、自由であるべき時間を潰して、ありがたくない上司の無駄話に付き合うなんて、百害あって一利なしです。

アルコールが仲介した人脈なんて信用できます?

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土日はゴルフ接待

これも昭和では流行った「おもてなし」のひとつです。

供をする社員は大変でしたでしょう。

今では逆にゴルフ接待は「ダサイ」と見られるわけですが、確かに、お偉いさんだけが楽しい感じしかしません。

家族を犠牲にしてでも会社に尽くすという、昭和の滅私奉公の精神を持っていれば、何ともないでしょうが、家族を犠牲にする大黒柱自体がダサい存在ですからね。

ゴルフのスコア自慢もウザいだけですし(汗)

下手くその太鼓持ちも都合の良いピエロでしかありません。

しかし今、若者の間でゴルフはちょっとしたブーム、と書いているメディアもある一方で、お金のかかるスポーツの代表的な存在であることから、一切、見向きもしないという論調もあります。

ともかく廃れ気味な営業手段ではあることは間違いなさそうです。

足で稼ぐ

営業マンを象徴する「足で稼ぐ」というフレーズに、職業として魅力を感じる若者はいるでしょうか。

居ないと思います。

毎日毎日、早朝や深夜、ましてや相手の都合などを考えず、足繁く通い倒して信頼を得る、気に入ってもらうという思考は、もはやストーカーとなんら変わりはありません。

相手が折れるまで通い続けることが極意なのでしょうが、サイコな人間しか出来ない芸当で、今だと通報案件間違いなしです。

よって、このスタイルは嫌われる、会社の評判を落とす方法としては有効ではないでしょうか。

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まとめ

「昭和の仕事コミュニケーション術は通用しないのか?足で稼ぎゴルフ接待はムダか!」というテーマで、レガシーな営業スタイルについて書きました。

あえてシンドイ方法を選択することが素晴らしいといった論調が、昭和では支持されましたが、客観的に見てもクレイジーの何ものでもありません。

そうしたクレイジーな行動がダメだと気付く人もいますが、鈍感な人も存在するのは確か。

ハラスメントがあるというのは鈍感な人がいるからです。

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