マンゴーがカラダにいい?栄養価が高く健康にも良いってホント?効能や摂取時の注意点など
マンゴーってとてもカラダに良いフルーツだそうですね。栄養価が高く、さまざまな体に良い効能があるため、健康志向や美容意識の高い人たちに人気な食品だそうです。そんなマンゴーの効能や食べるうえでの注意点などについて調べてみました。
もくじ
マンゴーがカラダにいい?
4月・5月の旬のフルーツの1つに、マンゴーがあります。
完熟マンゴーや宮崎マンゴーはとても美味しいのですが、ちょっと高価なので庶民にはなかなか手が出せないフルーツの1つかもしれませんね。
でも、そんなマンゴーは美味しいだけでなく、カラダにもとても良い食べ物なのだそうです。
それに、上手に訳あり品などを見つけると、意外と安く手に入ったりもします。ふるさと納税を使うという手もありますしね。
そんなマンゴーのカラダに良い効果や注意点などについて、ご紹介していきます。
マンゴーに含まれる栄養成分
マンゴーには体に良い次のような栄養分が含まれています。
- カリウム
- βカロテン
- ビタミンC
- ビタミンE
- 葉酸
加えて、食物繊維も多い食品でもあるそうです。
では、これらがもたらす成分が、カラダにどのような良い効果をもたらすかについて見ていきましょう。
マンゴーの効能
マンゴーにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムは体内から塩分を排出する働きがあります。そのため、高血圧の方に良いとされます。
熟したマンゴーにはβカロテンが豊富に含まれています。βカロテンは体の中でビタミンAに変換されて作用します。皮膚や粘膜を丈夫にするので美肌やアンチエイジング効果が期待できます。また健康成人病予防の効果もあります。
その他、豊富なビタミンCがメラニンの生成を抑え、シミの発生を防いだり、ビタミンEにより活性酸素の働きを抑え、錆びない体作りをサポートしてくれます。
また、葉酸が赤血球の生産を助け、貧血予防にもなります。
まとめると、
- 成人病予防
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- 目などの粘膜の健康効果
- 貧血予防
といった効果が、マンゴーから得られると期待できます。
抗癌食品としてのマンゴー
マンゴーのもたらす効果として、上で説明しましたが、実はマンゴーにはがんを抑える抗癌食品としての効果にも注目されています。
がんと食事には深い関係があると言われており、実際にがん細胞を増やす原因と言われている食品はたくさんあります。
それとは反対に、がんのリスクを下げる抗癌食品というものもあり、マンゴーもその1つにあげられます。
マンゴーに含まれる栄養の中でもβカロテンによる抗酸化作用が、強力な抗癌食品となると説明する医師もいます。
特に肺癌や乳癌、各腸の癌、前立腺癌、血液癌、口腔癌などに対しての予防効果があるうえ、脳卒中や心臓病、関節炎、認知障害、呼吸器疾患、腎臓病などの予防にも有効とのことです。
マンゴーはアレルギーに注意
これまでマンゴーの良い面を紹介してきましたが、マンゴーを摂取するにあたり注意点もあるので、そちらをお伝えします。
実はマンゴーはウルシ科の果物で、アレルギーのある人は、場合によってはマンゴーを食べるとアレルギーが出る場合があります。
なので、うるしアレルギーを持っている方は、マンゴーの摂取は医師と相談して、食べるにしても量などを考えたうえで食べるようにしてください。
また、マンゴーには食物繊維が豊富なため、食べ過ぎると便秘や下痢の原因となります。カロリーも高いので、食べ過ぎると肥満の原因にも。
マンゴーを食べるなら、多くても1日に半分程度の量に抑えてください。
まとめ
マンゴーって日常的に食べるフルーツではなかなかないかもしれませんが、機会があったら食べてみてください。
ドライフルーツになっているものでも、マンゴーの効果は得られます。
アップルマンゴーに比べペリカンマンゴーは安価ですが、βカロテンなどの含有量はアップルマンゴーに比べると劣るようです。
熟すことで栄養価が増してくるので、青いうちに食べず、しっかりと熟してから食べてくださいね。