男性更年期障害の主な症状と対策 男性更年期障害は何歳くらいから始まる?治療法にはどんな方法がある?

男性更年期障害についての紹介です。更年期障害と聞くと女性に特有なものと思いがちですが、男性にも更年期障害は起こります。ここでは男性更年期障害の主な症状と対策、何歳くらいに起こるものなのか、治療法にはどういった方法があるのかといったことをご紹介します。

男性更年期障害の主な症状

男性更年期は、男性のテストステロン(男性ホルモン)の生産量が減少することによって引き起こされます。

この状態では、男性にとって様々な障害を引き起こす可能性があります。

男性更年期の主な症状としては、

  • 性欲の低下
  • 疲れやすさ
  • 不安や抑うつ
  • 体重増加
  • 骨粗鬆症

などがあげられます。

性欲の低下

男性更年期により性的興奮や性的欲求が低下することがあります。

この問題に関しては、医師と相談することが有効です。

疲れやすさ

男性更年期により体力の低下や全体的な疲れやすさが現れることがあります。

適度な運動や健康的な食生活を心がけ、体力アップを図る必要があります。

記憶力の低下

男性更年期により記憶力や注意力が低下することがあります。

学習を続けることや、記憶力を鍛えるトレーニングなどが有効です。

不安や抑うつ

男性更年期により精神的な不安や抑うつ症状が現れることがあります。

この場合は、心理カウンセリングを受けたり、抗抑うつ薬の処方が有効です。

体重増加

男性更年期により代謝の低下によりエネルギーの消費量が減り、体重が増加することがあります。

適度な運動と健康的な食生活を心がけることが必要です。

骨粗鬆症

男性更年期により骨折リスクが高まることがあります。

適度な運動を行って骨密度を上げたり、サプリメント等でカルシウムやビタミンDを補いましょう。

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男性更年期障害は何歳くらいから起きるのか

男性更年期障害は、一般的に40歳から55歳の間に現れることが多いとされています。

ただし、これは個人差がとても大きく、症状が現れる年齢や症状の程度も様々です。

また、全ての男性が更年期障害が現れるわけではなく、一部の男性は更年期障害を経験しない場合もあります。

更年期障害の症状がひどい場合は、早めに医師に相談することをおすすめします。

男性更年期障害の対策について

男性更年期障害に対する対策としては、次のようなものがあります。

適度な運動

適度な運動は体力向上やストレス緩和に役立ちます。また、骨粗鬆症の予防にも有効です。

健康的な食生活

健康的な食生活は体重増加を防ぐとともに、エネルギー向上や栄養バランスの調整に役立ち、抑うつ予防にも繋がります。

睡眠の調整

十分な睡眠は身体と精神のバランスを整え、疲れやすさや不安を軽減します。

心理カウンセリング

不安や抑うつなどの精神的な障害に対しては、心理カウンセリングは有効です。

いきなり精神科を訪れるよりも、内科や心療内科を訪れることをおすすめします。

抗抑うつ薬

抑うつ症状が強い場合は、医師の指示に従って適切な抗抑うつ薬を服用しましょう。

うつは放っておいても治りません。早めの対応こそが早期治療のコツとなります。

サプリメントの活用

ビタミンDやカルシウムなどのサプリメントを服用することで、骨粗鬆症予防になります。

医師との相談

男性更年期の障害に対しては、医師との相談が最も重要です。

医師に相談して症状にあった適切な治療を行ってください。

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男性更年期障害の治療法

男性更年期障害の治療法として最も一般的なものに、男性ホルモン補充療法(テストステロン補充療法)があります。

他にも、運動や食事の改善、睡眠の改善、ストレスマネジメントなどのライフスタイルの改善などを推奨されることもあります。

治療法は患者の個別の状態に応じて決定されるため、症状の重症度や各患者の症状に応じて異なってきます。

必ず医師の指導のもと、行うようにしましょう。

まとめ

更年期障害と聞くと女性に特有なものと思いがちですが、男性更年期障害も存在します。

更年期障害とはホルモンバランスの変化によって生じるものなので、男女問わず起こることはすぐに理解できると思います。

ただ女性は閉経という男性よりも大きな体の変化がありますので、その分更年期障害の症状も大きかったりします。

男性でも更年期障害に悩まされる人もたくさんいます。調子がすぐれない場合は、迷わず医師の診断を受けに行き、適切な処置を施してください。

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