高齢者の一人暮らしが増加中 老後を気ままに1人で生きていくうえで今から考えておくべきこと

※広告

高齢者の一人暮らしが年々増えているそうです。老後も気ままに1人で生きていくには、どういった準備が必要となるのでしょうか。今から考えておくべきこと、できる準備などについてご紹介します。

高齢者の一人暮らしが増えている

日本の1人暮らしの実態を調べた場合、およそ30年前から今に至るまで、65歳以上の一人暮らし世帯が男女ともにずっと増え続けています。

日本の人口は年々減少しています。その中で65歳以上の一人暮らしの世帯数は増えています。

これは、高齢化していること、結婚する人が減っていること、離婚の数が増えていること、こういった要素が合わさった結果と言えるでしょう。

広告

一人暮らしの生活費は割高でリスクも高い

生活していくには1人よりも2人で暮らした方が、コストパフォーマンスは高いです。

それは1人当たりの家賃や光熱費、食費など、生活にかかる費用が抑えられるからです。

2人で月20万の生活と同水準は、1人だと月15万くらい掛かるでしょう。

1人あたりにすると10万円と15万円になるわけですから、だいぶ違いますよね。

老後に月10万稼ぐのと15万稼ぐのでは、だいぶかかる労力も変わってくると思います。

それに、一人暮らしだと、自分が倒れたときに誰も当てにできません。そういったリスクが、老後の一人暮らしにはあるということも、意識しておく必要があります。

年齢による悩みの違い

ある調べによると、高齢者の生活上でのいちばん悩みは、健康問題だそうです。そして、生活費の問題と続きます。

年齢ごとにもう少し詳しく見てみると、60歳以上70歳未満では、55%だった健康問題が、70歳以上になると66%に上昇します。

このことからも分かるように、年齢を重ねるに連れ、健康面での問題は大きくなっていくわけです。

つまり、健康であることが何よりも需要であり、高齢者の一人暮らしではことのうえ重要となってくるのです。

広告

老後の一人暮らしに備えて

一人暮らしであるなしに関わらず、老後は特に健康と生活費の確保が特に大切となることが分かりました。

しかし、これらに対する準備は、歳を取ってから始めてもあまり意味がありません。ある程度若いうちから、意識し準備しておく必要があります。

健康面では、定期的な健康診断の受診と運動の習慣化、喫煙や過度のアルコールの摂取を避ける、体重のコントロールです。

精神面での健康のためにも職場以外のコミュニティを築き、現役時代から1つ、2つ参加して、友人・知人を増やしておくことをおすすめします。

また生活費の面では、年金をきちんと収め、年金定期便で、将来もらえる年金額を普段から把握しておいてください。

もらえる年金額に不安が感じられるなら、iDecoなどを利用して、税優遇を得ながら将来の年金額を増やすことを考える必要もあるでしょう。

年金受給開始を遅らせることで、年金受給額を増やすこともできます。しかし、退職後から年金開始までの無給時代が生まれてしまうので、その間も働くことを考えると、やはりここでも健康が大事になってきますね。

また、リタイア前に将来もらえる年金額で、実際に生活をしてみることもおすすめします。それを体験してみてどう感じたか、これを一度やっておくと、とても実感が湧き意識が変わってくるはずです。

将来のための貯蓄の重要性にも気づけ、現在の生活費を見直す良いきっかけになると思いますよ。

まとめ

長生きリスクという言葉があるように、寿命が延びている半面、老後の生活費をどう賄うかは、今後多くの日本人の問題になると思われます。

結婚だけではなく、一緒に生活してくパートナーを見つけ、協力して生きていくという選択肢もそのひとつとなるかもしれません。

ただ、誰かがどうにかしてくれるだろうといった他人まかせの考えでは、いざその時になったら困るばかりです。

老後も気ままに一人暮らしを続けたいと思うのであれば、今からできることをコツコツと準備しておくのがなにより賢明かと思われます。

参考になったらシェアしてくださいね!