MLBで知名度抜群の日本人とは?現役選手・引退選手をも凌ぐ高い認知度を誇るあのスゴイ人!
WBCの興奮もすっかり落ち着きましたが、MLB(メジャーリーグベースボール)での日本人選手、そしてヌートバー選手の動向は、やはり気になるもんです。
特に大谷選手は開幕からめちゃくちゃ元気にプレーしてますよね。
プロの野球選手ってタフだなあ・・・。
多くの日本人選手がメジャーを経験していますが、実は野茂選手より早くメジャーリーグでデビューした人がいますが、覚えていますか?
村上雅則選手ではありません。
今でも相当な知名度を持つ人物なのですが・・・。
タカ・タナカ
現在のクリーブランド・ガーディアンズの前身だったクリーブランド・インディアンスに、東京ジャイアンツから電撃移籍した人です。
登録名は「Isuro Tanaka」ですが、タカ・タナカで認知されている外野手。
その正体は「石橋貴明」さんです。
そう、とんねるずの石橋さんが、すでに1994年、メジャーリーグでプレーしていたんですよ、銀幕の世界ではありますが。
役どころは、今、説明したとおりですが、気迫あふれるプレーのいわゆる助っ人外国人なんですね。
オーナーがデタラメな球団運営するお蔭で、前年は優勝したのですけど、その後のシーズンが極度の不振。
そこでタカ・タナカを起爆剤として迎えながら、チームが立ち直っていくというストーリーです。
もうね、いい感じで露出してますよ、タカ・タナカは。
MLBでの認知率はほぼ100%
映画自体は1994年公開なので、もう30年近く前の作品ですが、強烈なシーンばかりのタカ・タナカの知名度は、現役メジャーリーガーの間でも相当に高いというのがもっぱらの情報です。
理由としては、
- MLB好きの親世代からの情報
- マイナーリーグでのバス移動で頻繁に上映
- 劇中のタカ・タナカの放ったフレーズが浸透
- 映画そのものがMLBのバイブル的存在
といったことが挙げられます。
何十年もMLBの取材活動を続けているジャーナリストでも取材が難しい選手が、いとも簡単にタカ・タナカの前に現れて談笑するというレベル
ジャーナリストは業界内の人、タカ・タナカはスターという立ち位置は違いますが、その知名度たるや相当なものだということがわかります。
随分と年月が経過しているのですが、作品自体もかなり面白いですし、石橋さんの選手に接する姿勢は非常に謙虚なので、そのようなところも伝わっているのだと感じます。
タカ・タナカのフレーズ
映画の中で強烈なメッセージとなったフレーズとポーズがあります。
内容としては、ちょっと、なんと言いますか昭和的なニオイを感じるわけで、現代では受け入れられない人もいるかもしれません。
とある選手の調子が上がらないことから、奮起を促す意味で、ロッカールームでこのように叫んだのです。
「You Have No Marbles!」
英語の話せないタカ・タナカが、ポケットから辞書を出して調べながら言い放った言葉です。
翻訳すると「あなたにはビー玉がない!」ということになりますが、日本語で伝えたかったのは、「お前に●玉はついてんのか!」ということだったわけです。
ね、今だとセクハラだの、下品だの、ジェンダーがどうたらこうたらとか、もう、面倒臭い世の中になっちまいましたから、伝える方もストレス溜まりますよ。
仕方がありません、ギャーギャーうるさい連中が、そういう風に向けたわけですから、さぞ、本人たちだけは気持ちが良い生活ができていることでしょう。
そのうち、自分の首が締まってきますよ。
わからないでしょうけどね。
観客として座っていても発見される
野球が大好きな石橋さんは、よくMLBの試合を仕事やプライベートで観戦しに行くようです。
ところが客として座っていても、メディアやMLBファンから、あっさりと見つかってしまうとか。
ともかくMLBの世界では、恐らく大谷翔平選手、ダルビッシュ有選手、イチロー氏、野茂英雄氏、松井秀喜氏と同じぐらい、顔が知られている存在であることが伺えます。
まとめ
「MLBで知名度抜群の日本人とは?現役選手・引退選手をも凌ぐ高い認知度を誇るあのスゴイ人!」というテーマで、タカ・タナカを紹介しました。
映画の主演が、ちょっとトラブルになったお蔭で、地上波での放送が難しいかもしれないので、機会があればサブスクサービスなどで「メジャーリーグ2」を視聴してみてください。
参照
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