親が子どもに言うと一発で信頼を失うフレーズと言われた子どもが返すべき言葉とは
毒親だとか親ガチャという言葉が出てきて久しいですが、無自覚な親ほど最悪な存在はありません。
しっぺ返しを食らうとか、自分が老いてから子どもの対応が想定外だったとか、そういうことを体験しないと気付かないものです。
それだと遅いんですけどね。
なおも気付かない重症者がいますが、多分、もう処方箋はないので縁を切るしかないということが、世間的に認知されてきたのでは?
いじめと同じで言われたことやされたことは、受けたほうがよく覚えているもの。
親子関係に亀裂を生じさせたくなければ、言っちゃいけない言葉を知るべしです。
もくじ
養育の図式
子どもって親に扶養されています。
なぜならば未成年である子は、いわゆる保護者のサポートなしに生きていくことは難しいから、そういう前提で社会のしくみが作られています。
親がいない、親に養育の能力が無い、といったことは別問題になるので、ここでは言及しませんが、世間一般の家庭においては、親が子を養うという図式です。
ここで勘違いする馬と鹿な親は、上下関係を作るわけですよ、信頼関係を飛び越えて。
代表的なのが、
「養っているのだから言うことを聞け」
これですね。
大した人物じゃないレベルほど、このように吠えたがるものです、未成年を相手に。
冷静に考えるとダサイし、かっこ悪いし、頭が弱いんだろうなあと、世間ではそう取られられるのですが、それがわからないのですよ。
家庭の中だけは威厳を示さなければならないと思い込んでいる、狭量で惨めな存在なので。
まあ、一部なのでしょうけどね。
子どもに言ってはいけない言葉
前述したように、
「養っているのだから言うことを聞け」
というのは絶対に言ってはダメな言葉です。
なぜか?
養われるしか生きる術がない未成年は、それ以外の選択肢がありません。
そこを突いて黙らせ、立場の優位性だけを誇示し、コントロールすることで自分だけが気持ち良い満足感を得るだけの言動だからです。
子は反論の余地を無くすという、非常にアンフェアな思考なのですよ。
理解できますかね、該当する人は?
子どもだけでなく、未成年ではないですが専業主婦(主夫)に対しても、一発アウトと言えます。
言われた子はこう切り返せ!
もしも、何かで親と意見が相違して、あげく「養っているのだから~」と言われた場合は、こう切り返しましょう。
「養ってもらってることはありがたい。だが養われることでしか生きられない私は、それを盾にされると何も反論余地がなく卑怯だ。未成年を黙らせて満足?」
こういう意味のことを冷静に淡々と話しましょう。
これが理解できない親は、もうダメです。
感謝の押しつけもNG
言われませんでしたか?
- 生んでやったんだから
- 育ててやったんだから
感謝しろ(親孝行しろ)っていうこと。
これも同じ道理で、卑怯な言い草です。
切り返しとしては、
「そんな言い方するのなら、まずコッチは頼んでないし、お前らが勝手に掲げた家庭の理想像の実現のための行動のひとつだろう?」
という感じですね。
どちらにしろ感謝の押し売り、親孝行の強制は最低の言動です。
まとめ
「親が子どもに言うと一発で信頼を失うフレーズと言われた子どもが返すべき言葉とは」というテーマで、切り返しについて書きました。
毒親を持っている、親ガチャに外れたという人は、必ずと言っていいほど言われた言葉ではないでしょうか。
今でも遅くないので、言い返すチャンスがある人は、言ってみては?
参照
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