【ライブ配信の光と闇】ライバーになりたい!スマホで夢を叶えたい!ならばリスクから身を守れ
なんだか悲惨な事件が報じられましたね。
しかもライブ配信中に、最悪なことが起こるなんて・・・。
ただ、その裏には金銭トラブルがあり、配信者は250万円以上の借金をしていながら、個人債権者に返済していなかったことが発端との情報もあります。
裁判での「配信者は債権者に支払え」という判決を無視していたので、余計に強硬手段に向かわせた可能性があります。
【人生の教訓】
- 他人に無暗に金を貸すものではない
- 個人間での貸し借りは、時間の経過とともに無かったことになりがち
- 金で救える力は一般ピーポーにはほとんどない
ということで、ライブ配信におけるリスクに焦点を当て、その実態と対策について独自の視点でお伝えします。
もくじ
身分特定とプライバシー侵害
ライブ配信は、その手軽さゆえに、個人情報の流出やプライバシー侵害のリスクを伴います。
安易な気持ちで始めた配信が、自身の身元を特定され、深刻なトラブルに発展する可能性も少なくありません。
個人情報流出
自宅や学校、職場など、日常の風景を配信することで、意図せず個人情報が流出する可能性があります。
例えば、自宅からの配信では、部屋の間取りや家具、窓の外の景色などから住所が特定されることなど、今では難しくはないのでしょう。
学生の場合、校章や制服、周囲の建物などから、学校名が特定されることなどは、もはや当たり前のリスクと考えなければなりません。
映像や音声から特定
映像や音声には、個人を特定できる情報が含まれていることがあります。
例えば、映像に映り込んだ看板や標識、音声に混じった特定の音などから、場所や個人の特定も考えられます。
声の特徴や話し方などから、過去のSNS投稿、他の配信と照合され、身元が特定されることも想定しなければなりません。
SNSとの連携
ライブ配信プラットフォームとSNSを連携させることで、個人情報が漏洩するリスクが高まります。
SNSのプロフィールに登録された個人情報、過去の投稿内容などが、配信を通じて公開されることが懸念されます。
また、SNSのフォロワーや友達リストなどが、配信中に表示されることで、人間関係が特定される可能性もあるかと。
精神的負担と炎上
ライブ配信は、不特定多数の視聴者との交流を可能にする一方で、精神的な負担や炎上のリスクを伴います。
特に、若年層は精神的な未熟さから、これらのリスクに適切に対処できない場合があるといえます。
誹謗中傷、心無いコメントによる精神的ストレス
匿名性の高い視聴者から、誹謗中傷や心無いコメントを受ける。
これは事前に想定しておかなければなりません。
これらのコメントは精神的なストレスとなり、時には深刻な心の傷を残すことがあります。
若年層によく見られる自己肯定感の低さによって、過剰に反応してしまうと、心身が消耗していくことでしょう。
炎上による社会的信用失墜のリスク
不用意な発言や行動は、瞬く間に拡散されて炎上する可能性は高く、社会的信用失墜はかなり早いです。
過去の言動まで掘り返され、将来のキャリアだけでなく家族にも影響を与えることが、たびたび報じられていることを肝に銘じておくべきです。
不特定多数への発言って、ホントは難しいのですが、ほとんどの人は理解してないか、自分の思考は世間の声だという驕りもあるかも。
悪質な視聴者との遭遇
不特定多数の視聴者と交流できる場であると同時に、悪質な視聴者と遭遇するリスクも伴います。
匿名性の高いインターネット空間では、悪意を持った視聴者が潜みやすいという面は否めません。
ストーカー・つきまとい行為
配信を通じて個人情報が特定され、ストーカーやつきまとい行為に発展する可能性があります。
配信中に映り込んだ情報から自宅を特定され、待ち伏せされたり、執拗なメッセージを送られたり、行動予定の告知から待ち伏せなどのケースも。
冒頭の事件も行動予定を知ったことが、きっかけになったとか。
個人情報特定・嫌がらせ
悪質な視聴者は、配信中の情報やSNSなどを利用して個人情報を特定し、嫌がらせを行うことを狙っています。
特定した個人情報をネット上に晒す、勤務先や学校に嫌がらせの電話をかける、といったことが考えられます。
性的な嫌がらせ・脅迫
特に女性の配信者に対しては、性的な嫌がらせや脅迫を受けるリスクは高いといえます。
わいせつな画像や動画を送るよう脅迫する、あるいは送り付ける、性的な行為を強要されるといったケースが考えられます。
ライブ配信だけじゃなく、芸能界でも事務所の社長兼タレントが、やらかして騒ぎになりましたよね。
いい年したベテランで、そもそも事務所の社長だった人ですけど。
ダサいよね。
リスクを理解した上での心構え
安易な気持ちで始めるのではなく、リスクを認識し、適切な対策を講じることが重要です。
安易な個人情報公開は避ける
なかなか難しいとは思いますが、できる限り、個人情報が特定されるような情報を公開することは避けましょう。
ライブ配信する場合は、特定しにくい空間での実施に留めるとしたほうが、おそらくリスクは低減できます。
屋外での生配信は、予防策はないんじゃないかな。
信頼できる相談相手を持つ
信頼できる相談相手がいるかどうかも重要です。
さらに相談相手は、しっかり選ばなければ、いざというとき何の解決もしない。
法的機関・相談窓口の利用
餅は餅屋で、誹謗中傷やストーカー被害など、深刻なトラブルに巻き込まれた場合、相談相手が、そういった対応ができる友人・知人以外では太刀打ちできないのが現実。
警察や弁護士、消費者センターなど、専門機関に相談することで、適切な対応や支援を受けるほうがマシです。
情報リテラシーの重要性
もう、随分前からいわれていますが、情報の真偽を見極め、適切な判断を下すためには、情報リテラシーを高めることが重要です。
情報リテラシーが高くない人の傾向としては、
- ものごとの表面だけを見て憶測で判断する
- 想像力が働かなさすぎて筋道が予測できない
- 社会的に備えていなければならない知識(常識という)が乏しい
- 流されやすい
- 流行りだからといったような浅い理由で考えずに行動しがち
といったことが感じられます、多分。
情報リテラシーの向上って、その人の資質に比例すると思ってます。
まとめ
ライブ配信のリスクについて、独自の見解をつづってみました。
若い時こそ、今しかできないと考えて行動するのかもしれませんが、現実を直視し、リスクを理解することが不可欠です。
あなたの行動、良くも悪くも残り続けますからね・・・。