好きなこと(仕事)で生きていく そえは無理?できる?どうすればいい?

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YouTubeのテーマではありませんが、「好きなことで生きていく」のは本当に可能なのでしょうか。でもこの世の中、そういう人も実際にいるのも事実。ではどうすれば一体可能なのでしょうか?

「好きなこと(仕事)で生きていく」のは可能か?

大概の人は好きじゃない仕事で、しかも必死に働いてなんとか生活しています。

「好きなことで生きていく」なんて、なに寝ぼけたこと言ってるんだよ!と言われそうですが、実際にそういう人がいるのも事実です。

ただこれは考え方というか、アプローチにこそ希望の道があるのではないかと思います。

ここを理解すれば、意外と誰もが「好きなこと(仕事)で生きていく」ことが可能なのではないかと。

特にこれからの時代は、より可能性が高いように思います。

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「仕事が好き」という意味

まず知っておきたいことは、実は「好きなこと」を仕事にして生きている人も、最初からそれが好きだったわけではないということです。

人はできないことはつまらなく感じ、他人の芝生(やっていること)がとかく青く見えがちです。

実はあなたの仕事を羨ましく感じる人もいるんだということです。これを一度、冷静に思い描いてみてください。

好きを仕事にできるには

「仕事」ができるようになる

その結果、好きになる

こうした過程を踏む必要があります。

これって勉強も同じです。思い当たる人もいるのではないでしょうか?

全然わからない科目を、「好き」という人はまずいないかと思います。

少なからず、他人から見て得意と言われるレベルである人が、その科目を好きだと感じているはずです。

私の子供は、算数が苦手でした。

しかしある時、遡って勉強をし直し、だんだんと授業が理解できるようになり、のちに人に教えてあげられるレベルまでになった時には、あれだけ嫌いと泣いていたくせに、「算数(数学)が好き!」というようになりました(笑)。

算数は苦手だからと放置しておくと、その先は致命的に分からなくなっていきます。

つまり積み重ねでつながっていくのが算数(数学)なので、一度分からなくなってしまうと、そ個から先はどんどんわからなくなってしまうのです。

そして、算数ができないと、やがて簡単な計算式を伴う理科(物理や化学)も分からなくなります。

それに反し、国語や英語、社会(歴史や地理)などは、あまり積み重ねを必要としないので、それまで勉強しなくても、中学生からでもいきなり成績を伸ばせたりします。

地理が分からなくても歴史はできますし、現代文が分からなくても、古文は分かります。

なので、理数系はさっぱりという人はいますが、文系がさっぱりという人はあまりいないのは、そういう理由からです。

仕事も同じで、好きを仕事にしたいなら、「できるようになるまで頑張ってみる」ことが大事なのです。

やりたいことは楽しいこと、ラクなことではない

よく楽しいことと楽なことを混同している人がいます。

ラクなこととは、食べたり、寝たり、テレビ見たり、ゲームしたり、おしゃべりしたり、簡単にできることです。

言うなれば娯楽のことで、好きの意味が違います。

しかし、本当に楽しいことややりたいことって、じつはラクではなかったりします。

むしろ、楽しいと感じるものには、それを感じるまでに「大変さ(努力)」をある程度通過する必要があったりします。

楽しいは「自己実現」を伴うものだからです。

運動系の部活なんかを想像すると、理解できるのではないでしょうか。

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自分のやりたいことをどうやって見つけるか

自分のやりたいことを見つけるにはどうするか。

これはもう、どんどん「やってみる」しかありません。

実際にやってみたけど全く心に響かなかったのなら、「これじゃなかった」と分かっただけでも充分に前に進んでいるので「よし」とします。

やってみて面白いと感じたけど大変そう。そう思ったなら、先ほどのラクと楽しいは違う。楽しむためにも努力は必要ということを思い出し、覚悟を決めてもう少し続けてみてください。

楽しいとは、人と比較することではありません。

自分が自己実現したいという目標に向け、自分のペースで進めばいいのです。

比較するのは過去の自分のみ。カメの歩みだろうが、進んでいることを誉め、楽しみなが進めばいいのです。

これは自分が向き合うものに対して「深化」をする行為だからです。

「深化」とは、より深く理解すること。つまり深堀りですね。

より深く理解できるようになると、いかに自分がまだまだ分かっていないかということが逆に見えてきて、その先の課題や目標も自然と見えてくるものです。

だからよく、とあるジャンルに精通した人に「すごいですね」と称賛すると、「いえ、自分なんてまだまだです」といった回答が帰ってきたりします。

こういった人には、素人が外から見ても分からない深い世界をより理解しているため、まだまだ深堀りすべきことがたくさんあるということが分かっているわけで、だからこそその物事に向き合う楽しみを知っているのです。

こういう人こそが、「好きなことで生きている人」の代表です。

ワークライフバランスが大切という人は

最近は「ワークライフバランス」といって、仕事と余暇とをバランス良く取りましょう的なことが、推奨されています。

もちろん休みなく働くのはどこか間違っているのでしょうが、本当にやりたいことを仕事にしている人が、そもそも「ワークライフバランス」なんて考えていると思いますか?

何年もその仕事に従事しておきながら、「ワークライフバランス」を声高に訴えたり、週末を待ち望んで生きている人は、きっとその仕事を嫌々やっている人でしょう。

仕事にやりがいを感じている人は、「仕事とプライベートの境」があまりない生活をしている人が多いと思います。

「ワークライフバランス」を気にする人は、「やりたいこと(仕事)で生きていく人生」とは、真逆な生き方をしている人といえるかもしれませんね。

結局、好きなこと(仕事)で生きていくには

結局のところ、好きなことで生きていく方法を見つけるには、就職先の給与や福利厚生などの条件で選んではダメということです。

この仕事の方が給料が高いから、ラクそうだから、そういった理由で選ぶと、好きでもない・好きになれない仕事をすることになります。

そうすると、もう毎日が嫌で嫌で仕方がなくなります。

せっかく高い給料をもらっても、日々のストレスで、お酒に走ったり、いらないものを買い込んだりして、結局お金も無駄に使って終わりです。

それでは本末転倒ですよね。

ましてや、そうしているうちに、給料が下がったり条件が改悪されたりしたら、まるでいいことがなくなってしまいます。

またこういった仕事はもともとやりたくないことなので、モチベーションも上がらず、仕事の能力(職能)も上がらなければ出世もできないことでしょう。

それよりも興味のある仕事ややりたい仕事について、最初は大変ながらも一生懸命努力を続けることで、どんどん面白くなり、能力が上がるに連れ給与や条件も良くなり、よりやりがいを感じるという上向きスパイラルに入ることを目指すことです。

やりたいことを仕事にしていれば、仮に会社が倒産しても、実力がつくことで転職もスムーズにいくでしょうし、フリーランスや起業という選択肢も広がるかもしれません。

まとめ

コロナ禍で改めてこの先の道について考え直している人が多いのではないかと思います。

もしもこの先、自分お好きなこと(仕事)で生きていきたい!楽しく生きていきたい!と思ったなら、努力できることを見つけて、他人と比較せずに一生懸命頑張れることを基準に自分の人生を進めてみてください。

長い年月が経って自分の人生を振り返った時、自己肯定感に支えられた充実した人生を送れたと感じられる人は、きっとそうした職能を身に着けた人なのではないかと思います。

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