【Webライター必見】文字記号を出版社と同様のレベルで使いこなす文字記号の使用法
ライターは、どうも軽く見られている傾向があるように思います。
大抵の人は、
- 作文は苦手だった
- 長い文章を書きなれていない
- 読書感想文は嫌だった
なんて口に出しながらも、Webライターを含む文筆業に対しては「楽そうでイイネ」なんて軽口叩いているのが不思議です。
楽そうに見えるなら文筆業に転職したらいいのにね。
今回は、Webライターもよく使う文字記号の正しい使い方について、シェアしたいと思います。
世の中のデータや素材をライターが言語化してるから情報として出回っているので、もう少しライターはドヤッていいはず。
もくじ
カッコ記号
カッコ記号で悩むのは、「」と『』の使い分けが代表的です。
まず、その場合はライティングを依頼したクライアントさんに、レギュレーションをチェックすると良いです。
きっちり決めているクライアントさん、そうでもないクライアントさんがありまいが、決めているからダメ、決めているからOKということでもありません。
文中の会話は「」を使いますが、『』は媒体のタイトル、例えばアニメや書籍のタイトル、もしくは引用元の表記に用いると自分で決めても良いわけです。
参照や引用元、注釈には、[]もよく使います。
数学で言うところの不等号である<>は山形とも言われますが、これは強調や引用で使います。
個人的によく使っているのが【】ですね。
墨付きパーレンと呼ぶそうですが(知らなかった(汗))、目につきやすいので重宝しています。
区切り記号
句読点の「、」「。」は、特に説明の必要性はないですね。
Webライターとしては、「。」の後は改行のクセ付けをしておくと良いかもです。
カンマあるいはコンマと言われる「,」は、数字の区切りと英文字の羅列の時に重宝します。
例えば、one,two,three・・とかですね。
ビリオド「.」や中黒「・」は小数点とか日本語の単語の羅列とかで使い勝手が良いです。
コロン「:」とセミコロン「;」は使い分けに悩むと思いますが、語句の前後関係で判断します。
コロンは例示、引用、補足説明などで適用する場合が多く、セミコロンは、前後の文がほぼ同じ場合に接続詞的に使います。
日本語記事ではセミコロンの使い道は、英文と違ってあまり無いかもです。
感嘆符「!」と疑問符「?」は説明不要ですね。
余韻を残すといった体で使われるのが「…」の三点リーダーです。
連続したピリオド3つが正しい使い方ですよ。
表記のルールはクライアントに従う
Webライターの案件によっては、表記のレギュレーションを細かく設定しているクライアントさんもいます。
最初のうちは面倒くさいし捗りませんが、これは慣れていきます。
ざっと文章を書いた後で、レギュレーションに沿って修正する方が楽ではあるかと思います。
1章終えるごとにチェックして修正というやり方も個人によってはやりやすいかもしれませんので、好きなスタイルを探ることも重要です。
表記のルール以前に誤字脱字は厳禁
Webライター問わず、誤字脱字をクライアントさんから指摘されるのは、できるだけ避けたいものです。
スキル云々より基本的な日本語習得を疑われるので、納品前は少なくとも誤字脱字のチェックは必要です。
Wordを使っている場合は、校閲機能で誤字脱字はチェックできますが、人名や企業名などの固有名詞や統計の数字などについては効果がないので、そこは気を付けるポイントになります。
まとめ
ライティングで欠かせない文字記号の使い方などをシェアしました。
自らの媒体で情報発信する場合は文字記号も好き勝手にやれますが、記事作成の依頼を受けた場合は、そうもいきません。
語尾にwwwなんて付けようものなら、仕事の能力を疑われます。
うっかり付けないようにしましょうね。
今回の記事が、少しでも役に立てば幸いです。